イノベーションのジレンマと僕

イノベーションのジレンマという言葉がある。それまで、市場を席巻していた大企業が新興企業に淘汰されるというものである。例えば、デスクトップコンピューターが登場したとき、その担い手は新興企業だった。これは、技術的な差によるものではない。理由は以下のようなものである。

・バリューネットワーク(その製品の供給者と需要者で構成される共同体)

・利益性

まず、バリューネットワーク。製品の供給者は現在の需要者をみたそうとする。

新興企業が侵攻してきた時の対策としては、より利益性の高い市場へ(技術が高く、粗利益が高い市場へ)移転する。

新興企業によって作り出される破壊的イノベーションには、次のような特徴があげられる。

・その技術は既に既存の企業によって開発されていたものである。

・既存企業が単純な進歩を良しとしている。

デスクトップやノートパソコンの例であげると、ノートパソコンやデスクトップは性能を求めるユーザーよりも、コンパクトさや安さを求める層にから浸透していった。そして、それらのバリューネットワークはやがて広がりを見せた。そして、その製品自身も技術向上を果たし、既存の企業が席巻していたニーズはで満たすようになった。

つまり、既存企業は顧客のニーズを満たすこと、技術的進歩をして利益性を高めることを追求したが上に別のバリューネットワークを捉える、新興企業にやられてしまったのである。

つまり、駆逐される既存企業と新興企業の違いとは、バリューネットワークの違いと利益性の違いに他ならない。既存企業はむしろそのバリューネットワークにとっては優秀な企業にほかならないのである。

さて、僕の話に入る。これは、企業の話で援用はできないかもしれないけれど、僕はどうあるべきだろうか。今、あるバリューネットワーク、つまり僕を支持してくれる人の共同体をどのように捉えていくべきなのだろうか。考察はここで止まっている。

【参考文献】

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E-%E2%80%95%E6%8A%80%E8%A1%93%E9%9D%A9%E6%96%B0%E3%81%8C%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E4%BC%81%E6%A5%AD%E3%82%92%E6%BB%85%E3%81%BC%E3%81%99%E3%81%A8%E3%81%8D-Harvard-business-school/dp/4798100234/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&keywords=%E3%82%A4%E3%83%8E%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%AE%E3%82%B8%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%9E&qid=1565233193&s=gateway&sr=8-1

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