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#021 自作手帳で全てを一元化する 考え方編

※※2020年7月より自ブログを開設し手帳ネタは下記に再整理しております。実際のリフィルのダウンロードできるようにしておりますので是非ご利用下さいませ※※

ーーー下記、以前からの記事ーーー

市販手帳でなく、なぜ手帳を自作しはじめたのか?少し背景部分について整理します。

もしも、手っ取り早く、『そんなんどうでもいいから、手作りってどうやってんだよ。』という方は下記の記事にまとめていますのでご確認ください。自宅に印刷機とOffice の Word(もしくはエクセル)さえあれば誰でも作れますよ!

ということで、“なぜ自作したのか”という点ですが、その答えは“求めるような手帳が売られていないから” ということにつきます。そもそも手帳で実現したいことから以下にまとめていきます。

☑手帳活用の大方針

まず、手帳で実現したいことは大きく3つの側面があります。

▼1つ目の側面
まず、なぜ自分が手帳を使うようになったかというと、そのきっかけは、自分の人生をうんぬんかんぬん…といった高尚なことではなく、もっともっとシンプルなものでした。ズバリ

『タスク・スケジュール管理が必要だったから』

そうです。社会人1年目あるあるの仕事が回らなくなったのです。

誰もが通る登竜門だと思いますが、入社して3か月の間は、処理しきれないほどのタスクが課され、その急な変化に耐えられず体調を崩すと同時に、自分の頭だけでは処理できない。ということを身をもって悟ります。

また、翌年以降後輩が入ってくる度に、「これは私だけのことではない」とも悟ります。後輩指導役になることが多いのですが、見ていると必ずといっていいほど同じ壁にあたり、同じ処方箋を出します。

この社会人基礎力である「タスク処理をなんとかする!」ということが、実現したい1つの側面です。

▼2つ目の側面
そして、2点目ですが、面白いことに年次が上がって仕事が回せるようになったとしても、周りを見渡すと皆、手帳を不思議と手放していません。特に周りの人と話をしているとこんなようなことを考えているように感じはじめます。

『今後のキャリアや自分の行動指針なども整理したい』

自らコトバに出して発信はしないにしても、サシで話をしていると必ずといっていいほどこのニュアンスの話題が出ます。

家はいつ買う?そのための年収は?今後必要なスキルと経験は?この部署、この会社でよい?自分は今後…?などなど先行きが見えない中、自分のライフプランをうまいこと整理したい…ただできていない…という話になります。

つまり、キャリア・ライフプランへの拡張の用途が実現したい2つ目の側面です。

▼3つ目の側面
さらに、3点目ですが、ここまでくると一つの欲望がでます。上記を踏まえ仕事周りのことはもとより、自分の価値観や日常のライフログまで含めて、自分に関するすべてのことを一元化できないか?ということです。

これらを全てまとめて、自分の大事な情報は全てここにいけばまとまっている!という状態になれば、困ったときに立ち返るコンパスになるのではないかと思うわけです。つまり

『自分に完全カスタマイズさせて全てのログを一元化したい』

これが手帳で実現したい3つ目の側面です。

以上になりますが、以下の書籍をサラッとみて頂くと、私の考えが端的にまとまっている気がします。(7つの習慣の考えを手帳で実現しよう的なやつです)

つまり、手帳を活用する際は以下の3点を全て考慮したいのです。

1.タスク・スケジュール管理等のビジネスハウツーに活用できる
2.今後のキャリアや自分の行動指針の整理などにも活用できる
3.自分にカスタマイズさせてライフログの一元化や活用もできる

かなり欲張りに見えますがこれを実現させることが手帳活用の大方針です。

☑手帳選びの留意点

さて、上記を踏まえると、手帳を使う際は以下の3点の機能の有無が焦点です。

1. タスク・スケジュール管理をする
2. 自分のキャリア・行動指針をまとめる
3. 拡張性がありカスタマイズする自由度がある

そして何よりも、社会人になると時間はなくなりますので、準備や運用が楽でないといけないという制約条件もあります。そのため、極端な話上記3つを実現する手帳が売っていれば、ハイ!買って終わり!です。

ただ、今まで色々みていますが、自分の使い方で上記を全て満たすものに出会ったことがないのです。。個人的には「手帳業界はまだまだ参入余地があるんじゃね?」と思ったりもします。

