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セントライト記念・ローズS、注目馬考察


こんにちは!

今週はセントライト記念、ローズSの2重賞の注目馬の考察をさせていただきます!😊

今週は3日間開催で、しかも天気も不安定になる事が予測されますが、なんとか的中に繋げられるよう頑張りたいと思います!

それでは今週もよろしくお願いします‼️





〜〜セントライト記念(G2)〜〜

🔴セントライト記念・好走血統


✅Nashua持ち(特にRoberto)
✅special持ち(主にNureyev・Sadler's wells)



大まかにまとめると"濃い欧州要素"が好走のキーになる。しかも『特定の欧州要素がまとめて走る』傾向にあるのがこのレースの面白い所。

例えば昨年は重馬場ながら2:11.5という高速決着で、早い時計に対応できるサンデーなどの主流血統に加え母方に重さのあるspecialを持っている馬が1〜4着を占めた。2〜4着に関してはSadler's wells持ちという共通点が。

一昨日はRoberto持ちの1〜3着とDanehill持ちの1.3.4着。2016年はRoberto持ちの1.2.4着と当日の馬場に対して好走血統が固まりやすいのがこのレースの特徴。






🔴セントライト記念・注目馬考察

サトノフラッグ

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ダービー11着以来のレースになります。父ディープに南米の中距離牝系でイメージとしては極端にスピードや上がりを求められるとややワンパンチ足りない印象を持ちます。その分、ディープ産駒の割にはスタミナ方面にも能力が振れている印象です。そういった意味では非根幹距離ので長く上がりを使う事を求められるこのコースも馬場が重くなりすぎ無ければ対応は可能かなという印象です。

ただ、抜群に適正が合うわけでもないですしやはり"菊花賞の方が適正は高い"と見ているし、明らかに目標は菊花賞であるだけにここは叩き台の仕上げをしてくる可能性も。押さえまでか、





ガロアクリーク

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ダービー6着以来のレースになります。父のキンシャサノキセキはその実績通りスプリンター寄りの種牡馬ですが、欧州型Nasrullah(Nashua・Red God・Never Bendなど)を母方もつ馬は比較的距離の融通が利くタイプが多く同馬も該当します。(代表例:ストライクイーグル、ウインユニファイド、ヒラボクラターシュなど)そういった意味では距離は対応できて不思議ではないです。

ただ、皐月賞は稍重の割に馬場が乾きマイル質が求められていたと分析すると、使える末脚が短い部類の同馬が好走できたのも納得です。そう考えると長い上がりを求められるこのコースでパフォーマンスを上げるかと言われると疑問が浮かびます。






バビット

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ラジオNIKKEI賞1着から臨みます。その前走は後傾気味のワンペースを逃げ切る競馬でやや展開に恵まれた印象はありますが、それでも福島の稍重で5F59.6で先行してのレースなので一定の評価はしたい所です。展開の鍵を握る可能性があることを考えても同等レベルのペースで先行すると見ています。

牝系はMill Reefの主張が強い耐久性に優れた🇫🇷出身のDry Fry牝系。この牝系からは🇫🇷のマイル以下の重賞で好走したフォティテンがいるように、タフさの必要な馬場で前半から淀みなく走り耐久性を活かすレースが向いている。欧州要素に富んだ血統である点からもコース適性は高いと感じます。






ココロノトウダイ

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福島の猪苗代特別1着から臨みます。トゥザヴィクトリーなどを輩出した言わずと知れた名牝フェアリードール牝系。昨年も同牝系のリオンリオンが勝利し、過去にはトゥザワールドが2着に好走するなど相性の良さを見せる牝系です。Nureyevの5×3(special6×4)を持ちspecialのタフさがしっかり前に出て来ている分距離延長も問題ないと見ています。

エイシンフラッシュ産駒単体で捉えると、距離延長・多頭数替わりは疑問を持つべきですが、、、
やはりこのフェアリードール牝系はkingmambo系と牝系を引き出す観点からも相性が良いですし、これまでのレースぶりからもエイシンフラッシュ産駒感はそこまで感じないので牝系の相性の良さを評価して問題ないかと思います。

