タイ古式マッサージと子犬

先日、タイ古式マッサージに行ってきたんですが、60分コースの開始5分の段階で、

「オナラをしたく」

なってしまったんです。

タイ古式マッサージっていうのは、

「二人ストレッチ」

とも呼ばれていて、
マッサージ師さんと体を密着させて行われる特徴があるのですが、
そのままでは、マッサージ師さんにオナラを浴びせかける事になってしまいます。
流石にそれは気が引けるので一生懸命力んで我慢する訳ですが、
マッサージ中なんで、

「力をぬいてリラックスして下さいね」

とか言われるんですよ。
力んだままなのもおかしいので、
背中と肩の筋肉は緩めつつ、お尻のみ緊急体制を維持する、
という、かなり高度な身体コントロールが求められる事になりました。

そうこうしている内に第一波はやり過ごしたのですが、
少しした後に第二波がやってきたんです。
そして間が悪い事にそのタイミングで、

「股関節のストレッチ」

に入ってしまったんですよ。
マッサージ師さんは僕の脚を抱えて、
脚の付け根からぐるぐると回しながら、

「股関節の筋肉を緩めますので深呼吸しながらリラックスして下さいね」

と言ってくるんですが、流石にこうなってしまったらオナラそのものを我慢する事は不可能になってきます。
僕は少し方針を変えて、オナラが出るのはやむなしとして、せめて、

「マナーモード(すかしっ屁)」

にしようと思い、少しずつお尻の筋肉を緩めていきました。

「よし、いつも通りであれば、このまま上手くすかせる」

もしかしたらその油断がいけなかったのかもしれません。
そのタイミングでマッサージ師さんがさらに僕の脚を大きく回し始めたんです。

下手にマナーモードを意識して力んでいたこともあり、

「くぅ〜〜〜ん」

という、か細く、そしてとても長いオナラが出てしまいました。
まるで、

「飼い主が出かけてしまって寂しがっている子犬の鳴き声」

の様でした。

昔実家で飼っていたラブラドールが、まだ子犬だったあの頃を思い出しました。

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田中大介

田中大介のノート

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