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なぜフットサルは海外組が少ないのか。

こんばんは。


去年はブラジルに、

今年はイタリアに。

なぜ海外へ移籍するのか。


僕は海外へ行けばフットサルが上手くなるとは思っていないけれど、

海外のリーグでしか経験できないことはあると思っています。

そして海外で言葉の通じない場所で一人で生活していくこともフットサルにいい影響があると思っています。


サッカーは三浦知良さんや中田英寿さんのような先駆者がいて、

海外で認められて、

今では日本代表の大半が海外組です。


フットサル日本代表で海外組と呼ばれる選手は、

逸見くんと清水くんの2人でしょう。

海外でプレーしている若い選手はいますが、

代表に関わっている選手は今のところ2人です。


なぜフットサルに海外組が少ないのか。


それは、明らかに資金による環境面でしょう。

なぜサッカーに海外組が多いのかは、

入団テストなんて受ける必要がなく、移籍先での確保された給料が海外へ行かずとも決まっているからです。

お金のリスクがない。


フットサルはどうですか。

僕が去年ブラジルに単身挑戦したように、

渡航費も生活費も自分で出して、向こうで入団テストを受けるんです。

不合格だったら?

帰国するしかないんです。

そしてその時には日本の元所属のチームに戻れる保証なんてないですから

下手したら全てを失うことだってあり得るんです。


Fリーグはしっかりとした国内最高峰リーグです。

資金面はまだまだですけど、

スポーツ選手として扱われ、レベルだってアジアでは上位。

興業としては成り立っているんです。

その環境を捨てて、どうして誰も自分のことを知らない海外のリーグに

自分でお金を出して行くんですか。

行かないでしょう。

じゃあなんで大徳は行くんですか。って。

それは普通は行かない。からです。


サッカーは時間をかけて海外に向かったんです。

フットサルも向かうべきなんです。


僕はFリーグがレベル低いなんて思ったことないですし、

日本じゃ成長できない。とも思ってないです。

でも日本じゃないと成長できないこともないんです。


海外には海外でしか成長できないことがあるんですよ。


だから僕は海外に目を向けているし、

すすんで挑戦して結果を残して認められることで、

次の選手が行きやすいようにするんです。

そんな積み重ねがフットサル界のスタンダードを変えていくと僕は信じています。

今までだってもちろん海外に挑戦した選手はたくさんいました。

僕はそういう方々の話をよく聞いたし、

今の僕はその方々が作ってきた歴史をつないでいるだけなんです。


僕はスタンダードを変えたかったから、

イタリアに行かずに日本でオファーをもらったし、

フットサルだけで生活していける給料をもらえる契約を

日本でしたんです。


否定するわけではないのですが、

入団テストっていうシステム自体が、

すでに十分な給料をもらえるシステムではないんです。


だって入団させてください。っていう側と

契約してあげるよ。っていう側なのですから、

で、契約できなかったら帰国せざるを得ないわけですから、

向こうの提示に基本的には従うしかないのです。


今の僕にはリスクはありません。

もちろん試合に出れるか。とか怪我しないか。

とかはもう僕の力次第ですが、

生活に困るリスクはないわけです。


僕は海外組のフットサル選手として一つ階段を上ったわけです。

次は?

僕が結果を残して、

お金を出して僕を獲得して良かったとチームに思ってもらうことです。

そして他のチームにも日本人を獲得してみよう。と思わせることです。

この一歩一歩が日本フットサル界のスタンダードを変えていくはずなんです。


僕は自分だけが海外で成功していればよいなんて一ミリも思ってなくて、

むしろ送り込みたいです。

僕がモデルになって、

世界を考えている日本国内の選手を僕が導きます。


っていう気持ちで僕はイタリアに飛ぶんです。

長々と語ってしまいました。


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