ひなぎく主任

会社員を卒業して6年、現在は半フリーランス。おばあちゃんになっても好きな事をしながら暮…

ひなぎく主任

会社員を卒業して6年、現在は半フリーランス。おばあちゃんになっても好きな事をしながら暮らしていく人生を目指して温泉付き一軒家を買いました。とはいえ、何事もあとから気づくことも多く、週三日の長距離通勤や田舎暮らしのメリット・デメリットなど、”脱都会”暮らしの日常を綴ってます。

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最近の記事

おばさんの夏休み工作と妄想

かなり不器用なくせに身の回りのものを手づくりしたくなる性分で、それが大して節約にもならないし、買った方がよっぽどオシャレに収まるのがわかっていても、工作の妄想が楽しくて実にやめられない…。自分の手作り作品は頭の中では完璧、でも、だいたいこの妄想をはるかに下回る出来具合に軽く落ち込んだりすることの方が多い。 今回思いついてしまったのは複数口ある電気タップ&ケーブルカバー。Amazonで見たら2500円ぐらいで買える。(こんな感じ)買った方が早いか…と、何商品かネットでサイズ、

    • 自分で育てて採って食べる

      自粛生活が始まる頃から暇を持て余し、庭の手入れを始めてみたがタイミングがよかったので、今年は自家菜園に注力してみた。確か去年はトマト止まりで、ウッドデッキ作りに夢中だったから、田舎暮らしの醍醐味である野菜作りに気も回らず収穫もなかった。 今年はスナックキュウリ、ミニトマト、ズッキーニを自宅で育て、たまたま近所の方が空き地を畑にしてくれるご厚意に預かり、そちらでキュウリ、トマト、ナス、パプリカを作り始めてる。最近いくつか収穫できるようになってきたら、とにかくキュウリの勢いが止

      • DIY始めました。月見台づくりの記録(完成)

        その参からの続きです。 記念すべき、床面に最初のコースレッド打ち。 手前の根太は外側で目につくので、床材と似たイタウバを2枚貼り合わせてます。これは私には思いつかなかった事で友人の助言あって、あとから足しました…。 Hi KOKI のコードレスインパクトドライバはマジ重宝しました。蓄電池は2つ。ビッドホルダついていて、皿取錐との付け替えが便利。小さくて軽いのに必要最低限は揃っている。50歳の私でさえ、簡単に使いこなせましたよ。 ここまで来たらあとはひたすらコースレッド

        • DIY始めました。月見台づくりの記録(その参)

          その弐からの続きです。 必要なのは乾燥生コンだけじゃない。こねる為の容器(バスケット)とこねる鍬、塗るための左官鍬…。生コン作業は地味に重労働でした。ちょうどいい固さめざして、ひたすらこねまくる。そして一度作ったら使い切らないと固まったら処理に困る。分量もわからなくて、最初の一列は薄すぎて見事に割れたし…。 結局、割れた一列目は外側から目につきやすい部分なので、更にモルタルで丁寧に固め直しました。目につかない部分はコンクリートのボソボソしたままで。 2019年6,7月は

        おばさんの夏休み工作と妄想

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        • 自分で作る野菜
          1本

        記事

          DIY始めました。月見台づくりの記録(その弐)

          その壱からの続きです。 初めてのDIYにもかかわらず、ウッドデッキは難易度高かったのは確か。DIYで総額は半額ぐらいで済んだとは思うけど、買わなきゃいけないアイテムがたくさんありました。水平器と曲尺定規とクランプは必需品。結局使いこなせなかったけど、レーザー墨出し器も買ったな。 ウッドデッキは基礎造りが一番重要で、かつ時間がかかる。独りじゃ無理なんで、何人かに手伝ってもらいました。写真は測った場所を忘れ、何度も採寸を繰り返す両親(笑)。 結果、羽子板付き束石25個。地盤

          DIY始めました。月見台づくりの記録(その弐)

          DIY始めました。月見台づくりの記録(壱)

          創作活動(note)で大切な事は、ずっと発表し続けること…。 そうだ、その通り。書きたい内容は決まっていて、でも自分が頑張りすぎたDIYだったので文章にまとめる事にも気合いが入り過ぎてしまったんだな。とっとと書けばよかったのに、1か月も過ぎてしまった。出来上がったのは8月の終わりなのに、9月は何やっていたんだ、私…。(タイトルの写真はちょうど出来上がった8月末、満足感に浸りながらビールで乾杯している図。) ウッドデッキ作りに着手したのはゴールデンウィーク。あの頃は10連休

          DIY始めました。月見台づくりの記録(壱)

          町内放送

          明日は終戦記念日。昨今は自然災害のニュースが多く、今も大型台風10号が猛威をふるっていて、つい無関心になってしまいそうだが、じわじわと危うい世の中の流れを思うと改めて戦争が起きないよう考えさせてくれる大切な日だ。私たちはこれから何ができるのだろうか…。 湯河原町には町内放送がよく流れる。私が育った静岡県内の田舎町もそうだった。当時は迷子のお知らせが多く、私が中1の時、祖母も捜索された事があった。祖母は認知症を患っていて行方不明になり、町内の迷子放送で捜索願いも出されたが、行

          田舎暮らしの心得 獣と昆虫編 その参

          その弐からずいぶんと時間が経ってしまった。理由はひとつ٩(๑`^´๑)۶、いきなりの猛暑だ。都会の狭いマンションには大概クーラーが1台以上は付いていて、猛暑の寝苦しさよりも、冷房によるだるさで悩むのだが…。 初めての湯河原の夏。中古の我が家はなぜかキッチンにしかクーラーがなかったので、寝室の2階には扇風機すらなくてもイノシシ出現後もしばらくは何の支障もなかったのだ。それがこのいきなり猛暑。7月に発揮出来なかったパワーをふんだんに見せてやろう!みたいな誇大な太陽。もうその押し

