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拝啓、夢主だった君たちへ。~嫌われ夢女の友人編~

夢小説というものをご存知だろうか。

二次元の沼にハマり、二次創作に触れた人間であれば大抵知っているし、誰しも一度は読んだことがあるのではなかろうか。
なんと一部、三次元界隈にも進出している。
それは、みんな、ほどほどにな。


簡単に言ってしまえば、
あなたの好きなキャラクター(3次元であれば芸能人など) × あなた・もしくはあなたの生み出したオリジナルキャラクターの物語が読める小説のことである。

こちら、ネットにあがっている作品の中には、主人公の名前を変えられる機能がついているものもあるので、夢小説の中では私も好きなキャラから
「雷、好きだよ」
と、言ってもらうことが可能なのです。(可能なのですじゃないよ)

このように、自分とキャラクターに関する想像が好き・また、夢小説を好む女のことを総じて"夢女"と言い、夢小説内での自分(or自分の作りだしたキャラクター)のことを"夢主"と呼びます。(※諸説あります)

ちなみに私が拗らせていた頃は立派な"夢女"であり、作品投稿などの経験もあるので、"夢主"設定作りに関しては任せてもらいたい。
もう卒業したけどね…いや本当に。


なぜこの話を書いているかというと、学生時代からの友達と久々に"夢小説"の話になったから。

私たちはもう立派な社会人・素敵な大人-淑女-なので、オシャなカフェでランチだってするのだが、オシャなカフェでランチしながらなんか盛り上がっちゃって当時の夢小説についての話をすることになったのだ。

オシャレで詳細の分からないご飯を食べた。(美味)


私の友人は、当時"嫌われ"の夢主をやっていました。

色んな人間がいる。という意味で、知っておいてもらった方が皆さんの人生も豊かになると思うので解説させてもらおう。
"嫌われ"とはその名の通り、その漫画のキャラクターたち・周りの人たちから"夢主"が悉く嫌われている設定の夢小説である。

今、「…は?」と思ったでしょう。
私もその気持ちは理解できないので「生き辛かろうに、大変だなぁ」と思っております。

ピンとこないだろうから、ハッキリとした例えで言うと、私の友人は、
某H中学テニス部の部員たちのほとんど&それを取り囲む人間たちから大いに嫌われ、いじめを受けていた時期があります。
水をかけられたり体育倉庫で酷い目にあったりしたらしいですが、テニス部部長でもある某A部様だけは彼女の味方になってくれて、2人で他部員をギャフンと黙らせて大団円で氷てゲフッウォフt…中学を卒業したそうです。なあ、樺地。

他にもAKUMAを倒すためにエクソシストになったら教団のほとんどから嫌われ、AKUMAからどんな酷い攻撃を喰らっても仲間が誰も助けてくれなくていつの間に運ばれた救護室で一人泣いたり、死神として尸魂界で新生活を送るも流魂街でも護廷十三隊の誰からも嫌われていたりしたこともあります。かわいそすぎ。


皆さん、そういう人もいるんです。(私の大事な友達がそうです)

国家錬金術師だった時代とか暗殺者だった時代とか色んな人生を歩んできた私ですが、皆様はいかがですか?
夢主、やってましたか?

経験ある方、いつか私と"夢主あるある"であの頃を振り返り笑ってお話ししましょう。
どうせ皆様1回はなんらかの部活のマネージャーやったことあるんでしょ?
「おもしれー女(男)」だったことあるんでしょ?
「細すぎる」って言われたことあるんでしょ?

私は割とノーマルな夢女(ノーマルとは)だったのですが、私の友人にはまだ不思議な夢女が沢山いるので、またの機会にご紹介出来ればと思います。

今後も夢小説業界の更なる発展をお祈りしております。

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