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#013 スルメちゃん×DAISプロジェクト RPは未体験ゾーン!?

2023年前期に参加者として、2023年後期はRP(リフレクションパートナー)として参加したスルメちゃんのインタビューをお届けします。
本業はエンジニアで、パソコンとばかり向き合っているスルメちゃんが、”人”について考えに考え、悩みに悩んだ2か月半。どのような気づきや出会いがあったのでしょうか。読めばきっと優しい気持ちになれます!

【インタビューを受けてくれた人】
スルメちゃん(池田和哉さん) 30代 エンジニア チーム名: だんだん
【インタビューした人】
あっきー(石津亜紀)


※DAIS用語解説※
・RP(リフレクションパートナー) → 内省支援で参加者の変容を促す役割。各チームに1人。
・RPサポ(RPサポーター) → RPのサポートに特化した役割。

1on1でプロファイリング!?

Q:前回は参加者、今回はRPとして参加されましたが、スルメちゃんが感じた「違い」を教えてください。

参加者の時は答申のことを考える時間が長かったです。チームやチームメンバーのことを考えたのはリフレクションの時間だけでした。
今回(RP)は、答申に対して何ができるかではなく、メンバーのために何ができるかをずっと考えていました。それが未体験ゾーンで新鮮でした!
一方で、仕事ではこんなに”人”に踏み込むことはないので、関わり方が難しく悩むことも多かったです。

Q:印象的な出来事を教えてください。

Session2のリフレクションのときに、自分の言葉がメンバーに全然刺さっていない(聞き入れてもらえていない)と感じました。このままじゃまずいので一人ひとりともっとしっかり話す時間(1on1)をしようと思ったのですが、その時はすごく事務的に捉えていた自分がいました。プロファイリングみたいに、どんな人で、何を考えていて、答申に対してどういう思いかを聞き出そうとしていたんです。

人との関係性!?

でも、事前にRPサポのノボさんに相談したときに、「まだ関係性が築けていないのに、そういう話をしても、本音を聞き出すことはできないんじゃない?」と言われてしまいました。確かにそうだなと思って、1on1の中身を雑談にすることにしました。
そして、それが良かったのか、その後のミーティングでは「私やります」「こういうのはどう?」と積極的な発言が増えたように思います。そのあたりから1no1でメンバーの意識を少し変えることができたかなという手ごたえを感じることができました。

チームメンバーと

・・・ただ実は、チームメンバーにはもう一歩踏み出してほしい気持ちもありました (笑)

でもやらないよりは、発破をかけることができた部分もあったので良かったかなと思います。僕自身もメンバーと話しやすくなりましたし。
人と腹を割って話すときに、まず何よりも関係性が大事だと気づけたことがRPとして収穫だったなと思います。

Q:仕事に活かしていることはありますか?

怒りたくなるような出来事や葛藤があっても、一旦飲み込んで相手の立場になるという意識を持つことができるようになりました。効果はまだ実感できていないけれど、まずは意識できるようになったことが大事な一歩だと思っています。

Q:会社でもなくプライベートでもない場(DAIS)に参加してみて、価値観の変化はありましたか?

異業種の人たちが集まって年齢も立場も関係なくフラットに話ができるということが新鮮で刺激的でしたし自分のモチベーションにもつながりました。枠の外の人と関わることがこんなにも成長につながるんだと。
プロジェクト中、ずっと苦しかったしお腹も痛かったけど(笑)、それでも今後も外との繋がりを求めていこうと思っています。

エンジニアがRP!?

Q:RPをするかどうか迷っている方にむけて、一言お願いします。

僕はやってみてよかったと思っています。最初は、RPって何?何したらええん?って戸惑ったし、自分みたいに正解を求めるタイプには苦しいときもありました。また、普段の職種は人事系でもなく、管理職でもなく、人に関わる仕事をやったこともなかったので自信もありませんでした。でもRPサポが相談に乗ってくれました。

(RPサポの)ノボさんがいなかったら、最後まで走れなかったかも。毎度Sessionの帰りは打ちひしがれていたのですが、ノボさんがただただ話を聞いて気持ちを軽くしてくれたり、こうしてみたら?と具体的なアドバイスをくれたり。相談相手が近くにいてくれて心強かったです。

僕のように、エンジニアでパソコンにしがみついてやっている人間からしたら、RPは本当に刺激的な世界でした。やり切ったあとはちょっとだけ人に優しくなれますよ(笑)


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