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3、情報教材販売への取り組みと挫折

ネットビジネスで年間数千万円稼いでいる著者の書いた本を読んで人生に希望を感じた僕は早速、その著者のメルマガに登録しました。メルマガを毎日読み続けていく内にますますその著者のことを信頼・尊敬するようになっていきました。

そしてその著者が数千万円稼いだ手法を解説した教材を4万円ほどで購入しました。数千万円は無理だとしても数十万円なら稼げるだろうという予想からでした。数十万円稼げるなら4万円の投資は十分に元が取れると思ったからです。

その教材の内容は一言で言うと、情報教材販売でした。何かの教材やマニュアルを作って、この教材と同じようにインターネットを使って販売してみよう!というものでした。確かに確かに… もしこれをちゃんとやり通せたら数万円、数十万円は稼げそうだな… と思いました。その教材に書いてある事は嘘でも詐欺でもなく、至極まっとうな内容でした。

教材やマニュアルを作れるほどの何らかの専門知識がなくても、無料レポートをたくさんダウンロードして、それらの無料レポートを編集したり加工するだけで十分な内容の教材になり得る!とその教材には書かれてありました。

ちゃんとやれば確かに稼げそうだ… でも…

当時の僕にはとても難しい内容に感じました。というのも、インターネットやパソコンに関する知識が皆無だったからです。その教材はドメインとかサーバーとかに関する知識は当然知っているものとして説明が進んでいきます。でも当時の僕は、ドメインとかサーバーという単語の意味も分からず、たくさんのウェブサービスに登録して使いこなさなければならなくて、そのためにIDとパスワードを考えなければならず… それらすべての作業が難しく、面白くなく、苦痛で面倒でした。

興味の持てない事だと途端に頑張れなくなる僕は、あえなく情報教材販売への挑戦は挫折に終わりました…

この情報教材販売という稼ぎ方は今の僕にとってはレベルが高い… もっと楽に、もっと簡単に稼げる方法はないものか…初心者向けの…。 自分でネットでいろいろ調べるようになっていた僕は、ネットビジネスに関してたくさんのメルマガに登録し、たくさんの無料レポートを読み、いろいろな手法がある事を知るようになりました。

その結果、情報教材販売という手法はネットビジネス初心者がやるにはハードルが高い物であるらしい…ということを突き止めました。

当時のネットビジネスには大きく分けて、情報教材販売、アフィリエイト(商品を紹介して手数料をもらうこと)、転売、広告収入、ドロップシッピングの5つがある事を知りました。それぞれのメリット・デメリット・リスク・リターンなどを比較検討した結果、情報教材販売は止めてアフィリエイトをやってみようと思うようになりました。

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