馬場の融通も利くタイプだと思うのであとは純粋に足りるかどうかでしょう。






マイネルソラス

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札幌の利尻特別から臨みます。ゴールドシップ産駒はまだこのコースで好走例がないですが、明らかに走らない方面の子ばかりだったので気にしなくても良さそうです。この世代が初年度のゴルシ産駒は秋に入って完成度も高まると思われますし、タフさが求められる非根幹距離というシチュエーションが合わないはずないのでしっかり評価したいと思います。

牝系は4代母に桜花賞馬のハギノトップレディ、曽祖母に安田記念を勝ったダイイチルビーがいるマイラー寄りのPrincely Giftの主張が強いスピード牝系であることや母父Halo系である事からワンペースに強い血統構成です。ただ、父と共にトニービンの耐久性がある分タフな流れも問題なしと言った印象。

バビットが前走レベルで引っ張りワンペースの後傾ラップになるならこの馬もパフォーマンスを上げる可能性は大いにあると思います。






エクセレントラン

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新潟の一勝クラス2着から臨みます。まだ一勝馬の身ではあるため力量面に不安は抱えますが、、、

父のジャングルポケットはトニービンの後継で、specialを持つNureyevを内包している好相性の種牡馬。また、母父のサンデーウェルはサンデー×Relic系(In Realityのスピードの根源)の組み合わせで、セントライト記念勝ちの実績があるようにコース相性の良い父、母父同士の組み合わせになります。

牝系も中山適性の高いヤマトマサル牝系。総じてコース適性だけであれば上位に入る血統構成なので、能力でどこまでか、








〜〜ローズS(G2)〜〜

🔴ローズS・好走血統



✅トニービン持ち
✅父サンデー系



例年であれば阪神芝・1800m(外)のレースで圧倒的にディープ産駒やスピード・軽さのある血統を推したい所だが、今年は中京芝・2000mの開催。純粋にこのコースに対しての適正度合いで好走血統を挙げた。

まず挙げたいのはトニービン持ち。3〜4コーナー中間あたりからの下り坂で惰性的に加速して行きやすいため結果として長く脚を使わされる為、長い上がりを使う事に適性を見せるトニービンの血は優位に出やすい。実際先週も日曜日5Rの同舞台の新馬戦でトニービン持ちが1〜3着。雨の影響が多少あったとはいえ時計早めの開幕週からトニービンが好走できるのはコース相性の良さの裏付けだと思いますので、積極的に狙って行きたいと思います。

ただ、2000mの芝で直線も長めの主流コースですので、しっかりした上がりが使えるサンデー系は土台的に重要になってきます。






🔴ローズS・注目馬考察

デゼル

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オークス11着以来のレースになります。父ディープに母は🇫🇷オークス馬のアヴニールセルタンという良血馬です。ソウルスターリングのスタセリタやミッキークイーンのミュージカルウェイ、エリンコートのエリンバードなど、フランス産牝系牝馬はスパッと切れる脚が魅力ですが、このコースではキレ過ぎると脚が上がりやすい傾向にあるのが注意点か。

前走のオークスは11着と負けていますが、0.7秒差と着順ほどは負けてない印象ですし、中2週・短期での再輸送・追走ペースの上昇に対応できるか・枠など懸念点が相当多い中でのレースだった事を考えるとやはり地力は高いと感じます。

やはり脚を溜めてナンボな血統なので、追走ペースが速くなる際は評価を落とさざるを得ないと感じますが、体質面からもフレッシュな状態で出てくるのはプラスです。ペース次第で印を考えたいと思います。







クラヴァシュドール

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オークス15着以来のレースになります。前走は距離延長で走り時かなー?と思っていましたが、積極的な競馬と重馬場→良馬場ローテで結果的に追走ペースが速くなった事がマイナスになってしまった印象で力負けではないと感じています。

Storm Catやサンダーガルチなどダートの早い血統を持っている為ハーツクライ産駒の中でも仕上がりの早い早期からハイペースにも対応できるタイプで、それだけに前走は距離が長かった可能性も。そうなれば今回の距離短縮は追い風になるか。極端にハイペースになりタフさを求められる流れにはやや不安を抱くが、不良馬場の桜花賞を見ても、馬場の融通が利くし好走範囲の広さからも軸向きではあると感じます。






