今、テレビには『オジサン』しか出ていないじゃない?
2018年7月6日 『エゴサーチTV』が今日で最終回になった理由について
サロンメンバーの皆さんには正直にお話しします。
番組の終了は僕からお願いしました。
『エゴサーチTV』は1時間(収録なので1時間20分ほど)、僕が一人のゲストに質問を投げ続けるスタイルなのですが、もうメチャクチャ正直なことを言うと
『1時間20分も質問を続けたくなるほどのタレントさんが“そんなに”いない』ということです。
もちろん、『普段なかなか込み入った話のできない先輩芸人』や、『エッジの効いたタレントさん(乙武さんとか、武井さんとか、保坂さんとか……)』とのお話はメチャクチャ楽しくて、訊きたいことが次から次へと湧いてきましたが、とはいえやっぱり僕をワクワクさせてくれるタレントさんは一部で……
エゴサーチをすれば出てくる他人の不倫云々カンヌンには死ぬほど興味がありませんし、タレントさんが他の番組で話した内容を、あらためて訊くことにも興味が持てませんでした。
あと、他のタレントさんの『炎上』の「炎の小ささ」よ。
そんなことを言うと、タモリさんはテレフォンショッキングで『たいして興味もないタレント』に質問を続けたわけで……
それができたのは「自分が訊きたいことではなく、国民が訊きたいことを代わりに訊く」と決めたからだと思います。
尊敬します。
それを仕事として割り切れるタレントが「いいタレント」となっているわけですが、
僕は別にお金が欲しいわけでもありませんし、
なんとなく露出して、なんとなく大勢の人に知られているタレントになりたいわけでもありません。
(※くれぐれもタモリさんをディスっているわけではありません。
「タモリさんにはタモリさんの生き方があって、僕には僕の生き方がある」という話です)
やっぱり、芸人として生きるからには世界のエンタメのド真ん中を狙いたいです。
その時、時間は有限なので、キチンとゴールに向かう為の『時間割』をしないと、とても間に合いません。
マネージャーと話し合って、
「あまり興味のないタレントさんへのインタビューは20代前半で散々やったから、もういいよね。今、本当にやらなきゃいけないことをやろう」
と、なりました。
こんなワガママを受け入れてくださったスタッフの皆様に心から感謝します。
ありがたいことに、サイバーエージェントの藤田社長からは別の企画を提案していただいていて、またすぐに(同じスタッフと)別の形で番組がスタートします。
今度は、もっと「自分の為になるような企画」です。
『はねるのトびら』というチーム制の番組をやっていたので、20代は散々パスを出し続けましたが、30代は誰よりもシュートを打つことを決めました。
ゴールが決まり始めると、またパスを出す仕事(MC)のオファーが舞い込んでくるのですが、ここはキチンとお断りしないといけません。
お断りする時は誰も傷つけないように
「メチャクチャやりたいんですけど、その日はスケジュールが…」
という手を使うのですが、毎日呑んだくれていることが、そろそろバレはじめているので、次の手を考えねばなりません(*^^*)
『エゴサーチTV』を毎週楽しみにしてくださっていた皆様へ。
1年間、本当にありがとうございました。
そして約束します。
次は、もっと面白いことをします。
2018年7月7日 役にたつ記事
これからオンラインサロンを始められる方にとっては、結構、役にたつ記事だと思います。
208年7月8日 『若者のテレビ離れ』
先日、大吉先生と呑んでいた時に大吉先生から「TVを夢中になって観ていた時は、何歳のタレントにチャンネルを合わせてた?」と訊かれました。
僕は、学生時代、
千原兄弟さんがMCを務められていた『すんげ~BEST10』にチャンネルを合わせて、
FUJIWARAさんと2丁拳銃さんがMCを務められていた『吉本超合金』にチャンネルを合わせて、
ナインティナインさんの『めちゃイケ』にチャンネルを合わせていました。
皆、僕よりも10歳ほど年上のお兄さん達です。
中田カウスボタン師匠や、オール阪神巨人師匠が圧倒的に面白いことは分かっていましたが、そういった師匠方にチャンネルを合わせることはありませんでした。
そのことを大吉先生に伝えると、
「やっぱ、そうだよね」
と返ってきて、その後に、こんな言葉が続きました。
「僕らって、学校の先生の話より、“少し歳上”のお兄さんの話を聞いていたじゃない?
つまり、僕らの中では『クオリティー』よりも、『少し歳上』の方が勝っている。
歳が離れすぎると“他人事”になるんだろうね。
『若者のテレビ離れ』なんか起きて当たり前で、今、テレビには『オジサン』しか出ていないじゃない?
当時の西野がカウスボタン師匠やオール阪神巨人師匠にチャンネルを合わせなかったように、オジサンしか出ていない今のテレビは、若者からすると圧倒的に“他人事”で、その溝は『クオリティー』では埋められないんだよね」
膝を打ちまくりました。
『クオリティー < 年齢差』は、「まさに!」で、僕のビジネス書がヒットしているのも、僕の年齢に起因している部分が大きいと思います。
僕が65歳であれば、『革命のファンファーレ』は10分の1も売れなかったように思います。
今、僕は「大勝負を仕掛ける世代の少し歳上」の恩恵を受けていますが、このボーナスステージには必ず制限時間があるので、『生き方や、仕事の作り方や、大切なお金のことを教えてくれるお兄さん』はホドホドにして、歳をとることがない作品(キャラクター)ビジネスを強化していこうと思っています。
先日のタイでも新作を一本書きましたが、きっと僕が一生付き合っていくキャラクターは、あの『ゴミ人間』なのだと思います。
絶対にミュージカルを作ります。
20年後も30年後もバッキバキに通用するやつ。
【追伸】
ベトナムなう。
今日はこれからマレーシア。
夜は札幌に移動します。
①コチラは『レターポット』の数字。
サービスのスタートから、もうすぐで8ヶ月が経つ。
地味に(そして着実に)ユーザーは増えていて、レターが贈られるペースも開発当初予定していた感じになってきた。
個人的には合法のDMとして機能している感じが嬉しい。
このままコッソリと運営し続けていきたいと思う。
②コチラは『しるし書店』の数字。
毎月赤字を叩いているが、ユーザー数も、売買数も増えてきているので、問題ないと思う。
ちなみに先月の売り上げが20万6840円で、今月(8日目)ですでに75900円。
ささやかではあるが、順調だと思う。
今後の目標は『しるし本』の売上の一部を出版社に振り込むこと。
今度、見城さんに会った時に相談してみる。
③エボラブルアジア(ソルさんの会社)が開催してくださった『えんとつ町のプペル 光る絵本展inベトナム』の様子。
チビッ子から絵の描き方を訊かれたので、
「うまい絵は誰でも描けるようになるから、キミにしか描けない絵を描いた方がいい。
旅に出て、誰もしていない経験をするといいと思うよ」
とアドバイスしておきました。
④ベトナムの屋台にて、エボラブルアジアのソルさんと。
ソルさんの話は芯をとらえていて本当に面白い。
イチイチ勉強になる。
坪田さんやソルさんが吉本と組んでいるのはドキドキするなぁ。
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これは投稿から1年が経過した記事です。
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普通に生活費のかかる個人ですから。お金をいただけるのは嬉しいことです。 ありがとうございます。先にお礼を言ってしまいました。返礼の法則って知ってますか?さあ