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TUBEOUT! Vol.3レポート

めあは絶対スーパースターになります!なりたいじゃない絶対絶対なるんだー!(星乃めあ)

2020年3月7日、TUBEOUT! Vol.3が配信限定イベントで開催されました。5人の歌姫と、この日限定のユニットが響かせた最高の歌たちのレポートを書いていきます。

電脳東京華道中(朝ノ瑠璃)

ソロパートのトップバッターは瑠璃姉。オリジナル曲の電脳東京華道中を妖艶に歌い上げます。艶っぽい歌声と大正浪漫を思わせる和なメロディの相性が抜群です。そして「セロトニンニン」の可愛さとのギャップにやられました。歌い終えた瑠璃姉の「ここからドンドン駆け抜けていきますよ!」の言葉通り、ここから怒涛の歌唱力の暴力が続きます。

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自己アレルギー(AZKi)

続くAZKiちゃんはオリジナル曲「自己アレルギー」を披露。非常にカロリーの高い曲でライブ会場で歌うとステージと観客の一体感がとても楽しいです。今回は配信限定イベントでしたが、コメント欄も「おっおー!おっおー!いぇーい!」という文字で埋め尽くされていました。早くライブ会場でまた彼女の歌を聴きたいです。

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Pop Virus(奏MiMi)

"歌って踊れるぽっちゃり猫”奏MiMiちゃんは星野源さんの「Pop Virus」をカバー。その見た目からは想像もできない見事な歌唱力を見せつけました。伸びのある歌声と染み入るようなメロディーに思わず聴き惚れました。またその小さな体で一生懸命歌っている姿がとても愛らしかったです。

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キズナイズム(獅子神レオナ)

レオナちゃんはオリジナル曲「キズナイズム」を披露。ロックな曲調とレオナちゃんの力強い声で、聴くと活力が湧いてくる歌です。力強い歌声と、「弱いとこも 全部含めて僕の好きな君だから」の部分の優しい歌声とのギャップも大好きです。歌い終わりに「この後は誰が来るか分かってるよね?世界の星乃めあ・・・じゃ」と次につなぎます。

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紅蓮華(星乃めあ)

「だああああああああ!」とレオナちゃんからバトンを受け取ってステージに上がったのは世界の星乃めあ。LiSAさんの「紅蓮華」をカバーします。説明不要な名曲ですが、この難しい曲を見事に歌い上げました。彼女は自身のYoutubeチャンネルにも紅蓮華のカバーを数回アップロードしており、完全に自分のものにしていると感じます。

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泡沫夢幻(奏MiMi&獅子神レオナ)

ここからはユニットパートです。瑠璃姉の泡沫夢幻をMiMiちゃんとレオナちゃんの猫組がカバーします。瑠璃姉が歌う艶っぽい泡沫夢幻とは異なり、MiMiちゃんのレオナちゃんの力強い歌声で歌われる泡沫夢幻は、儚い中にも明るさを感じました。また間奏でエアドラムやエアギターを弾く二人が楽しそうで、悲恋の歌なのに思わず笑顔になりました。

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トモシビライズ(朝ノ瑠璃)

瑠璃姉ソロで自身のオリジナル曲「トモシビライズ」。泡沫夢幻とは異なる方向性のロックでカロリーの高い歌です。瑠璃姉も「おい!おい!もっと!」と客席を煽ります。こういう格好いい曲は個人的にめちゃくちゃ刺さります。ライブ会場でみんなで盛り上がりたい曲です。

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刹那ティックコード(朝ノ瑠璃&星乃めあ)

そしてまさかの瑠璃めあによるSorAZ(ときのそら&AZKiのユニット名)の刹那ティックコードのカバーです。これは完全に予想外の選曲で一気にボルテージが上がりました。アフタートークで明かされたのですが、この選曲と瑠璃めあに歌って欲しいというのは、AZKiちゃんが提案したそうです。さすAZです。そらちゃんのパートをめあちゃんが、AZKiちゃんのパートを瑠璃姉が歌いました。原曲に負けないほどの格好良さを表現していたのは流石瑠璃めあだと思います。SorAZのどちらともコラボしたことがある瑠璃めあがこの曲を歌うという文脈が素晴らしい完成度で、最高以外の言葉が見つかりません。

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ちいさな心が決めたこと(AZKi)

AZKiちゃんソロでオリジナル曲「ちいさな心が決めたこと」です。1stアルバム「without U」に収録されているAZKiちゃんが初めて作詞作曲に挑戦した曲です。彼女のVsinger活動や歌に対する思いを込めた歌詞を、歌に感情を込めることが非常に上手いAZKiちゃん本人が歌うのは何度聴いても最高にグッときます。MVも素敵なのでぜひそちらもご覧ください。

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CAT STREET(星乃めあ&獅子神レオナ)

