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酒と広告 八杯目 「ASAHI WHITE BEER」

先日、3連休の中日。名古屋に出張でした。
朝仕事前に新幹線に乗ったわけですが、新幹線→ビール の構造がカラダにしみついているので、にぎわうグランスタを通るのは危険行為でした。「ビール買わないビール買わないビール買わない」と唱えて(本当にとなえてはいない。心で。)、ノンアルコール状態で新幹線に乗り込むことに成功しました。

おとなになりました

さて、今日はASAHI WHITE BEERのプロモについて解剖していきます

段階プロモ

まず第一弾。
2022年5月 東京神奈川のSEJと、Amazonで限定発売。

sano ibukiさん起用で、アサヒビールさんお得意のショートのフォーマットでCM公開。サントリーさんのTOKYO CRAFTは2019年からのブランドですが、同じようなフェースを狙って、Z向けに新規開拓するぞぉー(本気だぞ)ということなんでしょうかね。でっかく出ても‥ということでエリア限定での実績を引っ提げて、次の商談につなげるということと推測。

第二弾
きっと実績をもって商談をかけて、2023年7月に関東甲信越で全展開。

初期のCMはこれまたタテイチしかなし。

先に話すと、Youtubeのリストに11本動画があるのでこれを追いますと、その変遷が見てとれます。

情報は濃い人からどんどん薄く広がっていくのですが、宣伝部門さんと営業部門さんがきっちり連携して2022年に実績を積んで、23年の定番化の数字をとったのでしょう。

Zについて

最近同種のエモモチーフが増えてて、すぐに飽きられる可能性をはらみながら企画をしなきゃなぁ‥と本件を見て感じました。
しかも表層的ではなく、本質的にZと向き合いブランドコンセプトを丁寧に重ねていくような

本施策も素敵なんです。でも、留意しなければならんのは、「エモの押し付け」と「エモいいね」は紙一重で、基本的に時間軸の経過とともに、アウト―ーーー!率が高まっていくということ。その時その時に新鮮なネタを提供しつづけなければならない。動画企画を拡張させ、23年も飽きない工夫をアサヒさんされていますね。

クリエーターコラボCMと言ってしまえば、簡単に聞こえますが、調整された営業の方々ご苦労様です。。

肝心の味は?

nomooさんの記事。ここのライターさんは当然たくさん飲む方なんだと思うのですが、好評価。

めちゃくちゃ飲みやすい!!!後味がすっきりしてる!

ビールが苦手な人って、ビール特有の苦みが苦手な人が多いと思うんですけど、これは苦みが全然なくてむしろ華やかな香りがするというかやわらかい感じがしました

nomoo

ということで、最後にひとこと。

おじさんは、エモさよりウマさを欲しています。

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