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理学療法士だから理学療法士に投票するって本気ですか?

2019年7月21日に投開票を迎える参議院議員選挙。
僕は今だに、誰に投票するか悩んでいる。
比例代表の候補者は数名おり、絞りきれていない。
皆さんはどうでしょうか?

悩むのは、「理想」と「現実」。
理想が大きくても、与党にならなければ実行力がない。
一方、現実の延長に、日本が暮らしが豊かになるとは思えない。
故に悩みます。

さて、本題です。
僕は理学療法士です。
当然、悩んでいる立候補者の一人が理学療法士です。

一方で、私たちの仕事は、病気や障害を抱えた人の全人間的復権、つまり「自分らしく生きることができる権利を回復するための、あらゆるサポート」 だと認識しています。
そして、今回の立候補者には、「ALS当事者」や、「頸髄損傷の当事者」がおります。

とても悩みます、2人に投票して良ければ、きっと理学療法士と障害のある方に投票すると思います。
ですが、行使できる票は1票です。

僕は、現在38歳です。
20代は全く選挙に興味、関心もありませんでした。
10代〜20代の頃は、選挙が近いと、選挙カーがうるさく、なんて迷惑なんだと思っていました。

でも今になって、なんて選挙は面白いんだと感じています。
それは、単純に十人十色が、この短期間で垣間見えるからです。
有権者も、立候補者も、支援者も。

・選挙が近くなると、やたらと擦り寄ってくる人。
・選挙関係なく、言動が一致している人。
・文句ばかり言って、何も対案を示さない人。
・支援の呼びかけはしても、なぜその政党なのか、どんな政策なのかは説明しない人。
・これまでのもやもやを言語化し、ビジョンが見えるように政策を訴える人などなど

選挙は、その人が浮かび上がると感じています。

・自分たちの代わりに議論する人は誰か?
・なぜその人に託すのか?
・その人の政策は、国は地球にどう寄与するのか?
・そして、未来の子供達に胸を張って投票できるのか?

そう言う事を考えながら、人を選んでいこうと思います。

冒頭の、「理想」と「現実」ですが、どちらかを選ぶとしたら
僕はやっぱり「理想」を選ぶと思います。

理想無くして、垣根は超えられません。
垣根を超えて、分断や格差の縮小につながると思います。
そんな社会を子供に託したいです。
なので、こんな言動が伴う人に投票しようと思います。

僕は、理学療法士という「利権」のためだけに投票は出来ません。

理学療法士だから理学療法士に投票するって本気で思っている方は、本末転倒ですので、良く考えてみてくださいね。

悩んでいる方は、政見放送を見るというのも、一つの方法として良いと思います。

その政党が、何を大切にしているのか良くわかります。

サポート有難うございます。難病の治療や入院費に当てさせて頂きます。勇気頂き感謝です🙇‍♂️