【旅エッセイ86】東京攻略(4)ダイバーシティ東京

太陽は好きだ。晴れた夏の日差しの下を歩いているとそれだけで楽しいし、流れる汗と一緒に悩みも流れていくような気がする。

7月に入ってから、東京はずっと曇りと雨が続いていた。「いつになったら晴れるかな」なんて思っていたら昨日は久々の晴れ。これは外に出るチャンスだと外へ飛び出した。

行き先は、お台場。

東京テレポートで降りて、ダイバーシティ東京へ。いつからお台場を「ダイバーシティ東京」なんて名前で呼ぶようになったのだろう。「台場」と「ダイバーシティ」をかけたダジャレなんだろうけど。

家を出る頃には雲の向こうから薄日が差しているくらいだったけど、お台場は雲ひとつない、久々の快晴だった。

歩いているだけで汗がダラダラと流れる。久々の日差しと、久々の散歩。何だか楽しくなってきた。土地勘のないお台場を適当にブラブラと歩く。商業施設のダイバーシティ東京プラザを横目に歩いていると、ガンダムが立っていた。

ダイバーシティ東京プラザの入り口に、堂々とガンダムが立っている。1分の1ガンダム立像。初代の普通のガンダムではなく、立像二代目はユニコーンガンダム。やっぱりガンダム人気はすごいようで、平日の昼間にもかかわらずたくさんの人がガンダムの足元で写真を撮っていた。私も撮った。

目に映る景色を肉眼と記憶ではなくカメラとSDカードに収めようとする風潮に異を唱える人もいるけれど、私は写真を撮るのが好きだし、たくさんの人が写真を撮っている光景も好きだ。

記憶はいずれ薄れて、忘れてしまうかも知れない。写真や記録が残っていると、それが切っ掛けになって記憶も蘇る。たくさんの人が写真を撮っているということは、この光景をたくさんの人が記憶に留めて置きたいと思っているということ。だからたくさんの人が写真を撮っているところを見ると、なんだか嬉しくなる。

ダイバーシティプラザを離れて、東京湾を眺める。
「封鎖できません」で有名なレインボーブリッジや、その向こうにぼんやりと東京タワーも見える。

東京湾の中に、お城の石垣のようなものが見える。石垣の上は芝生になっていて、松の木々が生えていた。

「そういえば」と思い出す。高校の授業で習った。ペリーが来航した後、江戸の町を異国の勢力から守るために東京湾にいくつも砲台を並べた。その砲台を並べた場所だから「台場」という地名になったのだ、とか。

大昔は国を守る要所で、ちょっと前はフジテレビの代名詞で、今はダイバーシティとして観光地になっている。

ベンチに座って東京湾を眺めていると、たくさんの観光客が私の前を通り過ぎて行く。

人種も年齢もバラバラの人たち。服装も違えば肌の色も地違う、たぶん文化も違う。私にはわからない色々な国の言葉が飛び交う。

若い人もいればお年寄りもいる。自由の女神の前で自撮りをする人もいれば、東京湾を眺める私のような人もいる。

なるほど、ダイバーシティ東京か。

たくさんの人が集まる多様性(ダイバーシティ)のある街、本当にその通りだと思う。

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ダイセンブ

旅と人生について考えるエッセイスト。散歩、自然、写真が好き。毎日、1枚の写真を載せて、旅と人生をテーマにした様々なエッセイを書いています。2019年4月21日から、1日1エッセイ継続中。
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