タイトルが言いたいことのすべてなのですが、Vtbuerの配信と言えばゲーム実況、歌枠、雑談とよく知らない人達から思われているのは、個人的に悔しいと思っています。もっと色々な配信もしているのに。

配信がこの3つに偏るのは仕方ないと思います。Vtuberに限らず生主やYouTuberもやってますし、個人が手軽に始められるコンテンツだから。この3つの配信はもはや実家のような安心感さえあります。

これ以外の配信はジャンル分けが難しいところがあります。あえて言えば企画配信とかバラエティ配信でしょうか？よく知らない人に「Vtuberはこういう配信をしてるよ」と説明しづらいのも、ゲーム実況、歌枠、雑談と違って認知が広がらない原因かと。

具体的にどんな配信が見たいかというと、直近だと富士葵さんの節分生放送です。内容は、雪玉投げて点数稼いで岩投げて鬼退治してました。自分が何を言っているのかわかりません。

大型コラボ企画の「VakaTuberは誰だ」も面白かったです。VakaTuberたちの珍回答が次々飛び出し笑いが止まらない、王道のバラエティ番組だと思いました。

VakaTuberの一人、銀河アリスさんは定期的に侵略生放送をしていますが、この配信も毎回違った企画を行っており、見ごたえがあります。企画の内容はアシスタントの猫ちゃんたちと協力して考えているようです。

にじさんじやホロライブのライバーさんたちもゲーム実況、歌枠、雑談以外の配信をしています。少し前の配信になりますが、月ノ美兎委員長の百物語企画は、ホラー好きな私もしっかり背筋が涼しくなる素晴らしい企画でした。

また文野環さんの「えんとつ町のプペル」を見てきた感想配信も、色んな意味でヤバかったです。この配信は厳密には雑談配信のカテゴリかもしれませんが「今の環境で企業Vがプペルをネタにする」ことの炎上リスクを考えると、普通の配信とは一線を画していると思います。

あさココで一世を風靡した桐生ココ会長が毎週日曜12時から行っているReddit Shitpost Reviewでは、海外ニキたちがRedditに投稿した力作ミームを見て「解釈一致！」と膝を叩いたり「ねーよｗｗｗ」とツッコミを入れたりして見ています。また桐生ココ会長は定期的に脱毛ASMRという人類には早すぎる企画もやっています。

はあちゃまクッキングです。はあちゃまの料理センスはもはや言語では説明不可能なので、見てもらうしか面白さを伝える方法はありません。毎回独特な料理（オブラートに包んだ表現）が完成しますが、どんな料理でもちゃんと自分で食べているのは偉いと思います。

ゲーム実況、歌枠、雑談という定番の活動も大事ですが、それと同時に差別化もしないと生き残れないので、エンタメを作る人達は本当に大変だと思います。配信者は常にコンテンツや企画のネタに悩んでいるはずです。

先に述べた銀河アリスさんのアシスタントの猫ちゃんが、以前こんなことを言っていました。

「当たった企画、人気のイベントだからといって安易に回数を重ねてしまうと受け手の飽きるスピードは格段に早くなってしまうんだ！何事もバランスだね」

いつも楽しい時間を提供してくれるVtuberたちに感謝しつつ、これからもあの手この手でみんなを笑顔にしてくれたら良いなと思ったのでした。