【Twitter】嫌なら鍵掛けろと言う人達へ

〇始めに

「Twitterはオープンな場所だから他人に絡むのは当然、嫌なら鍵掛けろ」

 このような呟きを見たことはないだろうか。あるいはこのような呟きをしたことはないだろうか。Twitterには、このようなことを呟く人が一定数いる。私はこの呟きを見たとき、とても不快な気持ちになった。ここまで読んで「じゃあアカウントを削除しろ!」と思う人はいるだろう。しかし、私はそういった人こそSNSに向いていないし、今すぐ5chに帰るべきだと意見する。

〇フォロー外から


 確かにTwitterにはハンドルネームやアイコン画像を様々なものに設定したり、フォロー外からも話しかける機能がある。私自身もフォロー外の人に話しかけることもある。しかし、Twitterの機能上話しかけることがあるのは当然とは微塵にも思っていない。向こう側の立場からすれば、「誰だこいつは」と思うことだってあるだろうし、その分悪びれて相手に話しかけている。話しかけてもいい機能がTwitterにはあるが安易に話かけてもいい訳ではないということだ。

〇Twitterの機能

 そう思えるのはTwitterの機能と様々な人が使う空気感にある。先述のように、Twitterには固定ハンドルネームを設定する機能がある。5chのような匿名掲示板に近い機能だ。自分の本名や自分の写真のアカウントを使う人もいればそうではない人もいる(以下、自分の本名や自分が写っているアカウントをリアルアカウントとする)。しかし、「いきなり話かけられるのが嫌なら鍵を掛けろ」と呟いてるのは、揃いも揃ってリアルアカウントとは遠くかけ離れた人だらけなのだ。私が不快感を覚えた理由は単純明快である。この人達の「個人情報を一切見せないのに安全圏から小石を投げてくる姿勢」が気に食わない。こう考えれば実に最低な人である。

 Facebookみたいに自分の個人情報を載せたリアルアカウントが「いきなり話かけられるのが嫌なら鍵を掛けろ」と言うのなら話は変わってくる。自分の個人情報を載せた上で発言をしているから、その分言葉に重みがあるし、自分もフェアな精神か1歩下がって相手に接することができる。ある程度の代償を支払ってから発言する人が増えれば私も考えも変わるかもしれないが、少なくとも現時点ではそうではない。

〇Twitterには領域がある

 先述のようにTwitterには領域が必ず存在する。好きなコンテンツについて同じ趣味を持つ人達で語り合う趣味アカウントを使う者からリアルの友達の現状を窺ったり遊びの約束をしたり、知人と絡む為に作られたアカウント等様々だ。しかし、嫌なら鍵を掛けろ論を掲げる人は趣味アカウントと捨てアカウントの領域に属するハイブリッドだ。ここがまた厄介だ。

 嫌なら鍵かけろ論を掲げる人達は安全圏から赤の他人に話しかけることができる。フォロー外から話しかけるのが問題なのではなく、あくまでも、安全圏から何でも言えると勘違いし、他人との領域を考えずに行動することが問題なのである。

 いきなり知らない人に話しかけられた向こうの立場になって考えてみて欲しい。自分のこの発言を相手が見たらどう思うのか。また、相手を不快にさせていないだろうか。恐らくこれらの人はこのことは考えていない。何故ならば、自分の感情が最優先にして物事を考えているからである。「なんでおれがお前の為にTwitterに鍵掛けなきゃいけねーんだ、TPO考えろや馬鹿」という気持ちだ。

〇オタク

 世間的に、オタクという言葉は、1つの物事に熱中する人を指す。

 マネーの虎という番組を覚えているだろうか。起業する目的があって、複数人いる社長に起業内容と起業するに当たって必要な金額を、志願者がプレゼンテーションする番組だ。この番組に出演者であり、複数人出演した社長の1人でもある高橋がなり氏はオタクにとはこのようなものであると定義づけた。

「僕は自分の感情を最優先する人をオタクと呼ぶことにしている」

 キャラクターもの抱き枕回での発言であった。自分の利益を追求するための研究はよくできているが、版権ものを利用している為相手の利益も考慮できていない(そのキャラクターが不潔そうな人に抱きたいなんて言われたら間違いなく拒絶しそうである)自己中心的なオタク志願者の思考が、社長には受けなかったという話だ。

 嫌なら鍵掛けろ論を掲げる人達は言うまでも無くオタクである。マネーの虎に出演したオタク志願者同様、あまりにも自己中心的な主張をする点が大きく重なる。自分の感情が最優先しているのに、自分の素性は明かさないから自分の言葉に責任を持たずに発言もする。相手の気持ちはまるで無視されているし、非常にアンフェアでみっともないし、だらしなく思う。あまりにも幼い。それがオタク。

〇終わりに


 Twitterは先述のように、その匿名性から5chに近い性質を持つが、領域がある点が5chと大きく異なる。Twitterは5chではないし、気遣いができない人や相手との領域を区別できない人はTwitterどころか他のSNSも向いていない。だから「Twitterはオープンな場だからいきなり話しかけるのが嫌なら鍵掛けろ」という人こそ、相手も匿名だからこそ好き勝手言える掲示板・5chに帰るべきだと私は意見するのである。

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だいき

作新学院2014卒。高校では硬式野球をしていました。高校卒業後は大学で空間デザインを勉強し、現在は建設会社でまちづくりニュースやマンガ絵を描かせて頂いています。趣味は野球をすることと絵を描くことです。
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