きっかけ

前回の記事では，遊覧船に乗ってきたことをご紹介しました。直前に富山に行くことを決めたので，事前の調査は不十分でした。でも，行き当たりばったりだからこそ偶然の出会いが素敵に感じます。今回も素敵な記念館に出会えたのでご紹介します。

瀧廉太郎記念館（松川茶屋内）

遊覧船乗り場の横にある松川茶屋内には瀧廉太郎記念館が設置されていました。

入館料は不要でした。食事をしていたら，茶屋内に記念館があることを教えてもらい，注文した料理が運ばれてくるまでの間に見てきました。

瀧廉太郎の名前は学校で習いました。でも，富山に住んでいたことがあることやその経歴については何も知りませんでした。東京音楽学校でも学んでいたそうです。東京の上野公園に東京音楽学校の奏楽堂が残っています。
https://www.city.taito.lg.jp/kusei/shisetsu/bunkashisetsu/kuritsu/sougakudou.html

奏楽堂には旅行で行ったことがあることを展示を見ていて思い出しました。旅行先で以前に行ったことがある場所と関連するものを見つけると，自分の中で話がつながった気持ちになって嬉しいです。また，昔は今のように短時間でいろんなところを移動できる時代ではなかったので，当時の方々の苦労も感じました。

教科書や書物を読んで覚える知識と，実際に現場で展示を見て覚える知識ではその印象が違います。やっぱりいろんなところに出かけて，いろんなものを吸収してみたいなと思いました。思いもよらなかった出会いに感謝。今回の展示をみて，瀧廉太郎の音楽や経緯が以前よりも頭のなかに刻まれました。