自分の意見を持てる人、持てない人

こんなひとりごとを書いている時点で僕は前者であると思われるかもしれないが、そうではないことが多い。

インターネット検索が当たり前になった今、分からないことはググるのが当たり前になっている。
インターネットでは、色んな主張が存在し、それに対して色んな意見がぶつけられ、時には炎上してしまうこともある。

それだけ、自分の意見というものを簡単に発信出来る世の中になっているということだ。
主張をする人、それに対する意見を言う人、それぞれに自分の意見があり、それを曲げない。

ただ、インターネットというものは検索エンジンの影響からか、答えを出したがる。

例えば、最終的に炎上していれば、その主張をしている人が悪い、という結論になる。
その人を支持する人が少数であればあるほどそうなる。
もちろん、それが正しい場合もある。
ただ、この時代、自分の意見を持てる人の方が少ないというのが現状なので、炎上しているのだからその人は間違ってるという風に受け取る人の方が多い。

僕だって偉そうな事は言えない。
だから、冒頭で自分の意見を持てる人ではないと言ったのだ。

インターネットに必ず正解はない

誰々さんが言っているのだから間違いない、とか、
ネットで調べたらこう出たからそれは間違いだ、とか、
そう思ってしまうことは多い。

ただ、検索して出てくる事は正解とは限らない。
例えば自分がその道のプロだとして、間違った情報が支持されていたとしたら、それは間違ってると主張できる。でも多くの場合そんな事はない。
インターネットで出た答えを正解としてしまう。

自分がこう思うと思う事は間違っていようがいまいが、悪い事ではない。
間違っているかどうかなんて意見を持たないと分からない。

ただ、人の意見を自分の意見にする事が当たり前になると怖い。
ふと振り返ってみてそんな経験、ない事はない。

誰かが間違ってると思うのも自分の意見、誰かを支持するのも自分の意見。
でも、多くの人の意見が自分の意見になってしまわないように気をつけたい。

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