レディナビゲーション(チャットモンチー)

レディナビゲーション (チャットモンチー)

いつもゴールを探してる
道はばっちりナビってる
今どこ走ってるかって?
知らない そんなこと
いきなり荒野で立ち往生
行き先 再度検索中
ナビは明日を指している
壊れてる?なんなのよ!
渋滞なんかしていない
ふと足元確かめた
汚れていない 私のブーツ
景色を変えたいのなら
歩いて 走って スキップして
とにかく前へ とりあえず前へ
目指すは誰かの背中でもいい
物語変えたいのなら
ページ めくって 真っ白な
未来にペンで なぐり絵描いて
きれいな言葉でごまかさない それは私だけのルート
いつもゴールを探してた
車はこっそり乗り捨てた
履き潰してみたい 私の運命
景色を変えたいのなら
歩いて 走って スキップして
とにかく前へ とりあえず前へ
すれ違う人に手を振って
明日を変えたいのなら
強さ 弱さも スキップして
とにかく前へ とりあえず前へ
待ってるチャンスに飛び込んで
これが私だけのルート

上は、最近私がよく聞くチャットモンチーのレディナビゲーションの歌詞だ。僕はこの歌が好きだ。というより、僕の思いが見事に具現化されているので、心の声が聴きたくなればこの歌を聴くという感じだ。

僕は、この歌詞の特に『渋滞なんかしていない ふと足元確かめた 汚れていない 私のブーツ』のところが好きだ。物事に対して屁理屈を言った挙句ふと気づく、「自分は何かしら理由をつけてなにもしていないではないか?」「自分のブーツは汚れていないのではないか?」そして、周りを見ると景色や見えるものは恐ろしく変わっていないのだ。

それなら、どうすればよいのか。とりあえずやってみよう。とにかく前に進んでみよう。自分という物語を変えたいなら、とりあえず書いてみよう。そうだ、答えはその「とりあえず○○してみよう」にあるのだ。そして、そのなかで自分なりの方法論や法則をみつけ、私だけのルートができるのだ。何もしない批評家になるんじゃない。

この歌を聴くと、痛快だ。爽快感を覚える。行動したくなる。何か目の前の壁をぶち壊したくなる。そして、この歌のように自分も駆け抜けたくなる。というか、駆け抜けなければならないのだ。

チャットモンチーと言えば、「シャングリラ」や「ヒラヒラヒラク秘密の扉」、「風吹けば恋」などが挙げられるが僕は「レディナビゲーション」もそれに劣らない、いやそれ以上であると感じている。

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