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消化って実はめちゃくちゃ大事だよって話

こんにちはだいちです。

久しぶりにノート書きます。

書き殴りです。

画像も一切使いません。かなり読みにくいですが大事なこと書いているので最後まで読んでください。

わからないことがあればTwitterのDMで答えます。

腸内環境整える?まずは消化だよ

最近、何かと腸内環境を整えようって話聞くじゃないですか。

確かにたいせつだとは思うんですけど、優先順位がちがうなって体のこと勉強してたらわかるんですよ。

ようは腸内環境整える目的ってなんだと思いますか?

『栄養の吸収力を高める』これだと思うんです。

でも、吸収能力を高めたところでうまく食べ物を消化できていなかったら体内に取り込むことってできないんですよ。

消化あっての吸収です。

これほんとうにたいせつなので覚えておいてください。

じゃあ、消化と吸収ってどこでやるのって思いますよね?

先ほどから何度も言っている『腸』については吸収を行うところです。

小腸と大腸がありますが基本的に吸収は"小腸"で行います。

じゃあ、消化は?

ここからが本題。消化は『胃』で行います。

腸の話はよく聞くけど、『胃』についての話ってほとんど聞きませんよね?

それだけ軽視されていますが、無視していい話ではないです。

胃の働きってなに?

消化を話す前に胃の働きはこんな感じです。

1.消化
2.食塊(食べ物)の一時保管

2の食べ物の一時保管はなんとなく想像がつくと思うので省略します。

食べ物は胃に入ると胃液と混ざり消化されます。

その中でも消化についての解説で外せないのが「胃酸(塩酸)」になります。

胃酸(塩酸)は胃液の一部でありタンパク質を分解したり、ビタミンやミネラルの消化吸収に働くので胃酸の出る量が少ないと消化不良を起こします。

胃液が出るのは次のようになっています。

①脳相(頭相):知覚、嗅覚、味覚によって分泌開始
②異相:胃に食べ物が入る→分泌量UP
③腸相:腸に食べ物が送られる→分泌量ダウン

やっぱり、図がないと相当わかりにくいので手書きで書いたのでみてください笑


ここで胃酸の働きをまとめます。

・微生物の殺菌(消毒)作用
→ピロリ菌が生き残る
・小腸での鉄分吸収をよくする
・ペプシノーゲン)の分泌※

※ペプシノーゲンはタンパク質の分解酵素であるペプシンに変換されます。

胃酸が正常に分泌されないと、口から体に入れたウイルスやカビなどの悪影響を受けますし、鉄吸収が悪くなる、タンパク質吸収の悪化などにつながります。

つまり、胃酸が出ることはめちゃくちゃ大事だということ。

ちなみに胃酸の出る量が少ないことを低胃酸と言います。

低胃酸の判断方法って?

ここでは胃酸の量が少ないかどうかのセルフチェックを見つけたので紹介しておきます。

①重曹2gを100~150mlのお水に溶かす
②ゆっくり飲む
③5分以内にゲップが出ればOK。出なければ低胃酸の可能性あり

引用元:ナカムラ薬局

起床直後(胃に何も入っていないとき)にやるのがいいそうです。

消化にいいもの、悪いものは?

胃に入ってきた食べ物は栄養素によって滞留時間(たまる時間)が変わります。

もちろん、量によっても変わりますが、単独で食べた場合、炭水化物→タンパク質→脂質の順番で消化が遅くなります。

炭水化物は消化にいいんです。

つまり、夜ごはんで、お米などの炭水化物を抜く人が多いですが、胃に優しい食べ物は炭水化物だったんですね!

咀嚼についてのnoteでも書きますが炭水化物の消化はよく噛んで食べるとが重要になってきます。

まとめ

今回は腸内環境を整える前に消化という話をしました。

体の構造を勉強すると、上から下に見ていくようにするといいんじゃないかと思います。

口→食道→胃→腸→肛門みたいな感じです。

なのでもっというと胃の消化の前に口での『咀嚼』があるわけです。

次回は咀嚼について簡単に解説をしようと思います。


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