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高校生が自分の学費を払うためにクラウドファンディングした話

『人の夢を笑うな』
大学で教員免許を取ってから新卒で教師になった人が言う、
「お前の見てる世界は狭い。社会に出ればもっと厳しい事、理不尽な事が待っているから我慢しろ。」
「お前も我慢しろ。そういうルールだ。昔は荒れていた。」
「それを言ったら怒る人もいるから言っちゃダメだよ。」
「ここは特進コースと言って、全員が大学進学を目指すコースです。ですので、将来の夢をこの原稿用紙に書いて発表しましょう。」
しまいにはこれだ。
「いい大学に入るために皆さんはこのクラスに居ます。”特別”進学コースだという、自覚を持って行動してね。
ふざけんなよまじで。
くそ効率の悪い仕組みばっか作りやがって。
何がお前の見てる世界は狭い。なんだよ。
新卒で教師になったお前が言うんじゃねぇよ。
「荒れてるから。」便利な言葉だな、おい。
世界はもっと厳しい?は?まじで意味わかんねぇ。

均一化教育は前時代の遺産。調子乗んなよまじで。

これは、ある中学生(現高校生)が書いたnoteです。僕は彼に心を奪われました。誰もが一度考えても、決して言葉にできない言葉。その言葉、僕が中学生のころに感じていた言葉を、彼が本名で、勇気をもって発信していました。僕はこのnoteをきっかけに、彼に興味を持ちました。

そして、さらにもう一つのnoteを見て感動しました。中学生が文化祭でスポンサーをつけて、実行したという話。

僕達の学校には「文化祭」っていうものが無かった。
「フェンスが建てられた理由がわからないならフェンスを取り壊すな。」って言葉があるように1番に「文化祭がない理由」を聞きに行った。
するとどうだろう、「昔は荒れてたの。」って言われた。
マジ意味わかんねぇ。無いなら作るかってことで提案。
「中学生の文化祭でスポンサー?舐めてんのか。」という声が聞こえてきそうですが、「あなたの時代よりお金はもっとクリーンで回りやすいものになってきたんだよ。」と言いたいですね。

そして無事クラウドファンディングをやり遂げたようです。(もちろん先生の協力もあってこそだと思いますが)「やばい、その辺の社会人より優秀じゃん」と思って、さっそくフォローしました。noteでも2000円寄付。


学費が足りないらしい


そんな矢先、いつものようにツイッターを見ていると、こんなツイートが・・・


「え?こんな素晴らしい学校に、こんな優秀な子がなぜ奨学金を得られないの?」と思っておせっかいにも連絡してみました。推薦で入った全寮制高校を1ヶ月で辞めて、N高に入りたいようでした。

「は?こんな優秀な子にお金出ないの?意味わからなくない?」と声が出てしまいました。彼が裕福か貧しいか知らないけど、優秀な子どもがお金払って高校に行かなきゃいけない日本は終わってます。なんでやねん。


せや!クラファン奨学金や!

それで、どうにかできないか考えてみたときに、ものすごく面白いアイディアを思いつきました。クラウドファンディングで奨学金を集める!というプロジェクトです。

彼には信用証明書のアウトプットがある。noteもあるし、2000人近いツイッターのフォロワーもいる。何ももってなくても信頼さえあれば、うまくいくはずだと思いました。信用経済ってそういうもんだから。

そっちのほうが社会的に絶対おもしろいきがするんですよね。

そこで、提案してみました。

高校生、クラウドファンディングで学費を集める

かれがpolcaとnoteでクラウドファンディングを始めました。

僕もさっそく協力!


そして彼はなんと、クラウドファンディングから1日で、目標額の調達に成功しました。


社会人へ!


やばくないですか?見ず知らずの高校生が、自分のアウトプットだけで自分の学費を賄ってるの、普通にやばくないですか?


こういうところから日本の教育変えてきません?もう前例はあります!面白い才能あふれる子どもが、どんどん社会にあふれる世の中、俺らの世代でつくってきません?


あほみたいな受験制度で子どもを消耗させるんじゃなくて、こういう発信力がある優秀な子どもにお金が回るようにどんどん投資できる世の中にしたいです。


俺らおっさんが、消耗したどうしょうもない社会人の背中見せず、子どもがみんな「好きなことで食っていける世の中」作りません?


テクノロジーとアイディアがあれば、社会は一つ一つ変えられます!俺らおっさん自身も、社会も、一緒に変えていきません?


小学生・中学生・高校生・大学生へ!


俺らおっさんの中には、君たちがただ若く情熱があるだけで投資したいっていう変態がたくさんいるんです。


だからどんどん好きなことを続けて、投資されるぐらいまで遊んでみたらいいと思います。絵をかくのでもよい。腐女子の漫画だって、誰かの価値になる。


大学に行くお金がなくても関係ないです!しっかりとアウトプットして、情熱を傾ければ、誰かが支援してくれるはずです。


自分の未来をあきらめさせてくる人の話は中途半端に聞き逃して、最高に面白いことやっていきましょ!



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