今日は入社式ですね。
新社会人の方には希望に満ち溢れた人もいれば懲役45年の刑に絶望している人もいると思います。

自分の才能を活かして社会貢献できる適職に巡り会えた人は幸運ですがそんな人は1%も満たないでしょう。
ほとんどの人は自分に向いていなくて社会の役にも立たないクソ労働をして人生を終えることになるでしょう。

世のためになる仕事はほぼない

そもそも世の中を見通すと本当に世の中のためになっている企業なんてほとんどありません。
ジュースやお菓子メーカーは砂糖に人々を依存させて金をむしり取り糖尿病などの健康被害を生み出します。
保険会社は人々の不安を煽って期待値的に損する不要な保険に入れてきます。
携帯会社は情弱な老人たちに無駄なプランに入れて搾取します。
今をときめくGAFAだって例外ではありません。
特にインスタグラムは若い女性たちのメンタルに有害だという研究がありアメリカで裁判が起きたりしています。

おそらく皆さんの多くは特に世の中になくてもいい仕事に就くことになります。
意味がないならまだマシでむしろ世の中に害を撒き散らしているのだとしたら絶望ですよね。

企業だけでなく職種も必要のないものばかりです。
人類学者のデヴィッド・グレーバー氏は著書「ブルシットジョブ　クソどうでもいい仕事の理論」で特に世の中に必要のない職種のことを以下のように分類しています。

取り巻き（flunkies）
誰かを偉そうに見せたり、偉そうな気分にさせたりする存在
例：受付、ドアアテンダント

脅し屋（goons）
雇用主のために他人を脅したり、欺いたりする存在
例：セールスマン、企業弁護士、広報の専門家

尻拭い（duct tapers）
組織の中に存在してはならない欠陥を取り繕う存在
例：荷物が届かない乗客を落ち着かせる航空会社のデスクスタッフ

書類穴埋め人（box tickers）
組織が実際にやっていないことをやっていると主張する存在
例：社内報ジャーナリスト

タスクマスター（taskmasters）
他人に仕事を割り当てるためだけに存在
例：中間管理職、リーダーシップ専門家

これに当てはまらない職種でかつその事業が世の中に良い影響を及ぼしている仕事に皆さんつけていると思いますか？
99%の人はNOと言うと思います。
新人の皆さんはまだ希望を抱いてるかもしれませんが働いてるとこの仕事って意味ある？と思うことが多々出てきますよ。
社内の特に読まれもしない報告書を書かされたりね。

社畜は資本家と国に搾取される

仕事は社会的に意味がなかったり害をもたらすだけではありません。
働くということは上級国民に搾取されることを指します。

人材という言葉がありますが経営者からすると我々労働者は文字通り金を生み出すための材料にすぎません。
例えば時給1000円のバイトで8時間お店のレジ打ちしてその間に商品は20000円売れたとしましょう。
そしたらなぜあなたの手元には8000円しか入っていないのでしょう？
光熱費や家賃代が差っ引かれますが12000円はお店持ち主の手元に入っているからです。
このオーナーに持ってかれた12000円のことをマルクスは剰余価値と呼びました。
我々が働いたおかげで金持ちのオーナーはレジに立ってないのにお金儲けができたのです。
経営者は何億ももらってるのに社畜は数百万円しかもらえません。
経営者の方が金がもらえるのは社畜を何人も働かせて給料をピンハネすることができるからです。
これが資本主義社会で社畜として働くということです。

また労働者は税金も払わないといけません。
給料の8000円は住民税、所得税、保険料を差し引かれるので残るのは大体6000円くらいでしょう。
20000円売り上げたのに残るのはたったの6000円。
これが労働者が大して儲からない理由です。
労働者は経営者と国に搾取されるための存在なのです。

また持って行かれた年金は大して返ってきません。
私たちの払った年金は今いる高齢者のためにすぐ使われてしまいます。
私たちが老人になる頃には払った金は残ってませんから。
そうなると今より少なくなった若者たちから年金をもらうことになります。
若者たちがおとなしく年金を払ってくれたら良いですが、そうでなれば払い損です。

一刻も早く会社を辞めるためにすべきこと

呪術廻戦の七海建人というキャラクターは「労働はクソ」だと言いました。
私も彼と同じ考えで99%の仕事はクソだと断言できます。
新社会人の皆さんは1秒でも早く会社を辞めて生きていけるよう準備を整えた方が良いと思います。
数年長く社会人をやった先輩からのアドバイスです。

具体的には給料は無駄遣いせず投資に回してください。
クソな労働から逃れるには投資して資本を増やすほかありません。
資本主義とはその名前の通り資本を持つものが勝者となる世界だからです。

自分という資本に投資をして時給1000円から10000円に高めれば労働時間は10分の1ですみます。
また株を買いまくって配当をもらえばその分働く必要がなくなります。
資産1億円あればサラリーマンの平均年収が配当で賄えます。

運の良いことに今年から新ニーサが始まり月30万も投資に突っ込んでも非課税となりました。
クソな労働から逃れたいなら稼いだ給料でしこたま株を買いまくることをオススメします。
若いうちの経験とかいう妄言に騙されずクソな遊びは避けて堅実に投資していきましょう。

仕事が得意な人は自己投資しても良いでしょうが、そうでない人が大半です。
凡人は地道に節約してインデックス投資をしていきましょう。