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運営にご意見を送るときのテクニックを紹介します

1.最近の炎上を見て思うこと

火事と喧嘩は江戸の華」なんて言いますが、ネットでも火事と喧嘩が絶えませんね。

企業がやらかしたとき、その運営のTwitterアカウントなどには多くのご意見が寄せられているのを見ます。おそらく皆さんは「運営に改善して欲しい」という願いの元、リプライを送っていると思います。

ただ、私はそれを見て「フフ......へただなあ、カイジくん。へたっぴさ........!意見の通し方がへた」と思うことがあります。

ということで、しがない社会人歴○年の私が「運営に意見を聞いてもらう方法」について解説したいと思います。

今回は「運営に意見を聞いて欲しい」という人のために書くので「運営に自分の感情を叩きつけて気持ち良くなりたい」という方はブラウザバック推奨です。

2.まずは結論

結論から言うと「良い事を三つ、悪い事を一つ、改善策を一つ」送ることです。

炎上している運営へのリプライを見ていると、ここがダメあそこがダメという意見が大半を占めます。やらかして炎上しているから当たり前ですが。

メンタルヘルスの話になるのですが、「褒めて褒めて褒めて落とす」くらいのバランスでないと人はモチベーションを保てません。

要は運営を叩きまくっても運営のモチベーションを落とすことにしか繋がらないということです。

だからまず褒めろ。最低でも良い事1つ悪い事1つのバランスにしろ。良い事が1つも見つからないなら、そもそもそんなコンテンツはあなたにとって見る価値ないから切り捨てて良いでしょう。

もし運営を褒めることに抵抗を感じるのであれば、自分が感情的になっていることを自覚していったんクールダウンしましょう。今解説しているのは人を動かすためのテクニックです。感情的になっていなければ、運営に意見を通すための段取りとして割り切れます。

3.ご意見を送る場所

意見の送り方の次は送る場所です。Twitterのリプ欄は見られる可能性が低いです。炎上しているときは特に無数のリプライの中に埋もれる可能性大です。

企業であれば、だいたいご意見を受け付けるフォームやメールアドレス、マシュマロや質問箱があるので、そちらに送りましょう。ご意見を送るときは最低限の文章の体裁を整えてください。まず挨拶は基本。いきなり意見だけ送るな。

4.結局運営に聞いてもらえるの?

大前提なのですが、企業は消費者のご意見を全部聞く義務なんてありません。むしろ素人の言う通りにしても逆効果なことの方が多いです。

まず企業から返信はありません。100送って1つでも改善されたらラッキーくらいの気持ちでご意見を送りましょう。

元々運営に意見が通る確率なんて、ガチャのSSRくらいの確率です。それが倍になったところで、確率が低い事には変わりません。じゃあ意見を言うだけ無駄じゃん!って思うかもしれませんが、ガチャと同じで何もしなければ確率はゼロです。

5.まとめ

誰しも自分の理想のコンテンツに出会いたいという願いを持っていると思います。しかし運営が他人である以上、自分の望まないコンテンツを作る可能性は常にあります。

では自分がコンテンツを作る側になれば理想のコンテンツが作れるのかと言われると、そうではないのが難しいところですね。そもそも自分の理想のコンテンツがはっきりしていなかったりしますし。

またクリエイターがユーザーからの反応を欲しているのも事実です。誰からも反応がない事で創作をやめてしまう人は後を絶ちません。だから私は意見を言うことは悪いことだとは思いません。

意見を言うことは簡単です。ただ、その意見を人に聞いてもらうにはテクニックが必要です。願わくば、皆さんの貴重な意見が埋もれないことをお祈りしています。

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