めあちゃんとレオナちゃんでMiMiちゃんのオリジナル曲「CAT STREET」をカバーしました。冒頭小声で「格好つけないと」「格好つけるってどんなの?」「こういう感じ」と相談していたのが可愛かったです。今回のライブの曲では唯一のラップ曲で、二人のラップに乗せて体を揺らしているだけで楽しかったです。

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Automatic(奏MiMi)

続いてMiMiちゃんは宇多田ヒカルさんの「Automatic」をカバー。このライブの直後、Automaticの歌ってみた動画を投稿しているので、ぜひそちらもご覧ください。この名曲をライブで歌うのも凄いですが、しっとりした歌声なのに歌声に力を感じるのがMiMiちゃんの歌の凄いところだと思います。

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Brightening' Hope(AZKi&奏MiMi)

AZKiちゃんとMiMiちゃんでレオナちゃんの「Brightenin' Hope」をカバー。レオナちゃんの原曲はロックで格好良くて太陽のような熱さを感じるのですが、AZMiMiのBrightenin' Hopeも負けじと格好良く、二人の歌への感情の乗せ方が上手くてエモさマシマシに感じました。あと二人のエアギターが可愛かったです。

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はっぴーでいず!(獅子神レオナ)

レオナちゃんはソロでオリジナル曲「はっぴーでいず!」を披露しました。「がっおー!」のコールがとても楽しく、この曲もライブで盛り上がる曲です。そしてレオナちゃんらしいお日様のような聴くと元気になれる楽しい曲です。本人らしさが表現できている曲は、まさしくオリジナル曲という感じがして大好きです。

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ドリームトリップ(朝ノ瑠璃&AZKi)

瑠璃姉とAZKiちゃんで星乃めあちゃんの「ドリームトリップ」をカバー。冒頭で「裏で星乃めあが泣いてました!」と瑠璃姉に暴露されたのですが、瑠璃姉も歌いながら何度か涙腺が崩壊していました。夢に向かってまっすぐに走る前向きな曲で、星乃めあらしい曲だと思うのですが、それを瑠璃姉とAZKiちゃんが歌うことが、二人からめあちゃんへのエールのように感じて最高でした。

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Step Up Super Star!(星乃めあ)

このライブのトリはめあちゃんによるオリジナル曲「Step Up Super Star!」です。号泣しながら歌うめあちゃんに思わず「がんばれー!」と声がでました。この曲は「かわいい!」「だいすき!」というコールが楽しく、めあちゃんらしいスターにふさわしい曲です。「めあは絶対スーパースターになります!なりたいじゃない絶対絶対なるんだー!」という決意を込めた叫びは、こちらも心から応援したいと思わせる力がありました。

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歌い終わった後全員がステージに並んだ際、瑠璃姉が「星乃めあって去年の3月23日に行われたTUBEOUT!SESSIONSでトップバッターを務めていたんですよ。その子が1年後のTUBEOUT!でトリ務めるんだ」と感極まっていたのが印象的でした。バルスはエモで殴りがち。

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まとめ

色々な事情で配信限定のイベントになった本イベントですが、今回しか見られないユニットやカバーを見ることができて本当に楽しいイベントでした。同じ曲でも歌い手が変わるだけで別の曲に聴こえたり、ユニットを組むことで新しい魅力や相乗効果が生まれたりするので、こういう企画は今後も続けていって欲しいと思います。

今回MiMiちゃんをみんなが可愛い可愛いと言っていって4等分にして持って帰りたいとサイコパスな発言をしていたのが面白かったです。一人だけ等身が低いMiMiちゃんが、4人のマスコット的な立ち位置になっていて、いいバランスになっていたと思います。

アフタートークでAZKiちゃんが言っていた5人でユニットを組んで、マクロスΔのワルキューレのように5人のコーラスとかハーモニーをやってみたいというのも、ぜひ実現して欲しいです。コラボは2人で行われることが多いで、5人で歌コラボというのは差別化もできて最高に熱いと思います。

最後に、このイベントを配信限定という形でも開催してくれた5人の歌姫と関係者の皆様に心より感謝を申し上げます。最高のライブでした。これからもその歌声を全世界に響かせてください。

TUBEOUT! Vol.3セットリスト
1.電脳東京華道中(朝ノ瑠璃)
2.自己アレルギー(AZKi)
3.Pop Virus(奏MiMi)
4.キズナイズム(獅子神レオナ)
5.紅蓮華(星乃めあ)
6.泡沫夢幻(奏MiMi&獅子神レオナ)
7.トモシビライズ(朝ノ瑠璃)
8.刹那ティックコード(朝ノ瑠璃&星乃めあ)
9.ちいさな心が決めたこと(AZKi)
10.CAT STREET(星乃めあ&獅子神レオナ)
11.Automatic(奏MiMi)
12.Brightening' Hope(AZKi&奏MiMi)
13.はっぴーでいず!(獅子神レオナ)
14.ドリームトリップ(朝ノ瑠璃&AZKi)
15.Step Up Super Star!(星乃めあ)

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