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デフサッカーとは?!

こんばんは!
今夜はデフサッカーについてお話ししたいと思います!

まず、デフサッカーの『デフ』の意味は『聴こえない』という意味になります。
deaf→これが英語になります。

デフサッカーと普通のサッカーで違うところは大きく言うと『聴こえる』『聴こえない』の違いだけです。
それ以外はフルコートのサイズ、ボール、時間なども全く同じです。
ただ、審判の笛が全く聴こえないので笛の代わりに線審が使っているフラッグを使って選手に知らせています。

見た目は線審だけど、一応主審です…笑

このような感じでやってもらっています。

試合中、チームメイトとのコミュニケーションはどうしてるのか?
基本は手話とアイコンタクトです。
デフでは味方の声が全く聴こえないので、いくら呼びかけても気付いてくれません。
なのでキーパーやDFが前の選手に「縦切れ!」「潰せ!」と叫んでも当然反応してくれません。たまたま前の選手が周り見た時に気付く事はありますが、試合中はどうしてもボールに集中してしまうので気づいて欲しい時に気付いてくれません。
だから要求がある場合は自分達のコーナーキック、フリーキックの時などプレーが止まってる時やハーフタイムにコミュニケーションを取って修正しようとしています。

アイコンタクトは何かというと、目を合わせてお互いの意思を共有する事です。
正直自分でも難しいです。
普段から毎日一緒にトレーニングしているとなれば、お互いのプレーを熟知しているので共有しやすいかなと思いますが、あまり一緒にプレーできていない人とは上手く連携が取れない事が多いです。

ここまではデフサッカーの話でしたがここからはデフの僕が健聴者とサッカーしている時の話になります!

実際にデフの僕が健聴者とサッカーをしていて困ってる、難しい事は沢山あるのです。なんならデフサッカーよりも難しいです。

味方の声は聴こえない。相手の声も。監督の声も。審判の笛も聴こえない時がある。雨が降れば補聴器を外さないといけないからもっと聴こえない。

正直に言って、聴こえないだけでこんなにもやりづらいのか?って思う程です。

小学生の頃はあんなにサッカーを心から楽しめていたのに、社会人になった今では全く楽しめなくなってきています。
病めば病むほど、迷えば迷うほど、プレーに迷いが出て自分の思うようなプレーが出来なくなる=自分に自信が持てなくなる。
もうそんな状況になっています。笑
早くこの状況から抜け出さないとヤバいのは分かってるのになかなか抜け出せれないし、自信を取り戻すってなかなか簡単にできる事じゃないなと思い知らされてます😭

耳聴こえるからってプレーがガラッと変わるかどうかは分からないけども、せめて一度だけでもいいからみんなと同じように聴こえる状況でサッカーしてみたい。
そして歓声をもっとはっきりと聴いてみたい。

悩み事になってしまって申し訳ないです🙇‍♂️
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございます🙇‍♂️

次回はデフリンピックについてお話ししようと思っています!
ではまた!!

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