女の子は言い訳をする生き物

昔、とても女性にモテる友達が、

「女の子は言い訳をする生き物だ。」

と言っていました。
例えば、意図せずお持ち帰りをされてしまった女の子は、

「私がお持ち帰り帰りされてしまったのは、

- 彼氏と別れたばかりで寂しかったから、
- 酔っぱらっていたから、
- 仕事でストレスが溜まっていたから、

であって、決して私が悪い訳ではない。」

という感じで物事を考えるものだと。
だから逆に考えると、

「自分を正当化できる言い訳さえ上手く用意してあげれば、お持ち帰りなんて簡単だ。」

ということらしいんです。
それを聞いて僕が、

「なるほど、じゃあやっぱり自分も沢山飲んで、相手にも沢山飲ませて女の子を酔わせる事が大事なんだな?」

と聞くと、

「それは違う。正確に言うと、別にそうしてもいいんだけど、そんな事をする必要は無い。」

と彼は言うわけです。

「女の子に必要なのは、『酔っぱらったという事実』ではなく、『酔っぱらったと自分と相手に言い訳が出来る事』なんだと。」

「そして、女の子に言い訳を用意してあげられる魔法のフレーズがある。」

彼はそう続けます。

「なんか今日は酔ったね。」

「え?」

「だから、『なんか今日は酔ったね。』がそのフレーズなんだよ。」

「その心は!?」

「いいか?男と二人で飲みにいった女の子が酔っ払ったと言い訳しなければいけない対象はたった二人だけ。それは、『相手の男』と『自分』なんだよ。
もし、ある程度飲んだ所で男の方から、

『なんか今日は酔ったね。』

と言ってあげるたらどうなる?
もし女の子がこの問いかけに『うん』と頷けば、

『今この時点で私と相手は二人とも酔っ払っている。』

という事実を『二人で』共有する事ができるだろ?
だからその時点から女の子には立派な言い訳が出来るんだよ。」

「おお〜!!」

「便利なフレーズだから今度試してみれば。」

「是非とも!!」

僕は大変な感銘を受けました。
そして後日、このフレーズを試す時が来たんです。

僕 「なんか今日は酔ったね。」

女 「え?そう?私まだそうでもないかも。」

僕 (あれ?何か予定と違う。でもこのままだと俺だけ先に酔ったみたいで何かダサい。)

僕 「あ、やっぱり気のせいだわ笑」

女 「そうでしょ?笑 まだまだ飲めるでしょ?」

僕 「う、うん。」

雰囲気に流され追加で飲む僕。
そして、もうしばらくした所で万を時して再び、

僕 「そろそろ、なんか酔って来たよね?」

女 「うーん、まだもうちょいかな笑 てかもうちょい飲みなよ〜。」

僕 (何なんだよこの女!こっちが何回も言い訳するチャンスあげてんのにいちいち否定しやがって!ただ、「うん」と頷けばとお前の言い訳は成立するんだよ!)

僕 「そ、そうだね汗 俺もまだ全然いけるわ〜。」

プレッシャーに負けもっと飲まされる僕。

僕「も、もう本当にいい加減酔ったよね〜?」

女 「うーん、若干?」

僕 (何なんだよこいつ!ふざけんな!早く言い訳成立させろよ!何回スルーパス出してると思ってんだよ!」

僕 「マ、マジで?まだ若干?」

女 「そんなに飲んだっけ?てか、お酒弱いの??」

僕 「そ、そんな事ないよ。」

女 「じゃあもっと飲みなよ〜。」

ヤケクソになって飲む僕。

僕 「も、もうそろそろ、よ、酔っぱらっひゃよね?」

女 「てか何か一人で泥酔してんじゃん笑 まあいいや、じゃあご馳走でした〜。ばいばい。」

僕 「ち、ちょっと待っひぇ。言い訳は?言い訳…そろそろ言い訳してよぉ…」

結局僕は「そろそろ言い訳してよぉ。」という意味の分からない断末魔を最後にその日は事切れてしまい、
翌朝、まだ酔いの残る頭で、

「昨日何もhappenさせることができなかったのは、酔っぱらっていたからしょうがない。」

そんな風に、お持ち帰りされた女の子みたいな言い訳で自分を正当化するしかなかった、
という悲しい思い出話を最後まで聞いていただき、みなさんどうもありがとうございました。

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田中大介

田中大介のノート

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