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人のお願いにNOを言うのは難しい

今住んでいるRVパークのお向かいにはご高齢のご婦人(旦那様に先立たれて一人暮らし)が暮らしているのですが、今日いきなり「明日の朝、病院のアポイントメントがあるから車で送ってくれない?」とお願いされました。

そもそも明日アポがあることはもっと事前にわかっていただろうに、今日いきなり言われても困っちゃうよね。

我が家のお隣に暮らしている、とても優しいメキシコ人のおばちゃんが困った顔で「わたしが送ってあげたいけど、わたしも明日朝用事があるのよ」と言っていたので、普段はお隣のおばちゃんがあれこれお手伝いしてあげているようです。

※わたしも普段、郵便物を郵便受けまで取りにいくとかゴミを出すのを手伝うとか、たまに電話に出て英語を話してあげる(ご婦人は耳が遠い上に英語がおぼつかない)くらいはしています。

その一瞬に一万個くらいの様々な気持ちと考えが頭を駆け巡りましたが「すいません、家で仕事をしているので出来ませんごめんなさい」とお断りさせてもらいました。

「タクシーを呼んではいかがですか?」とか「ソーシャルワーカーさんに連絡してシャトルをアレンジしてはどうですか?」と代替策をいくつか提案してみたのちに「もしどうしても他に運転してくれる人がいなければ再度声をかけてください、なんとかします」と言ってその場はお開きに。

やっぱり送ってあげたらよかったかな・・・と思ってその時すごく悪いなという気持ちになったのだけど、わたしにとって朝の時間はとても貴重なものなのです。

朝9時のアポイントメントに間に合うように送っていくなら朝の8時くらいには準備をしないといけないし、待合室で帰りの足のない彼女の診察が終わるまで待たないといけないし、午前中が丸々潰れてしまうことは目に見えている。

疲れ果てて昼過ぎに家に戻ってきて、ちょっぱやでYouTubeのビデオを撮って編集して、あーもうお昼食べ損ねた!なんでわたしはこんなことを引き受けてしまったの!キーッ!・・・ってね、なっちゃうのが事前に容易に想像できたのですよ。なんの義理もない相手のために、悪いけどわたしはそこまで消耗できません(HSPなので人一倍疲れやすい)。

つかウーバー呼んだらいいんじゃないのかなぁ・・・。

これが夫の病院のアポとかだったら一日病院で待ったってかまわないけど、もし夫のアポだったら事前にわかっているし心の準備とかいろんな手筈とかはできるしなぁ。

今回のことに関しては、彼女が電話を一本かけて自分でタクシーを呼ぶ(もしくは誰かにお願いして呼んでもらう)ことで解決することだし、世の中の問題を自分が全部解決してあげないといけないって思わなくてもいいんだよね、と考えることに。

・・・という話を単身赴任中の夫に電話でしたら「午前中家で仕事(YouTube)をしないといけないのは本当だからいいんじゃない?それにそういうのは一度引き受けちゃうと今後も何度もやってあげないといけなくなるよ」と言われました。

それにしても一日家にいるからきっと彼女は暇に違いないって思われたのかな・・・とかいろいろ考えてしまって今日は疲れました。こういうの断ると本当にエネルギー持っていかれますよね。トホホ。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!