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タネを蒔き、収穫し、食べる。タネと人と多様性。

今日は、6月にタネを蒔き、11月に収穫した小豆をお汁粉にして食べました。

有機農法で、畑はすっごくフカフカして、虫がたくさんいたり、畑から抜いた人参をすぐ食べたり、貴重な体験をできました。

家族で参加して、親子ともに四季を通して学べる体験プログラム。
こういうのは、ますます価値が高まると思います。

他の領域でも、季節の変化に合わせて家族で参加できる体験プログラムとかあったら良いなと思います。

今日、この小豆を作っている方から、とても印象的な話がありました。

良いタネだけを残してもダメ

今回のプログラム実施している農家さんが、今年収穫したタネを来年植えるために、どのタネを残すか色々調べられたようです。
それまでは、大きなタネやキレイなタネを残そうと考えていたようですが、調べると小さなタネや、いびつなタネも残した方が、結果的に残っていく事が分かったようです。
何かあった時に、多様性がないと、全滅する恐れがあるから、多様なタネを残す方が良いと。

人の社会も同じですよね。
ついつい、お金を中心に考えると、効率性や生産性などを考えると、同質性の高い人や仕組みをつくりがちですよね。
でも、いろんな人がいるから、社会は成り立っているんですよね。

言われてみれば、当たり前に思えるのことですが、ついつい大きくて、キレイなものを食べたい、選ぶということが、結果的に大規模集約型の経済モデルにつながり、そんな事が潜在意識に刷り込まれている事が分かりました。

野菜も同じ命。
学ぶ事がたくさんでした。


6月にタネを蒔いているところ。


小豆の殻を向くところ


小豆を収穫しているところ


畑で遊んでいるところ


収穫した小豆。
実は、小豆の鞘から、タネを出す作業がとても大変。


そして、お汁粉。
とても美味しく頂きました。


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