みんなの笑顔のために僕ができること

わりと真面目に、仕事で一番大切なものは、

「笑顔」

だと思っています。
これは、

「お客様の笑顔が一番です」

とか、そういう話ではなく、

「いかに面白く、そして笑顔で仕事ができるか」

ということが結果として、個人、そしてチームのパフォーマンスに中長期的に良い影響を与えると信じている、ということです。

ところで、仕事をしているとよく、

「いかに生産性を高めるか」

という議論に出くわすことがあります。

「生産性を高める」

ということは、より具体的に言うと、

「無駄をなくし、より短い時間や少ない労働投下量で効率よく成果をあげる」

ということになると思います。
そしてその流れの中でよく出てくる話題の一つに、

「いかに会議を短くするのか」

ということがあげられます。
いや、もちろんわかりますよ。

「例えば会議に5人が参加しているとして、その会議が1時間かかるとして、参加者それぞれの時給換算がいくらだから、この会議にはいくら分のコストがかかっていて、無駄を排除することでそれを10分短縮出来たら…」

みたいな話は。 
ただ、僕これには少し違和感があって、というのも、

「無駄なことって、面白い」

んですよね。

「寄り道こそが、楽しい」

んですよ。
そして、面白かったり、楽しかったりすると、

「笑顔になる」

じゃないですか?
だから僕は最近、一般的なあるべき論とは逆に、

「本来は一瞬で終わる会議を敢えてめちゃくちゃ引き伸ばしてみる」

ということを意識していたりします。
そう。みんなの笑顔のために。

例えば先日、中学校からの同級生でありメドレー代表の豊田を含む複数名が参加する会議があったんですが、本来であれば、

豊 「じゃあ、このイベントの司会進行は田中でいい?」

僕 「うん、OK」

豊 「ありがとう。じゃあ以上で終了で。」

と、一瞬で終わるやりとりを、

豊 「じゃあ、このイベントの司会進行は田中でいい?」

田 「うん、OK」

豊 「ありがとう。じゃあ以上で…」

田 「いや、ちょっと待って!」

豊 「えっ?」

田 「ほんとに俺でいいの?司会。」

豊 「うん、田中そういうの慣れてるし上手いからいいと思うけど」

僕 「いや、たしかに俺そういうの上手いんだけどさ。なんか俺が司会やったら、『またあいつか。ホント出たがりなやつ。』みたいな感じにならない?」

豊 「いや、というか、お前出たがりじゃないの?」

僕 「うん。たしかに出たがりなのは否定しないけど、『周りからの要請があって仕方なく出ている』状況というのが理想なんだよね。だからなんか、『自分から立候補して出てます』みたいに思われるのは、できれば避けたいんだけど。」

豊 「いや、だったら俺が要請するわ、お前そういうの上手いからさ、是非やってよ。」

田 「ありがとう。でもさ、それってみんなのコンセンサス取れてるのかな?なんか、今お前がちょっとめんどくさくなってこの場をやり過ごすためだけにそう言っているんじゃないの?」

豊 「いや、みんなそう思ってるから大丈夫だって。総意だよ。総意。」

田 「ほんとに?じゃあ引き受けるけどさ、もし俺が自分から司会に立候補したって思ってる人がいたらちゃんと訂正してよ。」

豊 「わかった。わかった。」

田 「てかお前、今俺のことめんどくさいって思ってない?だとしたらこの話もゼロベースで考えてさ、来週もう一度集まるってのは…」

と、こんな感じで寄り道しまくっていたんです。
もしかすると文字だけでは伝わらないかもしれませんが、現場ではそれなりに面白い感じにできていた手応えがありました。

「やっぱりこういう会話の寄り道って盛り上がるなあ。笑顔だよ。笑顔。」

そう思ってパッと豊田の顔を見たら、

「笑顔」

どころか、

「真顔」

だったんですね。そしてその真顔で、

「たなか」

と静かに言うんです。
それは、

「たなか、察して」

であり、

「たなか、いい加減にして」

であり、

「たなか、空気読んでもらっていい?」 

のすべてのニュアンスを含んでいました。
怒る、というより、諭すというイメージでした。
いずれにしても、

「同級生に静かに名字を呼ばれて諭されるとヘコむ」

というのが今回の学びでした。
今後は会話の寄り道はほどほどにしたいと思います。

気付かせてくれた豊田、ありがとう。

そう。そして、そんな豊田が本を書いたんです。

ぼくらの未来をつくる仕事 https://www.amazon.co.jp/dp/4761273089/ref=cm_sw_r_cp_apa_nRkBAbJ3Q2NJK

とってもいい事書いてあるから、ぜひみんな読んであげて下さい。
(ちなみに僕はまだ読んでないけど)

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田中大介

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