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第2話 子供になぜ勉強をしなければならないか聞かれた時の回答を考える

私には今年で1歳の息子がいます。彼はまだ言葉を話すこともできないけれど、学校に通うようになったらいつかは必ず聞かれるだろう。

「なんで勉強しなきゃいけないの?」

「なんで学校に行かなきゃいけないの?」

私立文系の自分の息子だから、ここに「数学なんかやったところで将来使わないよ。なんだよサインコサインタンジェントって。」が加わることも予想できます。

というわけで、今回はこのことについて考えていこうと思います。


勉強をしなければいけない理由は大別すると2つだと考えます。

ひとつ目は、社会で生きていくために必要な知識を身につけるため。

これは特に小学校教育がそうだと思うのですが、小学校レベルの国語、算数、理科、社会は現代社会で生きてくためになくてはならない基礎レベルの知識だと思います。

国語、算数は特にですね。読み書き計算出来なかったら、自給自足生活でもしない限り生きていけないですよね。まぁ自給自足するにしても理科の知識は必要ですが。さらにいうと社会で政治の仕組みや経済、憲法などの超初歩を学ぶわけですし。
全然話飛ぶけど週刊少年ジャンプのドクターストーンって漫画、原始世界を科学の知識で生き延びるって話なんですけど、あれこそ子供に読ませたい。


ふたつめは、社会で自立した後に、自分の力で学びとることができるようになるため。これこそが、社会で生きるために必要な能力だと思います。

つまり、学校などで勉強すること自体から、未知の情報の集め方、そのまとめ方を学ぶこと。さらにはその情報をアウトプットすること。そう言ったプロセスそのものを学ぶことに意味があると思います。

これは前の会社で先輩の言葉です。

「社会で働きはじめたら、基本的には知らないこと、わからないことをいかに学んでいくかということをずっと続けることになる。だから、情報の集め方、知識の付け方をどれだけ持っているかと言うことが社会人として一番重要な能力だと思う。」

自分はこれを聞いた時、それ真理じゃんって思いました。

そして、その能力を身につけるための訓練として、勉強をするということが役に立つのだと思うのです。

ただ、それならその能力を得るための授業をやるべきでは?と考えたけど、それってどのような形になるんだろう。勉強の仕方を勉強するみたいな感じになったら本末転倒だしなぁ。やはり、日々の勉強や活動から何を学んだかということを記録・蓄積していくということになるのかもしれない。

これはすぐには答えはでないな。これからも考え続けなければならないことなのだろう。


とりとめもなく書いてしまいましたが、またUpdateしたら投稿します。


**5/21 追記**

よく考えたら、うだうだ書いた上記のことを、場合によっては反抗期で聞く耳持たない子供にどうわかりやすく伝えるかも考えなければならない…。自分が中高生のときって親の言うことなんて本当に聞いてなかったので、こっちのほうが考えるべきかも…。

ちなみに私は高3の秋まで全く勉強しておらず偏差値45とかだったと思うのですが、そこからちゃんと大学受験勉強をしよう!と思い立ったのは、漫画のカイジで多重債務者たちが自堕落な生活の結果借金漬けになっているのを見て、「俺もこのまま勉強せずだらけてたら将来ダメになるかも、、、」という危機感を抱いたからです。そこから受験までの半年弱は3年分くらい勉強しました。

やっぱ結論は反面教師ですかね笑
家にカイジとドクターストーン全巻買い揃えておこう。








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