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2023年のJリーグマスコット重大ニュース

毎年恒例、年間Jリーグマスコット重大ニュースまとめです。
色々あった一年でしたね。

過去の重大ニュースは以下のリンク(旧ブログ)を参照してください。

◆2015年重大ニュース前編後編
◆2016年重大ニュース前編後編
◆2017年重大ニュース
◆2018年重大ニュース
◆2019年重大ニュース
◆2020年重大ニュース
◆2021年重大ニュース
◆2022年重大ニュース 

この記事のピックアップする話題はあくまで管理人の独断と偏見なので、みなさんそれぞれで重大ニュースを振り返ってみることをお勧めします。



10位:ヴォルタくん、びしょ濡れ

徳島の夏のホームゲーム3試合で行われた水遊びイベントで、ヴォルタくんがマスコットの領分を超えたずぶ濡れっぷりを披露。
界隈を騒然とさせました。

後述しますが、各スタジアム場外のマスコットグリーティングが完全復活した2023年のJリーグにおいて、ヴォルタくん&ティスちゃんはもっとも輝きを取り戻したマスコットの一組と言えるでしょうね。

なんだこれ

参考:ヴォルタくん、濡れまくる(2023年Jリーグマスコット名場面)

9位:各クラブで新マスコットプロジェクト続々

色々なクラブでマスコットが出尽くした?感のあるこの2023年になっても、各地で新マスコットのプロジェクトが次々と立ち上がっています。終わらないムーブメント。

特に「リブランディング」の流れでマスコットにも手を入れようという動きに関しては、新マスコット「ザスパンダ」を登場させる群馬に続くクラブも出てくるかもしれません。
その際、群馬は既存マスコット(湯友)も一緒に存続させる決断を下しましたが、他はどうでしょうか。

奈良クラブは県内の小学生に原案を募集するという手法。2024シーズン頭からお目にかかれるのでしょうか?

Jリーグ入りを目指すクリアソン新宿も、マスコットの役割を明確に位置付けた上でプロジェクトを進行させています。
近年の新興クラブはマスコットを積極的に活かすところ、その逆に「意識的に」マスコットを活かそうとはしないところなどが割と明確な印象ですね。
もはや運営を方向性を考える上で避けては通れないサッカークラブの一要素となったということでしょうか、良くも悪くも。

参考:マスコットのモチーフ被りを恐れてはいけない(奈良クラブについて)

8位:川崎フロンターレにメーカブー誕生

川崎フロンターレのカブレラ&たかたのゆめちゃんに子どもが誕生。

その赤ちゃん「メーカブー」の誕生シーンがあまりにシュールで、アウェイサポである浦和サポーターも唖然とするという一幕は記憶に新しいですね。

誕生後は「メーカブー抱っこされる」という企画で、色んなゲスト関係者に抱っこされていました。

このメーカブーについては、ふろん太が熱心に面倒を見続けている印象がありますね…。
もはやふろん太もファミリーの一員。

家族の風景

7位:フリ丸、大活躍

特に何か大きなイベントがあったというわけではないのですが、一年を通して横浜FCのフリ丸が非常に精力的な活動を続けていた一年でした。
かなりの新規ファンを獲得したのではないでしょうか。

サンリオキャラクターとの撮影会は大盛況。

市内の小学校周りも丹念に重ねるなかで、毎回おもしろ写真を投稿するというマメさも。

そしてファン感イベントで「マツケンサンバII」を披露した際のこの強烈な作り込み。
今一番勢いのあるJマスコットと言えるのではないでしょうか。

6位:大分のもふもふニータンランド、毎試合開催

Jリーグの巨大ぬいぐるみブームを牽引してきた大分は2023年もトップランナーぶりを見せつけていました。

超巨大ぬいぐるみ「メガニータン」の発送に始まり…

リーグ戦では毎試合、サポーター有志によるぬいぐるみ並べ「もふもふニータンランド」が開催。
年何回かならまだ分かるのですが、これを毎試合、キックオフ数時間前にやっているんですよね。見事というしかありませんでした。

そしてクラブ側の施策としては「圧倒的ニータン&リッジー専用席」の運用が開始。
毎試合壮観な風景が展開されていました。

↑上のほうの黒い帽子かぶってる子が管理人の連れてきたやつです

参考:圧倒的ニータンを里帰りさせる

5位:WEリーグマスコット大集合実現

Jリーグの例に倣うように、秋の「WEリーグカップファイナル」にてマスコット大集合イベントが実現。

WEリーグマスコットという性質上、これまでなかなか出張・交流できなかった女子マスコットたちが一堂に会するという貴重な機会となりました。

そしてこの試合では、WEリーグ公式マスコット「ウィーナ」がデビュー。

デビュー以降、まさにリーグの顔として様々な場所で活動を行っています。今後に期待ですね。

参考:WEリーグカップ決勝でWEマスコット大集合!