☑市販手帳の特徴 

例えばこれ、業界no1シェアの高橋手帳と共に双璧をなす「NOLTY」。とにかく色々なリフィルがあり、色々な種類が選べますね。

【メリット】 :種類豊富でスケジュール・タスク管理は出来そう
【デメリット】:個人の価値観やキャリアを考えるツールとしては不向き

確かに種類が多いので最初の1つ目の側面は問題なくクリアですが、2つ目3つ目の側面がイマイチです。じゃぁ価値観を考えるところまで踏み込んでいる手帳はどれか。おそらく皆さんが想像している通りだと思いますが、本命は間違いなくこれでしょう。

【メリット】 :スケジュール管理だけでなく自分の人生まで思考できる。
【デメリット】:拡張性が低い。そして異様に高い。

これもよいのですが、非常に致命的なところがあります。規格が独自のもので市販のリフィルなどが一切使えず拡張しづらいのです。。コピーされないようにするためのビジネス的な発想なのでしょうが3つ目の側面が満たされません。

では、もうないか…とおもいきや、最近は完全自作手帳という名のもと、こんなものも脚光を浴びています。

【メリット】 :自由度は最強。完全オリジナルでできる。
【デメリット】:完全ゼロベース故に準備と更新の運用にパワーがかかる。

バレットジャーナル。完全オリジナル手帳といってもよいと思います。特に下の本はレイアウトの例なども出ており、作り方などを見ていても非常に学びになります。ただ、致命的なことが2つあります。

①デザインセンスに超依存する。
②書くのにめっちゃ時間かかる。

美術の成績が鬼のように低く、なんでもかんでも時短をしたいタイプの私としてはそもそも運用面で最も相いれない手帳でもありました。(逆に絵をかくのが好きで時間がありあまっている人にはいいのかもしれません)

ということで、結論としてはいえることは

『ドンピシャの手帳がない…』

ということです。そのため、どうしたものか…と考えぬいた結果、逆転の発想に至ります。つまり

『作られたものを買うのではなく、買われるようなものを創ればいい』

という発想になったのが5年前です。そして、現在まで継ぎ足し継ぎ足しで、秘伝のタレを作るがごとく、微妙に更新しながら実践してきており、今に至ります。

と、いうことで、めちゃくちゃ長くなりましたが、上記の大方針や市販手帳の状況を踏まえて、では「そもそも自作手帳をどう作る?」、「そしてそれをどう使う?」について言及していきたいと思います。

☑自作手帳の活用

以下に今まで記載した自作手帳の作り方や活かし方に関する具体のアイディアを記載していますので、こちらもチラ見してご参考にして頂けると幸いです。。

<Vol.00 自作の背景・考え方>
https://note.mu/dairy_habit/n/nec53b665e857


ー1.タスク・スケジュール管理等のビジネスハウツーに活用できるー

<Vol.01 自作手帳の作り方>
https://note.mu/dairy_habit/n/n4de1229bd50c

<Vol.02 タスク処理の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/n5f34f5e51bca

<Vol.03 スケジュール目標設定の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/n2d2b0c06c2af

<Vol.04 メモ・ノート整理の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/ncd8f39c931e8

<Vol.05 アポイント整理の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/n1c3b64a7bebd

ー2. 今後のキャリアや自分の行動指針の整理などにも活用できるー

<Vol.06 キャリア年表の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/ndb2bcfcfca8e

<Vol.07 目標達成の仕組の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/ndacf5bcf0905

<Vol.08 おカネ管理の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/n3a83af48b610

ー3. 自分にカスタマイズさせてライフログの一元化や活用もできるー

<Vol.09 ライフログ蓄積の活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/n46f23d11442b

<Vol.10 ライフログの有効活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/n03466ef4171f

<Vol.11 ワークライフバランスの活用>
https://note.mu/dairy_habit/n/n398f0aa1ff77

<Vol.12 自作手帳の活用強化>
https://note.mu/dairy_habit/n/n0a8f311abe14


色々と申し上げましたが、自作手帳の醍醐味は自分の実現したい機能をもつ、”自分だけの手帳”を”自由に作れる!”という点だと思います。

そのため、一人一人の価値観があれば、一人一人が考えるリフィルや運用のアイディアがあり、これは千差万別だと思います。今ないアイディアを得るためにも手帳ネタの共有をしながら切磋琢磨していきましょう♪

ここまでご覧頂き誠にありがとうございます!今後も誰かのためになるような小ネタや気づきを発信し続けたいと思いますので、スキでもコメントでもフォローでもリアクション頂けると死ぬほど嬉しいです🙇‍♂️🙇‍♂️