「ぼくらの未来をつくる仕事」を一度も読んだことの無い僕が、想像だけで書評を書いてみた。

みなさんこんにちは。メドレーの田中と申します。

もしかしたら、以前僕が書いた下記のメドレー入社ブログをご覧になったことがある方がいるかもしれません。

https://www.wantedly.com/companies/medley/post_articles/40808

そう、あの時の筋肉です。

また会えたね。

さて、先日弊社の代表取締役医師である豊田が執筆した、

「ぼくらの未来をつくる仕事」

という本が出版されました。

https://www.amazon.co.jp/dp/4761273089

おかげさまで多くの皆様に好感を持って受け入れていただけているようなのですが、

「さらに多くの方にこの本のことを知ってもらいたい。」

ということで、広報チームから、豊田の中学校からの同級生であり、今まさに彼と最前線で一緒に仕事をしている僕に、

「書評を書いてくれないか。」

と依頼がありました。普段からお世話になっている広報チームからのお願いですから、その時は何も考えずに、

「もちろん」

と快諾してみたはいいものの、冷静に考えてみたら僕、

「この本を1ページも読んでいない」

んですよね。

「いやいや、読んでないならさっさと読めよ」

と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、こう、なんて言うんですかね、

「同級生が書いた本を読むのって、なんかむず痒い感じがしませんか?」

「あれ、こいつなんかカッコつけてない?」

とか、

「なにイキってるの?」

とか思っちゃいそうじゃないですか。
で、そうこうしていたら締切りが目前に迫ってきてしまいましたので、こうなったら意を決して、

「完全に想像だけで、書評を書いてみる」

ということにさせていただきました。すなわち、以下の内容は全て僕の想像になりますので、その旨予めご了承いただければと思います。

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「ぼくらの未来をつくる仕事」

これは、稀代のベンチャー経営者である豊田剛一郎が自身の半生を振り返りながら、彼が描く未来、そして彼の率いるメドレーが目指す姿について、笑い、感動、そしてちょっとしたロマンスなども交えながら赤裸々に語った良書です。
ちなみに豊田といえば、

「開成→東大医学部→脳外科医」

という、

「いわゆる絵に描いた様なエリートコース」

を捨てて、

「マッキンゼーを経てスタートアップの経営者に就任した」

というそのキャリアについて注目されることが多いのですが、中学校からの同級生である僕から言わせてもらうと、彼に関して最も注目すべきポイントはキャリアではなく、








ヒゲ





以外の何物でもありません。
朝一番にはなんともなくても、ランチを食べ終わる頃には、青々としたヒゲが生えてきて泥棒の様に見える。そして夕方に差し掛かる頃には、

「あれ?お前無人島に流れついて3日くらいたったの?」

というくらいにワイルドなヒゲが伸びている。まあそんな状況なので、逆に彼のヒゲに注目するな、と言われてもそれは無理な話なんですよ。
ちなみに実は彼自身も近頃のメディアへの露出の増加に伴い、

「これはさすがになんとかしなければ」

ということで、様々な形でヒゲの処理に腐心しているということなのですが、

「いくら『ヒゲを抜こう』が、決して『ヒゲ抜き』では語れない男」

それが豊田剛一郎である。まずはみなさんにその認識を持っていただければと思っています。

話を本の感想に戻しましょう。

この本では、豊田の半生を振り返る中で、とても印象的なエピソードが多数登場します。ここでは、その中でも僕が個人的に心に残ったものをいくつかピックアップしてご紹介させていただきます。

「みきちゃんから学んだこと」

今でこそ、「いい男」、もしくは「ヒゲが濃いめのいい男」と言われることの多い豊田ですが、実は小学校低学年の頃はとてもぽっちゃりしていたらしいんですね。僕の知っている中学生の頃の彼はすでに比較的スマートな体型だったので、これには僕も驚きました。ちなみに実は彼、小学校三年生の時に同じクラスにいた、

「みきちゃん」

という女の子が好きだったらしいんです。
ただ、友達経由で豊田がみきちゃんのことを好きだということがバレてしまった様で、それを聞いたみきちゃんが、

「わたし、太ってる人きらい」

って言っちゃったらしいんですよ。子どもって残酷ですよね。
ただ、そこでへこたれて終わる様な豊田ではありません。子どもながらに一生懸命運動をしてダイエットに励み、最終的には大幅な減量に成功したらしいんです。
そして、やせてから改めてみきちゃんに「好きだという気持ち」を伝えたらしいんですが、今度は、

「なんか、頑張りすぎてるのがイタい。」

と言われてしまったらしいんです。この経験から豊田は、

「努力は必ずしも報われるというものではない。また他人の気持ちをコントロールすることはできない。ただし、真っ当な努力によって必ず自分自身を変えることはできる。だから自分がコントロールできないことに一喜一憂するのではなく、自分がコントロールできることに一生懸命取り組むことが大切だ。」

