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参議院議員選この人に投票しました(2019.7.21)

なぜ、今回はこの選択をしたのか?
いつか振り返る時にまとめておこうと思います。

今回の選挙で、
宮城小選挙区は「石垣のりこ」さんに、
比例代表は「れいわ新撰組」に投票しました。

今回の選挙で悩んだ要因は、どの政党にするか決め手がない事でした。
ただ、これは多様な意見や政策があるのが当たり前なので、当然かもしれません。

僕個人の中での争点は何だったか?
・選挙戦の序盤では消費税増税
・中盤では社会保障政策
・最終的には、自分らしく生きる権利(リハビリテーション)が担保された社会の実現に最もインパクトを与える1議席は
と変化していきました。

最終的に、比例代表ではれいわ新撰組に投票しました。

と言っても、れいわ新撰組の政策が実現できるほど、現実は甘くない。
ということも認識しています。

色々な意見を目にしました。
それは、人を揶揄する声であったら、そんなバカなことをという声。
非科学的、非医学的であるという意見も。
駒崎さんのように真っ当な声から、人を小馬鹿にするような声など様々でした。

そんな中、なぜれいわ新撰組に投票をしたのか?
それは、特定枠で立候補している「ふなご」さんが当選することは、
間違いなく世の中が変わるキッカケになると思えるからでした。

ふなごさんは、
ALSという難病を抱え
介護事業を経営(副社長)し
営利事業経験もあります。

当事者が一番の専門家である。
その専門家が国政に参加することは、同じような当事者のを代表します。
さらに当事者としても、経営者としても医療や介護の役割や意味について、一番理解しています。

階段しかない、一人しか入れない国権の最高機関である国会が変わります。
ふなごさんは、ALSのため車椅子の操作はおろか、言葉を発することも難しいからです。
多様性、ダイバーシティーが大事であれば、それは国がリーダーシップを持って実行するべきだと思います。

今回は、理学療法士が2名出馬していますが、残念ながら投票しませんでした。
しかし、僕にとっては理学療法を包括した、自分らしく生きる権利(リハビリテーション)が担保された社会の実現には、この選択以外はあり得ませんでした。

そしてもう一つは、何となく、しかし確実に感じている、今の延長に未来はないということです。
それは、グローバリズム、資本主義、地球環境など。

今までのところ、科学や学問が進歩しても、格差が広がれば、アメリカのトランプ政権やイギリスのEU離脱ようなコトが起こる。
また、地球環境が改善しているとは思えません。
日本はもちろん、世界中で異常気象が増えてきています。

今の与野党の政治の延長には、未来はない。
と感じる中で、想像を超える一手は何か。
ふなごさんが国政に入るコトでした。
その結果、何が変わるか?そして変わらないか?

おそらく、障害のある方の投票に関するバリアは改善されていくと思います。
そして、国会における議論も当事者の声が反映された施策になると思います。

こんなことを気軽に話し合える社会になったら良いなと思います。
とうわけで、これからも政治的な発言も含め、その時々の内なる声に耳を傾け声にし、いろんな方と対話を深めて行きたいと思います。

今回の選挙に関して、お話しさせて頂いた皆様、ありがとうございました。


サポート有難うございます。難病の治療や入院費に当てさせて頂きます。勇気頂き感謝です🙇‍♂️