見出し画像

みんなと同じことに安心した日

2024/04/08は年度初めの月曜日。大学は大好きだけれど、やっぱり幾分体が重い。自由でなんでもできた春休みが終わってしまったことを、時間が嫌でも突きつけてくる。

大学2年の私は、新入生や新社会人と比べるとそこまで大きな変化はないかもしれない。気心知れた優しい友人が大学に行けば待っているから。

それでもやっぱり心はザワザワするし、体はまだ寝ていたいと叫ぶ。

それでも行くしかないから駅までなんとか辿り着く。

最近では、同調圧力に反発する形で、多様性が広く謳われている。みんなと違うこと、自分らしいことが求められ、人々もそれを求めている。

でも私は今日、駅に着いてみんなと同じことに救われ、安心した。

駅にいたたくさんの人々が不安で少し憂鬱な顔つきをしていて私だけじゃないんだと思えた。

大学でも散々出てくる多様性。みんなと同じことを好むこの思いだって多様性を構成する一つの要素だよね。みんなと違うことが強要されるならそれは多様性という名の統一性だから。

そんなことを思いつらつらと文章を書いた今日この頃。葉桜も見え隠れしていたこの日の感情をいつか思い出すための備忘録として。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?