平成30年北海道胆振東部地震の札幌の状況メモ

2018年9月6日に発生した北海道胆振東部地震に遭った人のメモ。当日の様子とか。文章がちょっと変。急いで書いたので。
札幌全域が書いたような状況でないので注意。あくまでも僕が遭ったことです。

深夜の揺れで目を覚ました。「地震だ! 強い揺れだ!」と思ったらさらに強い揺れが「どゴゴゴ!!!!」ときて「あ、これは建物とともに死ぬな」と感じた。

揺れが収まってすぐにテレビをつけて状況確認。が地震発生数十分後に停電。水も出なくなる。冷凍庫から保冷剤を冷蔵庫へ移動させる。偶然停電のときは冷蔵庫から冷蔵庫へ保冷剤を入れるとある程度持つという書き込み(記事?)を読んでいた。

その後コンビニへ買い出し。すでにけっこう人がいる。わずかに残ったおにぎりなど購入。家に帰り倒れた棚と割れた食器の後片付け。

その後スマホでツイッターを見て情報収集を試みるも電池がわずかで断続的にしかできず。家族でスマホ持ってるのは自分だけ。電池がどんどん減っていく。しかもおんぼろスマホなのでタッチパネルがうまく作動しない。お金がないしブラックだから月賦払いできないから2013年からずっと使い続けてる。

幸いにも棚の後片付けはすぐ終わる。午前8:40ごろに電池など追加の買い出しへ移動。その前にツイッターで情報収集。と思ったら繋がらない。電池はまだ残ってる。なぜ? あとでわかったことだがドコモ繋がりにくくなってたようだ。
近くで水を買う。レジが停電で動かないから50円で売られていた。カップ麺やパンは100円均一。ただし種類はない。

電池を求めてさまよう。スマホ充電や懐中電灯用。しかしどこの店も停電の影響で動いておらず。コンビニなどは動いていたけど飲食品のみ。しかもすごい行列で並ぶ気が失せる。並んで望みのものが手に入れば並ぶけど…

10時をすぎると気温が上昇してくる。暑い。ただでさえ水分を控えたいのに水分補給せざるを得ない。いったん家に帰り横になる。寝ようと思ったけど眠れず。なので食事を摂る。

暑いので半袖に着替えてもう一度外出。正直、この外出は暇だからだ。自分が住んでいる地域は幸いにも建物が崩れたり道路がめちゃくちゃになったりしていない。建物の中は知らんけど。困っているのは電気と水道が止まっていることぐらい。
やることがなにもない。買い出しも終わった。というかろくに残ってない。本当にやることがない。停電でテレビが観れないしスマホ電池残りわずかなので使いたくない。そもそも通じない。
小学校1年生らしき子らが自転車に乗って元気にどこかへ向かっていった。公園を通ると子どもたちが遊んでいた。ランニングしてる人もいる。震度5があった半日後とは思えない光景。みんな普通に過ごしている。
途中でいろいろ売ってそうなお店があれば買おう。みんな出歩いてる。買い出し途中のような人もいれば、手を繋いで仲睦まじいカップルもいる。娘らしき幼女と一緒に歩く父親らしき人もいる。息子らしきショタと歩く父親らしき人もいる。笑いながら歩く若者もいる。

みんな家があるという余裕があるからこういうことできるのかな? 少なくとも僕は多少余裕があったからできてる。

道すがら、信号が止まっているからみんなおっかなびっくりの運転。交通整理員もいない。自分も自転車に乗りながらゆっくり安全運転。自分が見た範囲内では交通事故は起こっていなかった。

中心部へいけば何か情報(新聞の号外など)があるかも? そう思い中心部へ向かう。いくつかの交差点では交通整理員がいた。しかし信号が動いていない交通整理員がいない交差点のほうが圧倒的に多い。よく事故が起きないなぁ。
道路は隆起や陥没しておらず無事だった。建物も倒壊や傾いているのはない。

そして15時ごろに大通公園へ到着。芝生に寝転んだりベンチに座って読書してたりする人多い。パニックみんなが慌ててる様子は見受けられない。オータムフェストの屋台の準備がされていたけど、開催できないだろうな。できたとしても日程ずらしたり日数が減るかな?

外国人観光客らしき人もけっこういた。中国語や韓国語はわからないので何を話しているのかまではわからなかった。

帰宅。明るいうちに夕食。

夜。あたりは真っ暗。初めて見る光景。空を見上げると星空とヘリコプター。そしてなぜか出歩いている人多数。暇なのか? 興味本位で出歩いてみる。特に面白くはない。めっちゃ怖かった。襲われるんじゃないかと思った。

22時に停電から復旧。水も出るようになる。ブレーカー落としてた(通電火災対策)のでこれ以前から戻ってたかも。その日のうちに復旧して本当に良かった。

ネットでようやく情報を得ることができた。各地の被害をみて驚愕。寝たのは深夜0時ごろ寝る。

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