ということを学んだということです。いやはや、小学校三年生で豊田はここまでのことを考えていたなんて、と思わず唸ってしまいましたね。

「将軍の見る景色」

豊田がバリバリの脳外科医だった頃の話。脳外科における手術の現場はまさに「戦場」。
その「戦場」の中で豊田に手術のイロハを教えてくれた、「大木先輩」という人がいたらしいんですね。
この大木先輩は、あらゆる手術現場に颯爽と登場しては次々に患者さんを救っていくことから、「怪鳥」という異名を持っていたそうです。また、手術現場という戦場を切り開き的確に陣頭指揮を取る様子から、「大木将軍」とも呼ばれていたらしいんです。
そして豊田が、その大木将軍と一緒にある患者さんの手術に臨んでいたときのこと。
実はその手術はとても激しく、危険なものであり、結論から言うと大木将軍は手術の最中に命を落とすことになってしまうのですが、死に向かう大木将軍が豊田に伝えた言葉、それが本当に感動的だったんです。

大木 「ンフフフ、目を閉じて深呼吸です」

豊田 「スフー、スフー」

大木 「あなたは今この戦場の中で将軍と一緒にメスを握っているのです」

大木 「理解したら、ゆっくり目を開き、目にするものをよォく見てみなさい」

大木 「患者の様子を、患部の様子を、そして…オペ室みんなの顔を」

大木 「天と…地を。これが…」

大木 「将軍の見る景色です」

いや、もう、ホントずるいですよね。このエピソード。涙なしでは読むことができませんでした。

※ちなみに、もしかしたらこの部分はキングダム16巻と一緒に読んでいただくとより深く理解していただけるのかもしれません。

http://amzn.asia/0LAmAun

「三つある理由は…」

豊田が臨床の現場を離れ、マッキンゼーでコンサルタントとして働き始めたばかりのこと。当時、「KPI」や「MECE」、「フレームワーク」などといった「それっぽいキーワード」を使えることが楽しくて仕方なかった豊田。その時の口癖は、

「それ、MECE?」

だったらしいんですが、そのような「それっぽいキーワード」を使うことと同じくらい、

「理由は三つあります。」

というフレーズにも凝っていたらしいんですね。それで、あまりに何でもかんでも「理由は三つ」というものだから、ある日クライアントの担当者から、

「豊田さんが何かを提案するときの理由って、いつも必ず三つなんですけど、それってどうしてなんですか?」

と質問されたとき、少し悩んだあとに、

「その理由は…三つあります…!」

と答えたのですが、そこで豊田が答えた三つの理由が、なかなかに秀逸でした。具体的な内容についてはぜひ本を手にとって読んでいただきたいと思います。
ちなみにこのエピソードはマッキンゼーの中でも、

「三つある理由は三つある事件」

として語り継がれているということです。

「瀧口との相撲」

メドレーの創業者であり、小学校の塾の友達でもあった瀧口から、「共同代表としてメドレーに来て欲しい」と誘われた時のこと。

「共同代表として入るのは、昔からメドレーを支えてくれている社員にとってはあまりいい影響を与えないのではないか」

などと豊田が色々と葛藤をする中で、瀧口から、

「みんなが見てる前で俺と豊田が相撲をとって、豊田が俺を倒せばみんな納得するよ」

という提案を受け、

「身長190cm近い瀧口の長いリーチをかいくぐっていかに懐に潜り込み、仕留めるのか」

ということについて豊田が練りに練った戦術がやはりこれも秀逸だったので、ぜひ本文を読んで確認していただきたいと思います。
ちなみに、その相撲の結果がどうだったのか、ということについては、ここで触れるのはやめておこうと思います。
ただ、社長室の瀧口の机の横にはいつも「泥で汚れたまわし」が飾ってあって、

「てか、これ何なの?」

と聞いても今まで何となくごまかされ続けてきたのですが、この本を読んで、

「なるほどそういうことか」

と、その背景を理解することができました。

さて、僕自身は現在進行形で、「医療ヘルスケア分野の課題を解決する」という途方もないミッションに向けて豊田と一緒にまさに「未来をつくろうと」もがき続けている真っ最中です。
今、毎日一緒に仕事をしているが故に、書評の中でピックアップさせていただいたのは、どちらかというと印象的な過去のエピソードが中心になりました。ただ、この本の中では、今現在、豊田自身がどのような思いで仕事に取り組んでいるのか、そしてどんな未来をつくろうとしているのか、という点についてもたっぷりと触れられています。

笑いあり、涙あり、そしてロマンスあり、様々なエピソードで綴られた青春群像劇「ぼくらの未来をつくる仕事」。ぜひ一人でも多くのみなさんに読んでいただきたい素晴らしい作品だと思います。





「こんな感じの紹介でいいんだよな?豊田」

「ああ、そうだな。田中、紹介ありがとう」

「おい、豊田!俺はこっちだって。お前一体どこ見てるんだよ」

「俺がどこを見てるかって?それはもちろん…」

「ああ、なるほど…そういうことか…」

「そう、『未来』さ。」

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と、このような形で、全て想像で好き放題に書かせていただきました。
ちなみに僕はこの後、この想像が少しでも当たっているのかどうか、これから豊田の本を手にとって答え合わせをしてみようと思います。
「ぼくらの未来をつくる仕事」、きっといい本に違いありません。ぜひ皆さんもこれから一緒に答え合わせをしてみませんか?

https://www.amazon.co.jp/dp/4761273089

広報部註: この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とはだいたい関係ありません

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田中大介

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