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日本統治時代の建物探訪 旧ソウル駅

久しぶりの韓国。
そして久しぶりに市庁前にステイ。
学生時代ぶりにこの辺を歩いた。
日本統治時代の建物がどうなっているか気になったので巡ってきた。

現在のソウル駅は2004年のKTX開通に合わせて建設された新駅舎で、それまではこの建物が駅として使われていた。
私もKTX開通前にセマウル号やある時はムグンファ号でこの駅舎に降り立った記憶がある。

現在は文化駅ソウル284という名称で、アートギャラリースペースの施設となっている。

正面はこんな感じ。

設計は東京帝国大学の塚本靖氏がかかわっていて、東京駅を設計した辰野金吾氏の教え子にあたる。デザインの雰囲気が似ているのもちょっとうなづける。

吹きぬけのホール
手前には切符の販売窓口。そうそうこんな感じだった。
天井にはステンドグラス。これは修復後のもの。
駅構内を利用してアートの展示がされている。
当時の貴賓室。
一部には駅舎の構造や修復の様子が見れるコーナーもある。
外壁のレリーフやドアの装飾など、当時のものを展示している。
塚本靖氏の遺品を保管していた人がいて、ソウル駅のデザイン画が出てきたので設計に関わっていたことが証明されたとある。


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