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シンプルなモノのチカラ

53歳という年齢の私。最近、娘が撮った私の写真を見て「老けたなあ」と、あらためて感じました。

鏡を見る時って、結構顔を作っちゃうじゃないですか?だから自分のほんとの顔に気づきにくい。いえ、あえて気付かないように、鏡にうつしている自分がいます。滑稽だけど。

わりと気分がポシャっとなって、毎日書くと決めたnoteから遠ざかっていました。

うん。言い訳ですが。ほんとの自分の姿を真っ直ぐ見るって、この年になるとなかなか勇気が必要にもなってきます。同じように過ごしているつもりでも、確実に若い時のようには動けなくなっているし、可愛げも薄れている。。。。いや、無くなっています。


もうね、カッコつけても仕方ないのよ、と思ってても、いいやまだまだ!と思いたい自分もいます。

そんな葛藤の日々のなか、私の好きなお蕎麦屋さんへ久しぶりにうかがいました。

このお蕎麦屋さんのお料理は、素材の良さを活かすために、塩やわさびやカラシまで、そのお料理に合わせてチョイスして変えています。ほんとに細やかな心配りあって、見た目にはなんてことないあっさりとした盛り付けなのに、一口口に運ぶたびに衝撃が走ります。

驚かせようとしているわけではないのに、驚いてしまうお料理。ああ、私もこんな風な心配りで良い意味で人を驚かせるように、時間を重ねているだろうか?

もう53歳なのか?まだ53歳なのか?


付け合わせのカラシほどにも、いい仕事を私はできているだろうか?自分の役割を果たせているだろうか?存在価値を自分で理解できているだろうか?その価値を創出出来ているだろうか?

シンプルなお料理をいただいて、いろんな気付きをもらいました。周囲の人を際立たせられるような、付け合わせのカラシほどの仕事がしたい。生き方したい。食べるってやっぱり大切。いろんなことを食べることから学びますね。

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