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自分の理解の範囲内でしか理解できないことを知る

指導している時に

さっき、

「わかった」

「理解した」

「はい」

って言ったでしょ!

上記のような流れの

会話をした事がある人は

いませんか?

最近、

「わかった」

「理解した」

「はい」

という言葉について

考えていました。

「わかった」

とはどう言う事なのか?

そして気づいた事があります。

それは、

結局人は自分の理解の範囲内でしか

すぐに理解する事はできないと言う事です。


例えば、

あなたが小学生に

「足し算ってわかる?」

と質問したとします。

そして、

その小学生が

「はい」

と答えたとします。

しかし、

その小学生は、

2+2などの一桁の

計算しかできません。

そして、

あなたは小学生に問いかけます。

「29+42は?」

そして、

小学生は

「わからない」

と言います。

さらに、

小学生は続けます。

「だけど、足し算はわかるよ」

って・・・

もちろん、

あなたの世界から見れば、

この小学生は、

「足し算をわかっていない」

となるかもしれません。

しかし、

この小学生の世界の中では、

「足し算はわかっている」

となるのです。


これは、

指導者は常に理解しておく必要があります。

また、認知科学の世界では、世界は1つではなく、人の数だけあるとまで言われています。

そして、

質問をしたあなたも

「あなたの世界でしか物事を理解できないのです」

だから、

私たちは学ぶ必要があります。

そして、

本格的に学ぶには

自己流の理解ではなく

徹底して興味のある人に

近く事が必要になります。

そして、

徹底してその人が体感したことを

体得していく必要があるのです。

だからこそ、

留学する価値や

環境を変える価値が

高いのですが・・・・

このようなことを考えると

ただただ、

たくさんの練習をドリルを学んで

行うだけでは、

効果は激減する事は

理解できるでしょうか?

たった1つのドリルにも

作った人の思いや視点、

キーワードがあります。

それらを、

理解する事がとても重要なのです。

もし、

ここまで考えていれば、

あなたが指導しているチームの選手が

「わかった」

「理解した」

「はい」

って言ったでしょって

言葉が出るのではなく、

この選手や生徒は、

「この範囲で理解したんだ。」

「このレベルまで体で表現できるんだ」

って言葉が出るのではないでしょうか?

そこで、

次の戦略を考えていく事が

コーチングやティーチングに

とても重要だと私は考えます。


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