コロナと生存権

住職の独り言(R2年7月)
 テレビは「コロナ」一色の話題。自由な会話や飲食を行うことを制限される苦痛。小さいマスクや十万円を頂いても晴れきれぬ心。当たり前の生活の有難さを痛感。
西日本新聞トップ記事に北九州の母子家庭(障がい児施設閉鎖のため家庭で子供を見ることになり仕事をやめ、おにぎり一つの毎日が続く)の記事が掲載。新聞を切る抜き早速安倍総理に郵送。総理に問う。「憲法が保障する生存権とは何ですか?」「人間らしく生きる権利」でしょう。人類史上最初に生存権を主張した人はお釈迦様。当たり前の幸せを人間一人一人が送ることができる事を説かれた。お釈迦様誕生の時に話されたと言われる「天上天下唯我独尊」。人の尊さとは、当たり前に人間らしく暮らしていく事だ。この機会に「あたりまえ」の幸福を考えたい。

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