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SHOGUN BURGER世界9位獲得

テキサスのダラスで行われているハンバーガーの世界大会、
WORLD FOOD CHAMPIONSHIPは世界一大きい【フードスポーツ】にて

各国代表チームの30チーム中、9位にて決勝進出しました!!!

SHOGUN TEAM世界進出まで着々と。


超笑顔
SHOGUN BURGER スーパーバイザーのKodai

めちゃくちゃ嬉しい。ついに世界1位が見えてきた。

厚子さん曰く

「アメリカだから大味のハンバーガーなんだろう、なんてそんな甘いもんじゃなく、めちゃくちゃレベルが高く焦ってる」と

BBQの本場テキサス。やはり超高レベルの戦い、でもそこでの9位はすごく価値のあるものだよ。感動して涙が出た。

今回題材はコーヒーを使用したバーガーだったのでドーナッツをバンズにし、甘じょっぱいバーガーで勝負したみたい。厚子さん狂ってる。


今回、僕の代わりに、Japan Burger Championship、初の日本大会を企画してくれたTERUさんがSHOGUN BURGERチームに助っ人、サポートとして入ってくれている。本当にバーガーが大好きで全力で僕達のサポートをしてくれている。

すごい熱くてクレイジーだなーと思っている。LINEのやりとりしかほとんどしてないけど、絶対クレイジーだ。笑

そのTERUさんが印象的な記事を書いてくれたので以下、転載させてもらった。



以下FACEBOOKから転載

【波に乗る力】

遂にハンバーガー世界大会出国まで2日

今朝は、SHOGUN BURGER扇谷さんと、密着取材を行うTBSのスタッフさん、そしてJBC主宰の私とで最終ミーティングを行いました。

11/9から五日間、私達はテキサス州ダラスで、世界各国から集まった1400人のシェフ達と共に、10種目に分かれて【フードスポーツ】の頂点を争います。

遂に出陣と言う事もあって、私も少し気持ちが昂っているので、今日は少し踏み込んだお話をします。

2年前に、日本でハンバーガーの選手権を開催しようと思った時から、覚悟していたこと。

それは【日本一】を決める上での公平性に対する批判や、イベントの信憑性を疑う周りの声です。

SHOGUN BURGERの関係者様達や、来年のJBCへの出場を考えている方、大会に対して批判的に捉えている方なども、もしかしたらこの書き込みを見ているかもしれません。

どうぞ、最後まで読んで頂きたいです!


現にJBC2022が横須賀で閉幕して、結果SHOGUN BURGERが優勝した後、たまたまTBSが密着取材をしていた事もあり、「やらせじゃないの?」「出来レースなんでしょ?」などと心許ない声が私の下にも届きました

はたまた「雑誌に載るような有名店が一店も出ていないのに、“日本一”なんて言えるの?」なんて声もありました。

まずは、沢山のご指摘、ご鞭撻、ご助言、ご指導ありがとうございます!

その上で言わせてください。

JBC2022の優勝店は間違いなくSHOGUN BURGERなんです!!!!

まず競技の公平性に関しては、親元となる世界大会WORLD FOOD CHAMPIONSHIPの20ページに渡る公式マニュアルを、JBCでも基軸としています。

制限時間から、使用可能食材、設備、審査員のスコアの付け方や計算方法まで、事細かにガイドラインが決まっています。

そこに抜け穴はありません。今回初開催だったにも関わらず、こんなにも反響が大きかったのは、【競技】の部分が【ガチ】だったからだと私は思っています。

笑いも、悔しさも、喜びも、そして涙もあったのは、横須賀での3日感間を過ごした人達がみんな【ガチ】だったからなんです。

そして、優勝が決定してからやりとりを続けさせて貰っている扇谷シェフをこの3ヶ月近くで見ていて確信した事があります。

この人は勝つべくして勝ったんだ。と。

SHOGUN BURGERは、恐らく今飛ぶ鳥を落とす勢いで成長していると思います。

新店舗、新業態をどんどん展開して、テレビの反響等もあり、既存店舗の売上も鰻登りのはずです。

グループ会社を束ねる本田代表はその勢いを保つどころか、ギアを更に上げて突き進んでいます。

そしてその下で働く社員の人達もエネルギーに満ちています。

誰が見ても輝いているSHOGUN BURGERのサクセスストーリーを見て、「ラッキーだな!」「ウチの店もJBCで勝ってワンチャンあるんじゃない?」と軽く見ている人もいると思います。

SHOGUN BURGERは元々知名度があるお店なので、自分が何かこの成功に貢献しているとは思いませんが、少なからずJBCを私が開催した事がきっかけで、今のSHOGUNさんの勢いがあると話してくれる人もいます。

前日JBC審査員向けの試食会をした際に、バーガー女子のエリさんが何気なく発した言葉が印象的でした。

「波を作ったのはテルさんかも知れないけれど、誰でも波に乗れるわけじゃない。そういう意味ではSHOGUN BURGERは波に乗り切る力と勢いがあった。波に乗るのも才能と実力。」

まさにその通りだと思いました

テレビにも抜かれていないので、扇谷さんがどれほどの気概と準備を持ってJBCに出場していたか、そして今回の世界大会に臨んでいるかを知ったら、みなさん言葉が出ないと思います。

常人だったら多分倒れている。

私はそう思います

それくらいの準備とtry&errorを積み重ねているんです。

今回の試食会でも、コロンビア産コーヒーを使用したドーナツバーガーを実ににこやかに、そして軽ーい感じで「ドーナツにしてみましたー♪召し上がれー」とテーブルまで運んでくれるんです。

驚いたのは、その軽い感じとは裏腹に、試食をした人達が思い付きでアドバイスをしよう物なら、指摘されたそのすべてのパターンを、既に試し済みであったことです!!

