【旅エッセイ15】巨大な立佞武多

 青森の伝統的なお祭りに、ねぶた祭がある。

 「ねぶた」とも「ねぷた」とも言い、青森の伝紙で作られた大きな人形を屋台の乗せて、掛け声をあげながら街を練り歩く。
 ねぶたの人形は中に灯りが入っており、それが夜の暗闇の中で色鮮やかに輝く姿は壮観の一言。

 地域によって祭のスタイルも違う。立佞武多は、五所川原のねぶた祭で「たちねぷた」と読む。

 この立佞武多は、圧巻の迫力がある。
 なんと言ってもねぷた人形の大きさが桁違い。大きな人形は高さ20mにも達する。ビルの6階、7階に匹敵する高さだ。人形はただ人の形をしているのではなく、日本の神話や伝説をモチーフにしたひとつの芸術作品になっている。

そんな巨大な芸術作品が人の手で動かされて街を練り歩くのだから、伝統の持つ力はすごい。

 写真は、五所川原の立佞武多の館で撮った一枚。2012年の立佞武多祭で使われたもの。
 大きさの迫力もすごいけれど、なによりも表情の力強さ。
 伝統芸を受け継いだ職人さんに敬意を示して、私はその表情をカメラに収めた。

 



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ダイセンブ

旅と人生について考えるエッセイスト。散歩、自然、写真が好き。毎日、1枚の写真を載せて、旅と人生をテーマにした様々なエッセイを書いています。2019年4月21日から、1日1エッセイ継続中。

コメント2件

かっけえ!なんか揺さぶられるす。凄い1枚だ!何度か見返しに来てます。作者の許可があればダウンロード可能とか無いんか。
しかし、観客が写り込まないこの角度でよく撮れたすな。
ありがとうございます!
ねぶた人形の顔付きが気に入っています。写真じゃ全体像撮った時に圧倒的な大きさがわかりにくかったので顔付きだけに注目して写真撮りました。自分の撮った写真で良ければぜんぜん構わないのでご自由に保存してください。
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