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質のいいインプットをするにはの目の前の情報に集中すること。

先日お世話になっている起業家さんとフレンチ料理ををいただく機会がありまして、ご一緒させていただきました。

店内はこじんまりとしていて、壁にかけられたワインオープナーのコレクションやテーブルの作り方など随所にこだわりが感じられた空間。

コースは前菜の盛り合わせ、サラダor 冷静スープ、メイン、デザート、コーヒーor紅茶、という流れだったのですが、一つ一つが丁寧な料理でまた訪れたいと思えるような素敵なお店でした。

中でも僕は前菜で出していただいた「ペルシエ」と呼ばれるパセリとハムがふんだんに使われたテーリヌ(日本だと煮こごりが近い。)が大変気に入りまして、自分でも作れたらいいなと密かに思っております。笑

僕はいつも料理を楽しむ時に注意していることがあって、それは目の前に料理に集中すること。

自分が今口に入れているお料理はどんな味なのか、どんな食感で、具材のバランスはどうなっているのか。

僕はいつもそんなことを考えながら食事をしています。

これは僕がイタリアンレストランで働いてた時から変わらないやり方なんですけど、そうやって目の前の料理に集中して食事をすると、感覚が研ぎ澄まされて舌がどんどん良くなっていきます。

結局は味や香り、食感といった感覚も「情報」です。だから受け取り側のアンテナ次第で、その受け取れる情報の総量も大きく変わってきてしまいます。

そしてこれは料理に限らず情報をインプットする際には同じことが言えると僕は考えています。

質のいいインプットをするには、目の前にある情報に集中すること。

よくノウハウコレクターと呼ばれる人たちのように、いろんな手法やテクニックに手を出して全て中途半端になってしまう人が少なからずいらっしゃいますが、それは「集中」できていない証拠。

SNSやインターネットを使えば誰もが情報を発信できる時代になったので、ネット上には多くの情報で溢れています。

一説によれば現代人が1日で得られる情報は平安時代の人々が一生をかけて得られる情報と同じくらいだと言われていますので、どれだけ私たちが普段から情報の渦に飲まれているかがよく分かりますよね。

ツイッターを見ればPV数の伸ばし方やアクセスの集め方、稼ぎ方など、多くの人が独自のブログ論を展開しています。

その情報自体は価値のあるものですし、学びになることも多いと思います。

しかし、どれだけ有益な情報を得られたとしても、受け取り方次第ではその価値の深い部分を享受できなできなくなってしまいます。

本を読むなら10冊を1回ずつ読むのではなくて、モノにしたい1冊を10回呼んだ方が、深いインプットと学びを得ることができる。

密度の高いものを選び、そして繰り返しインプットをしていく。そうすることで、大きな学びを得ることができます。

だから目の前の料理を楽しむように、受け取る情報に集中してみてください。

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