「これ、サツマイモじゃなくて、栗とかどうだろう?」

“あっ!栗やりました!コーヒーの味が死んでしまったので、サツマイモがパチンとハマりました。”

「これゴーダチーズよりブルーの方が合うんじゃない?」

“私も最初はブルーが合うと思って試したんですけど、ゴーダが一番バランス良いです。”

「サツマイモの蒸し加減をもう少し…」

“浅く蒸したり、ガッツリ蒸したりしました!このギリギリ溶けないくらいの蒸し加減がベストです。”

「卵の焼き方なんだけど…」

“目玉焼き、卵焼き、スクランブルエッグ、全て試しました。その上で雑に焼いたフライドエッグが一番しっくりきました。”

などなどなど、上に書いたのはほんの一部で、それ以外の全ての指摘に対する答えは「試しました!」だったのです。

そして、彼女が作るドーナツバーガーを食べた人は、その言葉に偽りがない事がすぐにわかったと思います。

あんなにも沢山の食材が合わさっているのに【何一つとして抜いて良い食材がない】くらいに、全てが渾然一体となり調和しているからです。

それが昨日今日パッと頭に浮かんだレシピでない事は、味が証明しているんです。

扇谷さんは【武運】にも恵まれています。

今回もダラス行きの切符を獲得した直後に、偶然にダラスでパン屋を開業する方の相談を受けたらしく、その伝手で米国に行かずとも本番で使用するスパイスやバンズ、ドーナツなどを日本に持ってきてもらい、事前に試食が出来たり、テキサスの人達の味の嗜好や、街の感じなどを直接聞く機会を得たのです。

たまたまダラスに知り合いができた。

そんな事あります?

でも、やっぱり私は【運】だけでなく、これも扇谷さんの実力の一部だと思います。

JBCで優勝した際の話に戻ると、扇谷さん引き入るSHOGUNチームは、極限までハンバーガーを口にする審査員の気持ちを考え抜いて競技に臨んでいました。

その証拠に、用意されているグリドル(バンズやパティを焼く鉄板)が思ったより狭いことに予選で気付いた扇谷さんは、他のチームが限られたスペースを使い、バンズを先に焼いて、バットに上げてからパティを焼いている中、どうしてもパティもバンズも熱々で審査員に出したいという事で、決勝にホットプレートを持参したんです。

予選ラウンド初戦で緊張もしていた筈なのに、既に決勝へ向けた改善点を考えながら競技を行っていた扇谷さんは、文字通り鼻から勝ちに行ってたわけです。

予選ラウンドでぶっちぎりの1位通過をした東京アメリカンクラブを大逆転したのは、炎天下で体力を削られている審査員向けに、組み立てたハンバーガーの上から豪快にレモン汁を半身一個分振り掛けサッパリとした仕上がりにしたり、限られた時間内でも使用必須食材のオクラの表面のうぶ毛を丁寧に取り除いたりと、最後まで【誰が】【いつ】【どこで】【どのように】自分のハンバーガーを食べるのか想像して、吟味して、最適解を出す事に一寸の妥協もしなかった扇谷さんの【実力】が成せたのだと強く思います。

飲食店で働いていて、時折「オープンキッチン」とは物理的に客席から見える場所にあるキッチンの事ではなく、例え壁があって目で見えなかろうが、その日そのレストランに足を運んでくれた人が、自分の作った料理を口にしてくれるその瞬間を想像できる人達が働いている厨房の事だと、スタッフに話す事がありますが、扇谷さんはまさにその【オープンキッチン】で働く一流シェフでした。

私達が出場するWORLD FOOD CHAMPIONSHIPは世界一大きい【フードスポーツ】の祭典です。

間違えて欲しく無いのは、【そこで優勝したお店が世界一美味しいお店とは限らないという事】。

厳密に決められたルールの上で、限られた材料、調理器具で作るハンバーガーは、普段お店で出しているハンバーガーとは同じではありません。

ギターの早弾きコンテストで優勝した人が、世界一演奏が素晴らしいギタリストにはならないのと同じように、ある条件下で作ったハンバーガーの世界一を決めようと言うわけで、無条件に世界一美味しいハンバーガーを決める大会ではないということです。

それでも、もしSHOGUN BURGERがこの大会で優勝出来たとしたら?

それは間違いなく

【世界一】

なのです!

なぜなら彼らは既に、その日本大会のチャンピオンなのですから!

冒頭のコメントに戻りましょう。

「雑誌に載るような有名店が一店も出ていないのに、“日本一”なんて言えるの?」

はい!SHOGUN BURGERは、日本で初開催された、ハンバーガーを制限時間内に作り、見た目、味、調理工程の正確さを競う【フードスポーツ】の大会で【日本一】になったハンバーガーレストランです!

そして、その世界大会WORLD FOOD CHAMPIONSHIPで優勝し、【世界一】になるであろうお店です!

明後日からの私達の挑戦、是非応援してください!!


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