リアアメリア

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オークス4着から臨みます。母は🇺🇸の2歳G1を制した如何にも早熟色の強いディープ産駒です。それだけに春からの成長度合いが気になる所ではありますが、、、

前走のオークスでパフォーマンスを上げてきたように、道中でスピードに乗りながら末脚を活かすシチュエーションに強い。イメージとしてはデゼルはスローペースでの末脚に強く、リアアメリアは平均ペースでの末脚勝負に強いイメージ。そういった意味でこの馬も追走ペースの予測はかなり重要になるイメージです。もちろんデゼル同様にフレッシュな状態で出てこれるのはプラスです。

成長度合いとペース・展開を精査しつつ印を決めたい一頭です。






フアナ

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小倉の一勝クラスから臨みます。キャリア4戦とも上がり最速を使っている実績があります。トニービンの3×4クロスを持っているように長く安定して上がりを使える面がストロングポイント。

ルーラーシップ産駒単体で見ると、実はこのコースの相性はそこまで良くないのですが(勝率:6.3%、連対率:8.9%)、ヴィクトリーやリンカーンなどを出したバレークイーン牝系で後傾的なタフな流れは望む所という印象。

実績的にはフローラS3着とやや弱いが展開が整えば十分上位を脅かす存在になると見る。







アブレイズ

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オークス17着から臨みます。キズナ産駒自体はまだこのコースの目立った好走歴は少ないですが、キズナ産駒が中山の急坂適性が高いように中京の急坂もこなしてくれそうなイメージを持ちます。それだけに父単体でも相性は悪くないか。また、母父にトニービン系のジャングルポケットがいるのは評価できます。長く脚を使う事に対して適性を見せつつも直線での早い上がりもしっかり出せるイメージを持ちます。

同牝系にトレイルブレイザーが居るイメージからも前目で運んでワンペース気味に長く脚を使うことがベストか。フラワーCの走りからも展開の鍵を握る可能性はあるし、並び次第では展開に恵まれる可能性も十分考慮したいと考えています。








ウーマンズハート

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オークス12着以来のレースになります。3歳春はパッとしない成績でしたが、やはりハーツクライ産駒ですので、成長度合い次第ではまだまだ油断できない存在かなと考えています。

というのも、超ハイペースになった阪神JFで4着まで対応できるのに、ペースが緩んだチューリップ賞でパフォーマンスを下げた辺りからも父のハーツクライよりも牝系の特徴が強く出てるのでは無いかと感じているからです。

その牝系は古豪のスプリンターであるティーハーフやサドンストーム、さらに🇭🇰の名スプリンターであるラッキーナインがいるスプリンター牝系。Danzig、Storm Cat、さらにヴァイスリーガル(≒ヴァイスリージェント)とNorthern Dancer系の早い血を重ねています。それだけに距離短縮や追走ペースの上昇に対応できるタイプのハーツクライ産駒である可能性が高いと思います。

個人的には将来的にマイル以下でもう一花咲かせる可能性は大きいと思ってますので、ひとまず今回の距離短縮では先物買い的に評価しておきたいと思います。







ラインオブダンス

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小倉の芝一勝クラスから臨みます。ハーツクライ産駒という点からもまずは評価できますが、、、牝系はマリアライトやクリソライト、ダンビュライトなどを輩出した耐久性に富んだキャサリーンパー牝系。そこに母父にはSadler's wellsの主張が強いエルコンドルパサーなので、血統としてはかなりタフさに寄った血統構成と言えます。またこの手のタフな血統は使うごとに良くなるパターンが多いので、休み明け3戦目でパフォーマンスを上げてくる可能性も十分考えたいです。

また、耐久性に富んだ血統からもペースが早くなりタフさが求められるレースになれば強さを見せそうですのでアブレイズやエレナアヴァンティ辺りが先行勢に絡んでペースが早くなりそうな際は注意したい血統と見ます。






本日は以上なります!!


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