2019年10月26日に行われた銀河アリスハロウィンライブ2019に行ってきました。

ゲストは鈴鹿詩子さん（以下、詩子おねえさん）と天神子兎音様（以下、子兎音様）です。この3人による歌あり笑いありの楽しいライブのレポートをしていきます。

今回のイベントは大きくトークやコント中心のバラエティパートと歌パートに分かれていました。

バラエティパート

バラエティパートの構成としては

コント１（吉〇新喜劇風）
ハロウィンほんと？うそ？（詩子おねえさん進行役）
ハロウィン細かすぎて伝わらないモノマネ（子兎音様進行役）
コント２（お銀と詩子おねえさんによる謎戦闘）
コント３（お銀と子兎音様によるジェスチャーゲーム世界大会）
コント４（3人によるメイド喫茶バイト面接）

という構成でした。

最初コントが始まった時、まずステージが吉〇風で、詩子おねえさんが母役、子兎音様が娘役、お銀が借金取り役と、配役も吉〇で見たことがある感じでした。このコントでは詩子おねえさんと子兎音様がボケにボケるので、始終お銀がツッコミ役に回るという珍しい状況が面白かったです。特に子兎音様がドラ〇もんやお銀のモノマネをするたびに会場から笑いが起こっていました。

「ハロウィンほんと？うそ？」はハロウィンにまつわるマルバツクイズを詩子おねえさんが出題し、お銀と子兎音様が答えるというコーナーでした。しかし不正OKというルールだったため、途中から客席に正解を聞いて二人とも正解していました。このコーナーの趣旨を放り投げるフリーダムさがお銀のイベントの楽しいところです。

「ハロウィン細かすぎて伝わらないモノマネ」は出題者1人、回答者2人に分かれて行うジェスチャークイズです。優勝者には銀だこがプレゼントされます。ジェスチャークイズ自体も面白かったのですが、個人的には出題者が問題を確認している間の、回答者が目を閉じて色んなポーズを取っている姿が面白かったです。お銀のセクシーポーズは最高でした。お銀体柔らかくてすごい。そしてプレゼントの銀だこは全員がもらえることになりました。

ここから怒涛のコント3本立てです。てっきりコントは最初の1本だけだと思っていたのでこの展開には驚きました。

お銀と詩子おねえさんによる謎戦闘は、詩子おねえさんと多重人格（5人）のお銀が戦うという内容で、お銀の5つの人格の演じ分けが見事でした。5人の人格は銀河アリス、銀子、田舎年下いとこの銀太郎、年下生意気バーテンダーの銀斗、陽気なメキシコ人ゴンザレス（！？）です。ここまでお姉さんとして威厳を保っていた詩子おねえさんでしたが、銀太郎と銀斗が登場したことで目がマジになり本能が漏れ出してしまいました。

お銀と子兎音様によるジェスチャーゲーム世界大会は、二人が控え室で互いを激励し、世界大会決勝戦に臨むという内容でした。ほぼジェスチャーで笑わせに来ている内容でしたが、猫ちゃんが出すカンペのジェスチャーが形容詞が多すぎて長い！と子兎音様が愚痴るシーンもあり、それでも猫ちゃんの無茶ぶりに答える二人の芸人魂に感動しました。

最後の3人によるメイド喫茶バイト面接は、お銀が面接に来たバイト、詩子おねえさんが店長、子兎音様がベテランメイドという設定でした。このコントは3人の「美味しくなーれ萌え萌えキュン」が聞けたことが最高です。あと詩子おねえさんの「なえなえキュン」が好きでした。

歌パート

後半は歌パート。セットリストは次の通りです。

・天神子兎音
フーアーユーなんて言わないで
・鈴鹿詩子
サンキューベイビーズ
・銀河アリス
Link
Someday Someday
ア・イswear（新曲）

子兎音様は自身の定番曲を最初に歌い、見事に会場を温めてくれました。詩子おねえさんは自分で作詞作曲した曲をしっとりと歌い上げます。思わず聴き入ってしまうほどで、流石歌のお姉さんだと思いました。

そしてお銀のターンでは最初にLinkで会場を盛り上げ、Someday Somedayで会場全員で「聞こえてるよー！」と叫び、ついに約束していた新曲「ア・イswear」のお披露目です。非常に疾走感のある曲で、ライブでも盛り上がる曲だと思いました。初見でも地球人類さんたちはコールを入れていて流石です。10月27日0時から配信開始とのことで、夜にはMVも公開されるそうです。

そして最後は3人で今日の感想を述べて、お銀のリバーシブルゴングで締め、でした。

馬の耳にー！念仏ー！
お銀とー！Link！
トリックオアー！トリート！

まとめ

トークと歌のバランスが丁度よいイベントだと感じました。特にこういったイベントのトークの企画について、毎回バルスは企画をしっかりと練って面白くしてくるのは流石だと思います。コントも4本の台本を作っており、バラエティの企画力について、バルスはトップクラスだと私は思っています。

今回詩子おねえさんと子兎音様をキャスティングしたのも、アドリブ力などの面から見ても正解だったと思います。ジェスチャーゲームの際にカンペが見えなくてもちゃんと対応していた子兎音様や、台本になかった「萌え萌えキュン」を急に振られてもきちんと可愛く返していた詩子おねえさんなど、二人のとっさのアドリブ力の高さを感じる場面が何回かありました。

もちろんお銀自身のトーク力にも磨きがかかっており、今回は銀河アリスがホストということもあり、笑いを取りながらもきちんと進行をしていて「やっぱりお銀回せるじゃん」と思いました。

歌のライブももちろん楽しいですが、今回のバラエティパートのような、お笑い要素を詰め込んだイベントというのも、今後見てみたいと思いました。今日はトークでたくさん笑って、歌で盛り上がれる最高に楽しいハロウィンを過ごせました。

お銀！詩子おねえさん！子兎音様！最高のハロウィンをありがとうございました！大好き！