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人の話を聞くということ

先日、気仙沼という地域に行って、ある方のお話を聞いてきた。

その方は、ご家族の介護を機にそれまで住んでいた地域から帰省した。
まさに、ダブルケア(子育てと介護)。

僕は、もうこの業界に入っていつの間にかに20年。
いつからか、ただ聞くということが出来なくなったということに気づいた。

普段は、どんな提案ができるか?
どんな質問をしようか?
その言葉の背景は?

などなど、ついつい分析的に聞いてしまう。
また、その裏側にある物語などを、つい探りたくなってしまう。

それは、職業柄、染み付いたことだから、ある意味仕方がないような気もする。

でも、それによって、失われた何かがあったのでは?
と気づく機会だった。

本当は、そのインタビューをまとめようと思ったのだけど、
それも進まない。

まあ、仕事失格である。
ただ聞いて、メモして、いくつか質問しただけ。

簡単なようで難しい?
難しいと思ってるだけで、実はそうでもない?

なんだか、不思議な機会だった。


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