          田舎暮らしの心得 獣と昆虫編 その参

          田舎暮らしの心得 獣編 その弐

          Googleの履歴を見ると、イノシシ対策、イノシシ弱点、湯河原市役所 猪、チェーンソー比較、刈払機 レンタル…そんなワードばかりが並んだ一週間だった。 選択した週末の作戦は、一、侵入経路を断つ、二、隠れそうな茂みを刈る、この2点にした。まず刈払機かチェーンソーが必要だと思い、Amazonで調べた結果が先述のワードである。が、私は過去にその種の工具を使用した経験がなく、重量の記載があっても実際の重さ、使いやすさ(女性でも扱いやすい)がイマイチ分からないまま買うには高額すぎて、

          田舎暮らしの心得 獣編 その弐

          田舎暮らしの心得 獣編 その壱

          ダメだ、ダメだ。もう昨日の昼から思考回路が一点に集中してる…。仕事にならないし、今だって帰宅の湘南ホームライナーで読書もできない。「どうしよう、どうしよう。」と、“対策”をネット検索している。 昨日(15日祝日)昼過ぎ、ついに自宅の庭にイノシシが出没した。我が家はガレージが自宅前の私道に面していて、家の玄関までは十数段の階段を登る。その時、私はガレージでamazonさんから届いたばかりのデルタ(マルチ)サンダーを試していて、整えられた木材の長さを計ろうとメジャーを家に取りに

          田舎暮らしの心得 獣編 その壱

          坂の途中

          東海道線に乗りながらnoteを書いているとどうも長距離通勤の不慣れさ(たまに楽しみ)ばかりが出てしまう。そういう今も東海道線の中なのだが、仕方ない…、1時間半も乗っているんだから、この時間を楽しくするためにnote始めたんだし。今日は湯河原ライフのちょっとしたいいこと書こう。 東京に暮らしていた頃から、その土地、部屋の大きさに関わらず、‘家愛’が強い私は何の予定も作らず家に籠りがちで、かといって、家の中でボーッとする訳でもなく、こちょこちょ動きまわってると、あぁ、もう日が暮

          今朝の通勤東海道線内、横浜が近くなり車内が混み始めた頃に読了。あぁ、帰りの電車までガマンすればよかった…。ハンカチは涙と鼻水でよれよれ。会社着くまでには目の腫れ引くかなぁ。

          今朝の通勤東海道線内、横浜が近くなり車内が混み始めた頃に読了。あぁ、帰りの電車までガマンすればよかった…。ハンカチは涙と鼻水でよれよれ。会社着くまでには目の腫れ引くかなぁ。

          通勤のご褒美

          田舎に住んだら朝型人間になれるかと思ったけど、そうでもなかった。今さら変われるほど若くないのか、…いや、待てよ。年を取ったら朝が早くなるとか、強くなるとか聞くけれど、加齢ごときじゃ変われないほど、私は朝の弱さを持ち合わせているのか。とにかく、湯河原に引越して半年、早起きもさして辛くない理想的な気候になってきたけれど、いまだちっとも早起きが習慣づかない。とはいえ、片道2時間の通勤日はそうも言っていられず。セットした目覚ましが鳴ると、人生何万回も襲ってきた、あのめげそうな気持ちを

          通勤のご褒美

          20年間家賃払いながら考えていた

          私が会社勤め、いわゆるサラリーマンになったのは遅めの28歳で、ようやく自立したひとり暮らしが始まった。仕事で忙殺される平日の癒しは、週末の自宅時間。その頃から家への愛情が深まっていった気がする。30代前半で買った吉祥寺のマンションは狭いながら、ベランダが広めで眺めがよかった。秋になるとちょうど井ノ頭通りに夕日が落ちていくのが見える。で早速、七輪を買ってベランダで魚を焼いた。50歳になった今ではひとりで運べなくなってしまっためちゃくちゃ重い切株型のテーブルもその頃買った。部屋の

          20年間家賃払いながら考えていた

          遠距離通勤の落とし穴(呑んでる場合)

          どうやら昨日から関東地方は梅雨入り。今日も昼から延々と雨。晴れている湯河原の家からの景色は濃淡のある緑色の山。私の絵心はさておき、60色ぐらい揃っている色えんぴつで描きたくなるほど豊かな色合いだ。海が好き、山が好き、川が好き…とそれぞれあると思うけど、私は山を眺めるのが好き。季節ごとに移ろいゆく山の姿を日常に持てるのはとても贅沢な事だと思う。そう、ここだけで生活している分にはストレスフリーで気持ち穏やかに過ごしていけそうだが、人生まだまだそこまで楽はしていられない…。 稼ぐ

          遠距離通勤の落とし穴(呑んでる場合)

          温泉だって管理費とメンテナンスが必須。

          東京暮らしは数えてみたら22年。20代前半はアメリカ遊学してたので、帰国後無一文状態で、当時学生だった弟のアパート居候した三鷹市から始まって荻窪→もう一回荻窪→吉祥寺→目黒→三軒茶屋→祐天寺→五反田…と移り渡った。一番長かったのは吉祥寺。何故ならマンションを購入したんで。でも6年過ぎた辺りで売ってしまい、「もう東京は賃貸にしよう」と決めた。持ち家があることは、何かしら不自由になるような気がして手放す方が楽に感じたのだが、今思えば、マンションのひとつでもあれば、老後の生活に多少

          温泉だって管理費とメンテナンスが必須。