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僕が10年間、毎年元旦に読んでいる本

12月に入り、忘年会・クリスマス・正月とイベント続きになってきましたね。

年末年始おすすめ作品 BY.CORK Advent Calendar 2016と題して、コルクのメンバーでバトンを渡しています。
4日目は、僕が10年間、毎年元旦に読んでいる本をご紹介したいと思います。

それは、森信三先生の「修身教授録」です。

この本は、僕が20代後半に入り、仕事もそこそこ出来るようになって忙しく働いている時、

「なぜ、僕はこんなに働いているのだろう?」

という疑問から発生しています。

その疑問の答えをいろんな手法で探す中で、人は「心・技・体」全てを鍛える必要があり、「心を鍛えるための本」として、たどり着いたのがこの本です。


日本版論語とも呼ばれる本書は、

"国民教育の師父" と謳われた森信三先生が、大阪天王寺師範学校(現・大阪教育大学)で教鞭をとっていた時期、2年間(昭和12年~13年)にわたって行った「修身」の講義録。(引用元

です。

例えば、

真の志とは
自分の心の奥底に潜在しつつ、常にその念頭に現れて、自己を磨き、自己を激励するものでなければならぬのです。書物を読んで関心したり、また人から話を聞いて、その時だけ激励しても、しばらくたつとケロリと忘れさるようでは未だもって真の志というわけにはいかないのです。
いやしくも、ひとたび真の志が立つならば、それは事あるごとに、常に我が念頭に現れて、直接間接に、自分の一挙手一投足に至るまで、支配するところまでいかねばならぬと思うのです。

という記述があります。

こういう文章がずらりと並んでいるため、1年に1回自分を戒めることができます。

元旦にこの本を読み、心を一新することで、その年の仕事に打ち込む事ができるのです。

皆さんも心を鍛えるために、年末年始に一度読んでみてはいかがでしょうか。


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