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「令和的」なトレンドについて考察する

めも:「令和的」なトレンドと、起こっていること、今後の戦略について考察する。思いついた物を後から付け足す。

評価の民主化

●評価の民主化とは

・「権威ある少数の審査員に選ばれる」評価だけではなく、「不特定多数の支持された大きさを結果を残す」やり方で、人が成功するようになった。
・権威のある少数者が選んでも、アテンションが分散して権威性が薄れてきた。また権威のある少数者さえも、時代に淘汰されるようになってきた。
・時代の変わるスピードが早すぎて、「権威ある少数の審査員が選」んだ者が結構外れるようになった。

●起こっていること


・音楽レーベルが「これがいい!」と攻めたアーティストが売れず、逆にネット発の米津玄師が紅白に出るようになる
・地上波でも、SNSを起点にした人がフィーチャーするようになってきた。
・出版でも、SNS起点の逆輸入が増えてきた(※まさにnoteみたいに。)

●今後の戦略

・評価の一極集中でなり上がるのではなく、評価の分散を行う。
・分散化された評価から成り上がって、「権威ある少数の審査員に選ばれる」戦略を描く
・評価ロジックがすぐに変わるので、評価者のトレンドを理解する。何が好きで、何に不足感を感じ、何に怒っているか。時代の流れを読み取る。

流通の民主化

●流通の民主化とは

・パーソナルメディアの影響力アップした結果、メディアへのアテンションが分散。メディアの多様性が増した。
・マスメディアの流通機能に依存せずとも、パーソナルメディアの機能が強化されてきた。

●起こっていること

・マスメディアに載っからなくても、一定の規模感なら個人の力で流通が可能になった。
・マスメディアで得た影響力を元に独立する人が増えた。マスメディアは「お墨付き」の役割を果たすようになってきた。
・逆に小さな経済圏からPMF検証が終わった段階で、マスメディアに逆輸入するパターンが増えてきた。

●今後の戦略

・評価の民主化と一緒。
・マスメディアに依存するのではなく、中規模なパーソナルメディアの集合体を作る

資金調達の民主化

●資金調達の民主化とは

・シード投資くらいのレベルなら、ベンチャーキャピタルでもなく、銀行の融資でもなく、身近なファンがいれば調達できるようになった。

●起こっていること

・マスに受けなくても、小さな経済圏でやっていけるサービスが生まれやすくなった。
・ウケるかウケないかわからないものでも、資金調達が容易になった。一定数ファンがいれば調達できるようになった。
・ユーザーの声を反映しやすいような資本政策になった

△「猥談バー」に出資者殺到!クラウドファンディングが開く新境地


●今後の戦略

・評価の民主化と一緒。

ジャパニーズドリームの崩壊

●ジャパニーズドリームの崩壊とは?

・雇用の安定の基盤が崩壊した。
・新しい技術の導入により、「この仕事なら大丈夫、安泰」という仕事が消えた(正確には元から存在しなかったけど、そういう神話を信じられなくなった)
・日本の経済成長が終わった。またこれからよくなる兆しもない。

●起こっていること

・新卒一括採用廃止 / 終身雇用の崩壊 / 年金の崩壊
・日本の技術後進国化
・年齢の価値の暴落。
・GDPがバンバン抜かれまくっている。少子化と高齢化により、消費も生産も減る

△70歳まで就業、企業に努力義務

△70歳まで働く時代 年金受給も75歳から? 政府が目論む社会保障「安定化」とは

△希望退職の募集で「45歳以上」が分かれ道になる理由「氷河期世代でビジネス経験が薄いのに人がだぶついている」

△就活ルール廃止は日本型雇用破壊の始まり——新卒一括採用がイノベーションを阻害するという大企業の焦り


●今後の戦略

・高望みしない。技術で戦わない。コミュニティ、IPで戦う。
・評価の民主化と一緒。

コミュニティの分断

●コミュニティの分断とは

・同じ常識を共有できるコミュニティがなくなり、小さな島宇宙により分断していくようになる。
・趣味、嗜好の面でもそうだし、経済格差も拡大する。

●起こっていること

・世代で全然違う物を見ている。Youtubeで見ているコンテンツも違う。

●今後の戦略

・マスが存在しないことを前提のビジネスをする
・多様性で戦う



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