95年世代のリアル
こんな感じのツイートをしました。
よく、30代、40代の先輩と飲みに行くと、その時の世代の話ですごく盛り上がるんですよね。そしてその世代の感覚をつかんでおくのは、話のネタになったり、世代理解につながったりしてとてもよいです。
そんなわけで、自分よりも若い世代や、上の世代の子ども時代のカルチャーに興味があるので、今回は自分の子ども時代を見ていこうと思います。
小学生(2001年~2007年)
僕が小学生になったのは、ちょうど2001年ぐらい。
雰囲気的には、友達の銀行員のお父さんは安泰でいいねぇなんて家族で話していた記憶があります。まだ年功序列な世界観が色濃く残っていた時期かな~。このころに印象的だったテクノロジーの話をしようと思います。
## iMacとPSP
僕が小学生の頃は、家にiMacが家にありました。今の動作と比べるとめちゃくちゃ遅い。
(wikipediaより引用)
で、小学生の僕は小学三年生くらいの時に性の目覚めが来たので、エロサイトばっかり調べていました。
小学三年生のころに、母親がいないときにxvideos見ていたら、架空請求の画面が出てきたときにはもう死ぬかと思いました。
そして親がちょうど帰ってきたときに画面がフリーズして、電源引っこ抜いてめっちゃ汗をかいた記憶があります。あのころに、広告ビジネスのイロハや、情弱ビジネスの構造を理解できたのは、すごくよかったんだろうなぁ。
やはり幼少期にデスクトップPCがあったのは、振り返るとかなりコンピューターリテラシーを育てるのに重要だったと思います。
ちょうど小学校4年生ぐらいのときにPSPが販売されたのですが、PSPって今のスマホデバイス的な立ち位置で、PCのリテラシーがあれば、ポータブルで音楽を聴けたり、動画を入れたりすることができたわけです。
なんで、もちろんYoutubeで調べた曲をダウンロードして、mp3に拡張子変換したり、小学生ながら必死に勉強してやっていた記憶があります。
この辺でディレクトリ構造とか、拡張子の概念とか、いろいろ勉強しました。
## PS3とオンライン対戦
あと、自分の人生で大きな影響を与えたのは、PS3のオンラインゲームでした。小学生ながら、ネット回線をつなげるとすぐに海外の外人とFPSができるなんて、今考えるとすごい体験でした。
子どものころに英語を無理やり話さなければいけない環境に出会えたのは、ほんとうにテクノロジーの影響が強いと思います。
社会人にまじって、チーム(クラン)を作って、オンラインゲーに青春をささげていたとおもいます。
中学生(2008年~2010年)
中学生時代です。
## 携帯電話とメルアド交換
当時は携帯電話でしたね。ガラケーと言われるやつです。今の若い世代はもしかしたら使ってないのかな?
携帯電話は青春の大舞台でした。特に異性のメールアドレスをたくさん持っているやつが、ヒエラルキー的には上な感じはしましたね。
あの子に知り合うためには、あの友達からメールアドレス教えてもらえるか聞くみたいな、そんな生存戦略だったかと思います。
中2くらいで赤外線通信が流行りました。メアド交換がすごい楽になるので、連絡先ゲットしやすいですね。
コミュニケーション的には、既読のない世界はすごくよかったです。メールが来ないときに、「あぁ、あの子は忙しくて返せないのかな」とかいろいろ想像を働かせながら、待ち時間の余白を楽しむような感じです。非同期なコミュニケーションは、想像の余白があって、いいですね。交換日記みたいな感じかな。
## 前略プロフという黒歴史
昔はTwitterやInstagramみたいなSNSがないので、自分を表す場所があまりなかったんですよね。そんな時に中学時代に流行ったのが前略プロフという、
今では考えられないようなダサいサイトです。
その名の通り、ただ自己紹介が作れて、ほかのサイトにリンクを貼れるくらいのあれです。
好きな女の子の前略プロフを探しに行って、いざ話したいときに話を合わせられるように頑張ってたなぁ。
あと、だれかと付き合っているかどうかもそこで見れるので、今考えるととても面白いです。
(メールアドレスにtaro_hanako_love@ezweb.ne.jp みたいなかわいいマウンティングがあふれかえっていたなぁそういえば。そういうメアドから進捗確認しておりました。今考えるとすごい!)
高校生 (2011年~2013年)
さて、高校生です。
## スマートフォンの誕生と、赤外線
僕が高校1年位の時に、徐々にスマホ移行が始まりました。当時赤外線通信ができるガラケーを買ったすぐに、急にLINEとみんなが言い始めて、
こんなにテクノロジーがすぐ変わるのかと絶望した記憶があります。
スマホの誕生と、LINEの誕生で、コミュニケーションが大きく変わりました。まず、連絡先を聞くなんてことがなくなり、基本的にグループラインの中で連絡先はGETできるので、あとは「連絡していいかどうか」の関係性をぬるっとどう作るかみたいな戦略になりました。また、一対一のコミュニケーションが、多対多のコミュニケーションに大きく変わっていったのをよく覚えています。
## ツイッター/Facebookの流行
情報感度の高い子は、割とツイッターを使い始めるようになります。学校でツイッターで起こったことをみんなが話していて、
自分はスマホを持っていなかったので悔しくて死にそうだった記憶があります。(その時の反動からか、ツイ廃になってしまいました。)
あとは海外に行く子は、Facebookを持ち始めましたね。
## スマートフォンとedtech
個人的に一番インパクトがあったのが、スマートフォンとedtechです。当時、manaveeという団体が教育動画を無料配信していて、
スマホで授業動画が見れるようになりました。
見れるようになった瞬間「あれ、これ学校いなかなくていいのでは?」となって、学校に行かなくなりました。(だって学校、おっさん、おばさんしか授業してないし、教えてもらうならかわいい大学生のほうがいいしと思って秒速で移行しました)
当時の直観はかなり正しかったんじゃないかと思います。同時に、人間の仕事が機会に奪われていく感覚がこのころに芽生え始めました。
みんなの世代
ここにみんなの世代の話をまとめてみます。
1998年
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