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Time is moneyだけどMoney is timeでもあるよ

「時は金なり」「タイムイズマネー」という格言がありますね。あなたの時間は貴重なもので、一度失ったら戻ってこないものだから大事にしなさいねということです。これを間違っている!という人はまずいないでしょう。

しかしわたしはその逆もまたしかりだと最近しみじみと思うのです。お金は時間なり、マネーイズタイムだと!

というのも、あなたの手元にやってきたお金というのは大なり小なり労働の対価として支払われたものであることが多いからです。つまりそのお金は、あなたの貴重な時間を引き渡すことによって「その他の何か」と交換するために存在するツールに形を変えたにすぎない。

この「お金というツール」で家賃を払っても食べ物を買ってもかばんを買ってもオッケー!なわけですが、この「お金は労働が形を変えたものである」という概念を頭の片隅に置いておくと、何かを買おうかなと考えた時に少し違う見方で物事を見ることができるのではないかと思います。

たとえば週末特価で2490円の洋服は一見安そうに見えるけど、時給800円の人にとってそれは3時間以上働かないと手に入らないアイテムなわけです。税金とかあれこれ控除されることも考慮すると働いた金額が全額貰えるわけではないから、実質は4時間くらい働かないと買えない計算になるんじゃないかと。

と考えた時に「これは自分の労働4時間分に値するものだろうか」「今日4時間働いたとして、お給料の代わりにこれを受け取ったら嬉しいだろうか」と考えるようにすると割といろんなものが「いやぁ・・・別に、だったらいらんかな・・・」って思えたりしませんか?

わたしの場合はYouTubeで一日にもらえる金額で換算してしまうので(まあ一日に数時間しか働いてませんけど)大体「あー、今あるやつで間に合ってるからええわ・・・」ってなっちゃう。あ、それは単にわたしがドケチだからか。

もしわたしの時給が百万円くらいだったら悩んでいる時間の方がもったいないからさっさと何でも買ってしまうような気はします。こうなってくるとそれこそタイムイズマネー。

そんなドケチなわたしですが、それを買うことによって時間や労力が節約できるアイテムに関しては割とサクッと買ってます(※アイテムによって夫=一家の大黒柱にお伺いは立てますが)。「時間を買う」ってことですね。最近買ってよかったものは食洗機とインスタントポットです。

あとこの「お金は時間である」という概念から見ると、長期的にお金をどんどん生んでくれる「投資」は本当に効率がいいというか、「自分がお金のために働く」代わりに「お金が自分のために働いてくれる」ので最強だと思っています。時間を味方に付けて、複利の力でどんどん増えていくなんて最高じゃないですか。

逆に言えばこの「お金」というツールを間に介在させずに、手を動かして労働することで何らかの形で直接欲しいものを手に入れるのもアリだと思うんですよね。

結果的に欲しいものが手に入ればいいわけだから、なんでもかんでもお金に換算してから手に入れなくてもいい。お金を使わずに物々交換や労働と引き換えに住む場所や食べ物を手に入れたり、方法はひとつじゃないってことで。

ということを考えていると楽しくて延々時間を使っちゃえるんだけど、あの世にお金は持っていけないからどっちにしても生きているうちに満足度の高い使い方をしたいもんです。

いただいたサポートは我が家の4匹のうさぎのお野菜代に充てさせていただきます(*'▽') むしゃむしゃー!