リーダ・リーダーシップについて〜続き〜
前回の記事で、
リーダーシップとは、
突き詰めれば、
「人を助けること」
と書きました。
そして、
私は「人を助ける」ためには、
必ず必要な能力が2つあると考えています。
それは、
「Sensing (感じること)」
「Have a go(挑戦する)」
です。
まず、
「Sensing(感じること)」
に乏しいと
相手が何を考えているのか?
相手が何を欲しているのか?
相手が何を伝えたいのか?
今の会場の雰囲気は?
自分の周りはどういった環境なのか?
今何が起きているのか?
などなど・・・・を
気づくことができません。
リーダーやリーダーシップを持った人は、
誰よりも早く、
自分の周りの環境を察します。
それは、
五感だけで感じるものでもありません。
余談ですが、
五感はとても古い表現ですので
使わないことをおすすめします。
実は、人間の感覚は
20以上あることがわかっています。
それら全てを使い、
自分の周りに何が起きているかを
感じることが重要です。
そして、
その感じたことを、
「Have a go(挑戦する)」
必要があります。
しかし、
この挑戦には、
いつも感情が付きまといます。
感情は時に
ワクワクさせ、
私たちの背中を押し、
挑戦を促してくれます。
しかし、
不安をよぎらせ、
私たちの尻尾を掴み、
挑戦を引き止める時だってあるのです。
私は、
リーダーとは
感情のコントロールが上手な人だと
思っています。
つまり、
EQが高い人間です。
EQとは・・・
EI(Emotional Intelligence) とも表現される時があるが、
ピーター・サロベイ博士(イェール大学プレジデント、Six Secondsのアドバイザリーボードメンバー)とジョン・メイヤー博士(ニューハンプシャー大学)は、1997に感情知能(EI)を再定義し、
感情知能(EQ)とは
情動を正確に知覚する能力
思考を促進するために情動を利用する能力
情動とその意味を理解する能力
自己の情動を管理したり他者の情動に対応する能力
としました。
つまり、
リーダーは、
自分の感情を理解し、
これから行う行動に勢いを付けたり、
恐怖を受け入れ、パワーへと繋げたり、
他者の感情を理解する能力などが
長けています。
どれだけ、
「Sensing」が高くても
EQが高くなくては、
「Have a go」には至りません。
さらに、
感情は、
私たちの「Sensing」能力を
鈍らせることもあります。
人間は、
良く悪くも感情と過去に操られています。
この2つを操ることができれば、
誰でもリーダーとして活躍できると
私は考えています。
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