泣き虫

娘がもう少し大きくなった時に運動会で、一緒に走るお友達に負けないように必死でかけっこを頑張っている姿を見せられたら僕はきっと泣いてしまうに違いない。
 
そして、そのかけっこの最中に娘が転んでしまって、お友達から置いて行かれてしまって、ただそれでも諦めずにしっかり立ち上がって最後まで走りきりでもしたら、さらに泣いてしてしまうに違いない。
 
そしてその後娘が僕の所に、
 
「パパ、わたし転んじゃったけど最後まで頑張ったよ!」
 
という感じで帰って来るんだけど、その時僕が涙ぐんでるのを娘が見て、
 
「パパ、どうして泣いてるの?私が一等賞になれなかったから?」
 
みたいなことを言われたら、
 
「違うよ。違うんだ。でも…よく頑張ったな!」
 
と言って娘を抱きしめながら号泣してしまうに違いない。
 
そして時は過ぎ、将来娘が結婚式で、
 
「パパは、昔からとっても泣き虫でした。」
 
という感じの手紙を読まれでもしたら、嗚咽が止まらなくなるに違いない。
 
そして、あまりに僕が声を上げて泣いているものだから、手紙を読んでいる最中の娘から、
 
「もう、パパ、泣き過ぎ!手紙に集中できないじゃん(笑)」 
 
とツッコミを入れられるんだけど、そう言っている娘も泣いていて、それを見て僕もなんとか、
 
「そ…そんなこと言ったって、お前だって泣いてるじゃないか!」
 
と返答するに違いない。
でも最終的には、
 
「だって、そんなのしょうがないじゃん。私の泣き虫はパパ譲りだよ…グスン。」
 
と娘から言われて、それを聞いた僕はその場で泣き崩れてしまうに違いない。
 
そして何より、こういうハートフルなことを書いて、昨日の下ネタ投稿を中和しようとしている僕の心は汚れているに違いない。

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田中大介

田中大介のノート

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