見出し画像

190208 伊勢散策

 結婚記念日のある2月の連休は、恒例で旅行に行くことにしている。今回は、前から気になっていた、まわりゃんせの周辺を散策することにした。

1日目 お伊勢さん
 朝8時予定通り大阪を出発。ガソリン入れて朝マック。高速で2時間半くらいで、伊勢神宮 外宮に到着。
 早速新調したFUJIFILM X-H1を試しまくる。

観光バスの一同がとても多い。なんの集まりかはわからなかったけど、ご高齢の5,60人ぐらいのグループだった。比較するように、外国人の方を見かけない。そのかわり、中国の方はちらほらいた。
 あらゆる分野のすべてに通ずる神を祀るくらいなので、日本人で思い入れが深い方が多いのだと思った。

 外宮周辺は、かつての建物を有効活用している物件がちらほらあって、前から見たかったpaddleが設計したダンテライオンチョコレートを見たり、他にもいい感じの店舗を何軒か見れて、景観と時代に対して、機能がアップデートされていることが印象的だった。

 その後、内宮に向かう。外宮と行き来してる感じなので、だいたい同じだった。
 おかげ横丁やおはらい町で食べ歩き、平日にも関わらず観光客や修学旅行生が多い。伊勢うどんはガイドブックに出ているところは列ができており、案内も電光掲示だった。寒い中並ぶのもつらいので、一番うまい伊勢うどん二光堂支店にいった。月見伊勢うどん500円。小腹を満たすのと、せっかく色々食べるものがあるので、ちょうどいい量だったのでおすすめ。

 そして赤福本店でぜんざいを食べるお決まりの箇所も堪能した。他にも伊勢とうふのおからから作った豆腐ドーナツや、中川政七関連のゑびやでは質の高い地元のもの(お高いが次回はチャレンジ)が提供されているのだろう、いい感じのお店がいくつかあった。
 外宮もそうだけど、観光地だからといって今まで通りのやり方でいいってわけでもなく、ちゃんと時代にあうように考えられたお店が生き残る。

 その後、車で10分くらい行った先の二見興玉神社で夫婦岩を拝みに向かった。この日は強風で人は少なかった。
 神社の前は、かつて賑わいがあったかなかったか、廃れた民宿や販売店が連なっていた。人口減少や観光の難しさを考えさせられた。

 そこから車で約1時間、NEMU HOTEL& resortに向かう。ゴルフやヨガなどのアクテヴィテヴィと志摩の環境を楽しむことができる。
 クルーズや星を見に行くツアーとかもある。チェックインが16時くらい、17時からは海岸夕日が沈むところを見に海岸につれて行ってもらった。

 普段は経験しない環境と思いながら、ただただ夕日が沈むのを眺めていた。
 尾道や宮島など海岸沿いの街に行ったときにいつも感じる〝余裕〟というか〝ゆったり〟しているような、地元のポテンシャルを上手に使った生活。働く人たちも、ここのこういうところがいいよって。そこならではの大変なこともあるだろうが、憧れる生活の一つである。

 地元にも、このなんとも言い表せない良さを、地元なりのやりかたで生み出せないものだろうか。観光や特産がしたいのではなく、今の生活感から離れることができる場所の提供がしたいと思う。

 今は役人だけど、今回の旅行を通して感じて考えることができたこのことを具現化できるように行動あるのみだと今は思う。

仕組み改善に努めます!