4位:マリンちゃん、最後のマスコット総選挙を制す

2023年のスーパーカップで長い歴史に幕を閉じた「Jリーグマスコット総選挙」。
その戦いを制したのは、初出場である横浜F・マリノスのマリンでした。

過去にマリノスケ、マリノス君も優勝しているこの総選挙。同一クラブのマスコット3名全員優勝と言うのはもちろん快挙です。

そんなマリンちゃんは、デビュー2年目のシーズンもクラブのアピールに大貢献を続けていましたね。

マリノスの新練習場オープンに合わせて期間限定で登場した「京急くりはマリン駅」


映る写真すべてが映えまくっているマリンちゃん、快進撃はまだまだ続きます。

3位:ヴィヴィくん、ディナーショー開催

圧倒的な活動量を誇る長崎のヴィヴィくんは2023年も独走状態。
マスコット総選挙の絡みで約束されたホテルディナーショーが見事実現しました。

ディナーショーの内容は、これまでのヴィヴィくんの活動を追ってきた人が存分に楽しめるような、まさにヴィヴィくんベスト的なイベントだったとのことです。
3万円弱の参加費にも関わらず110人の席が埋まるだけのことはありますね。

ヴィヴィくんが凄いのは、このディナーショーに労力を傾注していたにも関わらず、直後のハロウィン仮装にも例年以上の力作を用意していたことですね。
やると決めたらこだわりぬく、ヴィヴィくんの職人気質がこれでもかと見られた一年でした。

参考:ヴィヴィくんの2023年ハロウィン仮装、すごいとしか言いようがない

2位:各地でマスコットの場外グリーティングが本格的に復活

Jリーグの2023年は声出し応援などのコロナ禍ルールがほぼ完全に撤廃された、まさにアフターコロナのシーズン。
その一環として、マスコットと来場者の直の触れ合いも一気に解禁されました。「3年ぶり」の触れ合いが各地で戻ってきたのです。

触れることができないサポーターとの距離を、時間をかけて乗り越えたJリーグマスコットの皆さん。
このかけがえのない環境をなんとか維持していきたいですね。

参考:マスコットとまた近くで触れ合えるようになって嬉しい

1位:アスルクラロ沼津のアスルくん、デビュー

2023年の超大型新人といえば、やはりアスルクラロ沼津のアスルくんでしょう。

いきなりデビュー戦でオーバーオール姿を披露した時点で大物感を醸し出していたアスルくん。
派手なパフォーマンスを魅せるタイプではないですが、非常に熱心かつ丁寧なグリーティングと各方面に行き届いた発信力を兼ね備え、まさに新時代の「できるマスコット」像を作り上げています。
実際に会った人がことごとく沼に落ちていましたね…。

※ダンスもしっかり練習してくる努力のインターン生

※インターネット上のネタにも精通

なにより、これまでマスコットにそんなに興味のなさそうな感じだったアスルクラロ沼津が、アスルくんを全力でクラブの広報に活かそうとしている姿勢が嬉しいですね。

充実のデビューイヤーでしたが、街や地域にその存在を浸透させるのは長い時間のかかる作業です。これからも地道に積み上げて行ってほしいところですね。

参考:沼津のアスルくんが教えてくれた、見たことのない海と空


以上、2023年の重大ニュースでした。
常に新たな話題を提供してくれる刺激的なマスコット界に感謝…。


一年の終わりに



余談ですが、管理人的にも2023年は色々あった一年でした。

スーパーカップ前の「J論」動画配信に出演したり

「関西レノサポ会」パブリックビューイングでトークショーを行ったり
Jリーグマスコットの魅力って?(関西レノサポ会トークショーまとめ)

念願の「圧倒的ニータンの里帰り」を果たしたり

圧倒的ニータンを里帰りさせる

福島ユナイテッドの試合イベントに呼ばれたり…

福島ユナイテッドFCの試合前トークショーに呼ばれたはなし

↑3分38秒くらいにトークショーの様子が一瞬出てきます

そして、このブログがlivedoorからnoteに移行したのも2023年の出来事であり、通算記事数が1000本を超えたのもやはり2023年でした。
リアルの交流イベント「Jリーグマスコット好きが集まる会」も無事再開できました。

様々な出会いや体験のきっかけを与えてくれるマスコット界、キャラクター界の素晴らしさを実感しつつ、2024年もこの素敵な世界にマイペースで関わっていきたいという思いです。
今後ともどうぞよろしくお願いします。


【参考】このnoteで2023年に読まれた記事トップ3
1位:
マスコットに会いに行ったら、ちゃんと「マスコットに会いにここに来ました」と伝えたい
ベルティかわいいよベルティ

2位:
モフレムとガンバボーイの完璧な分業体制
まさか2年目になって分業体制が洗練される方向に行くとは

3位:
ヴィヴィくんの2023年ハロウィン仮装、すごいとしか言いようがない
すごいとしか言いようがない

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